投稿日:2019年09月16日 (月) 12時10分
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9/8キャスト コリンナ 光岡暁恵 メリベーア侯爵夫人 富岡明子 フォルヴィル伯爵夫人 横前奈緒 コルテーゼ夫人 坂口裕子 騎士ベルフィオーレ 糸賀修平 リーベンスコフ伯爵 山本康寛 シドニー卿 小野寺光 ドン・プロフォンド 押川浩士 トロンボノク男爵 折江忠道 ドン・アルヴァーロ 上江隼人 ドン・プルデンツィオ 田島達也 他
Tさんが9/7について詳述されていますので、特に印象に残った点を簡単に。
岡野守のアントーニオについては、私も同感。 直前に歌った三浦さんとの比較で正統的で滑らかな発声が目立ったかな?。
コルテーゼ夫人は両日とも曲の難しさの方が目立ってしまった印象。 カバレッタでの低音且つ早口部分で言葉を立てるのは誰が歌っても … かな?。 フォルヴィル伯爵夫人の横前さんはなかなか良かったと思いますが、 なんといっても凄かったのは、帽子が無事なのを知って喜んで走り回る シーンでの佐藤美枝子さん。50過ぎてあの走りは素晴らしいでしょう!。
須藤さんが何といっても素晴らしかったですね。 谷さん、上江さんと比べてもひときわ輝かしいイタリア的な音色。
リーベンスコフ伯爵、小堀さんは同感、山本さんは比較するとイマイチ なのですが、持ち役を少し重めにシフトしてるのかな、とも感じました。
ドン・プロフォンドにバリトンの押川さんを起用した点については、 聴いてみて納得できました。歌合戦でのメリベーア侯爵夫人との二重唱では ファルセットのGが書いてある役ですから、ヴィヴァ・ラ・マンマが 好評だった押川さんには適役、アリアでも久保田さんの真面目よりに対し、 思いっきり羽目を外した歌い方で、両日聴いて納得できる感じでした。
14重唱途中でのコリンナ・フォルヴィルの張り合い、7日は椿姫から でしたが、8日はベルカントオペラのカデンツァと思われる高音の出し合い、 最後の光岡さんの高音には、場内からため息が漏れていました。 今や日本人リリコ・レッジェーロのトップ、と感じましたね。 |
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