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暑かったですね。 |
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老眼おっさん
(61)投稿日:2007年09月14日 (金) 13時19分
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現在使用しているTSですが、とうとう寿命がきてしまったようです。 5年のリースが終了し、やっとこれからが儲けの期間と喜んでいたのですが、6年が過ぎようとしたこの夏の猛暑にやられたのでしょうか、測定距離が最初の観測から少しづつ増加して5回目ほどで安定するのですが、最初と5回目では1センチ以上の較差がある状態となってしまいました。
幸い、現況測量をしている時のことで、距離測定で2回距離を測定していたところ、えらく距離がばらつくので気にして見ていたらとんでもないことになっていました。
これが境界点を観測している時だったら・・。 冷や汗ものです。
購入当初から問題があったTSですが、長い間使っているとなんともいえない愛着があります。
今となっては、あまり整備しなかった自分を反省しています。
結局、修理をするのか新しいTSを購入しようか迷いましたが、思い切って新しいTSを購入することにしました。
いろんなTSのデモをしてもらったのですが、TSの性能は驚くほど良くなっていますね。
自動で首を振る機械も見たのですが、なんとも楽な機械ですね。 観測する人間がいらなくなるのじゃないかと思ってしまいます。 下手をすると基準点測量の出来る技術者がどんどん少なくなってしまうんじゃないかと余計な心配もします。 結局、うちの大蔵省が首を横に振るので、昔ながらのシンプルな機能のTSにしました。
えっ年寄りだから機械の使い方が解らないのでやせ我慢だろうって。 そうかもね。
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□17年物の熟成大吟醸?/測量屋道後現場事務所
(62)投稿日 : 2007年09月14日 (金) 18時37分
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とうとう行っちゃいましたか?でも 5年で寿命がつきるのは、あまりにも早すぎますね。
私のTSなどは、何年物かと、考えるのが恐ろしかったのですが 今、指折り数えて見ると、なナなんと17年物の古酒でした。
とりあえず、現場に出る前には点検しているのですが もっとも、仕事が暇なので、点検していることの 方が多かったりするのですが、とりあえず、いまだ現役です。
先日、測量機器の業者さんに点検調整を依頼したところ グリスアップと、ネジ関係の調整をしてくれただけで 特に、異常なしとのことでした。 でも、最新のカタログを山ほどくれました。
昔の機器は重たいけれども、頑丈なのかもしれません。
自動で首を振る機器を使用した現場に何度か行った ことがありますが、地盤がしっかりしてないとか 三脚がしっかりセットできていない所では、結果が不安定 になるようです。
プリズムが正対していないと、大きく違うこともあるみたい で、先の研修の時にも、皆さんがアッと言うことがありまし たから、いろいろと注意しないといけないみたいですね。
機器がいくら進歩しても、使うのは人間ですから、やっぱり 技術者がいなくなると困りますね。 |
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□腕が悪い/老眼おっさん
(63)投稿日 : 2007年09月18日 (火) 09時16分
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測量屋さん。熟成17年とは、なんともすごいですね。
私の使用するTSは6、7年で駄目になっています。 日頃の手入れが悪いのはわかっているのですが、大事な機械なのだからもっと大切に扱わなければとおもっているのですが、雑な性格なものでいい加減な扱いになっています。 反省。 測量屋さんも、迷惑おっさんも機械は本当に大事に扱っていますよね。
一緒に仕事や研修をしても、その事が良くわかります。
ところで、前のTSでは高度角の正方向と反方向では、‐1°23′15″と+1°23′42″といったように、いつも決まったように30秒程度の較差がありました。
確かに、迷惑おっさんや測量屋さんの4級基準点測量の観測結果をみると、2、3″から10″程度の較差ですよね。
ひょっとして、同一メーカーで、着脱式を使用しているけれど、整準台とTSの高さが相違しているのではないかと疑ってみたりしたのですが、そうではないようです。
メーカーに聞くと、私のTSをいろいろ調べてくれたようなのですが、結局「あなたの腕が悪い」という返事でした。
今回新しいTSで7点ほどの4級基準点の観測をしてみました。 機械の操作法が相違しているので、いつもの1.5倍ほどの観測時間となり。ちょっとてこずってしまいましたが何とか観測を終了しました。
そこで、高度角のチェックをしてみると正方向、反方向の較差は2、3″〜10″まででおさまりました。
私の腕にも原因はあるのでしょうが、機械にも原因があったような気もします。
新たに機械を購入される時には、操作方法は当たり前ですが、基準点測量に使用する要領で距離や高度角の正・反、そして水平角も対回観測をしてチェックをされた方が、後々よいのではないでしょうか。
そうしないと、腕が悪いの一言で済まされてしまいます。
腕に自信がもてない人は、私のように「そうかな」と簡単に納得してしまいます。 |