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[1961]パルシファル 別キャスト 投稿者:看守

投稿日:2022年07月18日 (月) 21時17分

こんにちは。
1997年 新国立劇場開場の「ローエングリン」に行って以来、
福井敬 最後のワーグナーになるかも、と思い足を運びました。

「パルジファル」 7月13日(水)
アムフォルタス黒田 博
ティトゥレル 大塚博章
グルネマンツ加藤宏隆
パルジファル福井 敬
クリングゾル門間信樹
クンドリ田崎尚美 他

Tさんはソフトに書いてますが、かなり納得できない演出でしたね。グルネマンツ 加藤、クンドリ 田崎の二人が大満足だったので、金返せとまでは思わない公演でしたが。

福井、黒田の両ベテラン、上記の二人が力まずにすっと出した声が
場内に響く感じに対し、頑張って押して響かせているように感じ、
流石の人気のお二人も年齢を感じさせているのかな、と思いました。

福井敬に関しては、予習で見ていたのがフォークトだったので、
彼独特?の歌い方では聖なる感じはしない、ですよね。
フォークトの「聖なる感」が凄いとも言えると思いますが。

一つ気になったのは、Tさんも評価されていますが、
舞台裏からの女声合唱がやけにピンと奇麗に聴こえた点。
ホールの特性でPAという訳ではないのでしょうか?。

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[1962]パルジファル投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2022年07月19日 (火) 22時06分
福井さん、最近ワーグナー、多いです。福井さんなら歌えるということでキャスティングされるんでしょうけど、福井敬をもってしてもヘルデンテノールの役は無理だな、というのが私の何度か聴いた感想です。新国立劇場で何度か聴いている本物のヘルデンテノールはオケに負けずに最後まで歌い切りますから。日本人歌手で、その力量がある方がいるのかしら。体格と声量から言えば、笛田博昭さんでしょうが、彼がワーグナーを歌ったのを聴いたことはありません。
田崎尚美さんは本当に実力者です。今年新国立劇場の「さまよえるオランダ人」でゼンダを歌いましたけど、本当にほれぼれするような歌唱。多分、日本人歌手で、ワグナーに一番ふさわしいソプラノかと思います。
まだ40前後の筈です。これからますますの活躍を期待したいところですね。

パルジファルはワグナーの最後の作品で、ワグネリアンの皆様からは凄く評価が高いようですけど、私はワグナーの夜郎自大的な性格が強すぎる作品で、好きな作品ではありません。

そういう聴き手を満足させるほどの歌唱でも演出でもなかった、というのが私の結論です。裏の合唱はPA使用していたでしょう。私はそこは批判的ではありません。

[1959]公演ご案内 投稿者:PIKA

投稿日:2021年12月05日 (日) 13時41分

こんにちは。
今年は秋のベルカントに1.2回と思っていたのですが、
何かとかち合って、東京へは行きそびれてしまいました。
「彩」もリードする歌う会とかち合っちゃいましたし。
演出が評判の「魔笛」は見られたので、良しとしましょう。
下記の公演が、今日制作発表されましたので、ご案内させていただきます。

奥州市文化会館Zホール開館30周年記念事業

プッチーニ 『トスカ』 全3幕 字幕付き原語上演

2022年7月31日(日) 14時開演
奥州市文化会館(Zホール) 大ホール
入場料:S席 10,000円 A席 8,000円 B席 6,000円

キャスト
トスカ : 野田ヒロ子(盛岡市出身)
カヴァラドッシ : 福井 敬(奥州市出身)  
スカルピア : 須藤慎吾
アンジェロッティ : 久保田真澄
堂守 : 押川浩士
スポレッタ : 松浦 健
シャルローネ : 龍 進一郎 
看守 : 鈴木 光(奥州市)
牧童 : 石川慶子(北上市)

スタッフ
総合プロデュース・合唱指揮/及川貢(奥州市出身)
星出 豊 指揮 テアトロ・ジーリオ・ショウワ管弦楽団
演出:三浦安浩  副指揮:須藤桂司  演出助手:大森孝子
美術:鈴木俊朗  照明:稲葉直人  衣装:増田恵美
舞台監督:菅原多敢弘  

合唱/Zホール開館30周年記念合唱団
児童合唱/Zホール児童合唱団
協力 : 劇団「Zの風」

制作協力 : 公益財団法人日本オペラ振興会

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[1960]素晴らしい公演が期待できそうです。投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2021年12月20日 (月) 09時21分
PIKAさま
ご案内ありがとうございます。
素晴らしい公演になりそうですね。野田さんのトスカは以前聴きましたが、私が聴いたトスカの中では一番素晴らしかったと思いますし、福井さんのカヴァラドッシも期待できます。須藤さんのスカルピアもいいでしょうね。
他の予定との兼ね合いになって、私自身は伺えるかどうかは分かりませんが、是非いい公演になりますことをお祈り申し上げます。

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[1963]素晴らしかった投稿者:kirara
投稿日:2022年08月04日 (木) 16時29分
7/31 奥州市にて「トスカ」公演を観てきました。
野田ヒロ子のトスカは6年前より熟成されていて魅惑たっぷりでした。色気の中にも1幕では可愛らしさもありサスガです。野田ヒロ子の美しいメゾピアノ〜ピアノの美声も鳥肌もので圧巻でした。
また福井敬のカヴァラドッシも艶があり美しいものでした。
そこに須藤慎吾さんのスカルピアの厭らしさも最高でした。
プロデュース・演出ともにとても良く素晴らしかったです。

[1953]「サバの女王」の上演記録について 投稿者:稲垣謙一

投稿日:2020年01月24日 (金) 11時46分

はじめまして、稲垣謙一と申します。
標記の件ですが、「サバの女王」の日本語訳詞、ハイライトでのアマチュア団体による上演を貴HPでは日本初演と認定しますか。
https://micro.at.webry.info/201807/article_4.html
因みに、演出は久保田郁子さんでした。しかし、ほぼコンサート形式でしたので、数名のダンサーの踊りと端折った部分をアナウンサーが館内放送で説明し進行するというスタイルでしたので、パンフには制作と記載されています。
宜しくお願い申し上げます。

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[1954]「サバの女王」の上演記録について投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2020年02月11日 (火) 17時57分
まず、返信が大変遅れたことを、謹んでお詫び申し上げます。

グノーの「サバの女王」について、私自身はどのような作品か知りませんし、またこの抜粋公演がどのようなものであったのかが分からないので、初演と認定するかと言われても、答えようがありません。
基本的に初演とは全曲演奏をするのが前提だとは思いますが、古い時代のものに付いては、分かる範囲の注記をつけて初演としています。

この演奏会形式の演奏も、全曲の7-8割演奏されたのであれば、日本初演としてもよいと思いますが、半分ぐらいだったら、どうでしょうかね。

歯切れが悪くて申し訳ありません。

[1951]「ランスへの旅」両日比較等 投稿者:pika

投稿日:2019年09月16日 (月) 12時10分

9/8キャスト
コリンナ 光岡暁恵
メリベーア侯爵夫人 富岡明子
フォルヴィル伯爵夫人 横前奈緒
コルテーゼ夫人 坂口裕子
騎士ベルフィオーレ 糸賀修平
リーベンスコフ伯爵 山本康寛
シドニー卿 小野寺光
ドン・プロフォンド 押川浩士
トロンボノク男爵 折江忠道
ドン・アルヴァーロ 上江隼人
ドン・プルデンツィオ 田島達也 他

Tさんが9/7について詳述されていますので、特に印象に残った点を簡単に。

岡野守のアントーニオについては、私も同感。
直前に歌った三浦さんとの比較で正統的で滑らかな発声が目立ったかな?。

コルテーゼ夫人は両日とも曲の難しさの方が目立ってしまった印象。
カバレッタでの低音且つ早口部分で言葉を立てるのは誰が歌っても … かな?。

フォルヴィル伯爵夫人の横前さんはなかなか良かったと思いますが、
なんといっても凄かったのは、帽子が無事なのを知って喜んで走り回る
シーンでの佐藤美枝子さん。50過ぎてあの走りは素晴らしいでしょう!。

須藤さんが何といっても素晴らしかったですね。
谷さん、上江さんと比べてもひときわ輝かしいイタリア的な音色。

リーベンスコフ伯爵、小堀さんは同感、山本さんは比較するとイマイチ
なのですが、持ち役を少し重めにシフトしてるのかな、とも感じました。

ドン・プロフォンドにバリトンの押川さんを起用した点については、
聴いてみて納得できました。歌合戦でのメリベーア侯爵夫人との二重唱では
ファルセットのGが書いてある役ですから、ヴィヴァ・ラ・マンマが
好評だった押川さんには適役、アリアでも久保田さんの真面目よりに対し、
思いっきり羽目を外した歌い方で、両日聴いて納得できる感じでした。

14重唱途中でのコリンナ・フォルヴィルの張り合い、7日は椿姫から
でしたが、8日はベルカントオペラのカデンツァと思われる高音の出し合い、
最後の光岡さんの高音には、場内からため息が漏れていました。
今や日本人リリコ・レッジェーロのトップ、と感じましたね。

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[1952]ありがとうございます。投稿者:どくたーT
投稿日:2019年09月19日 (木) 22時00分
Pikaさま

凄いです。ありがとうございます。
今回も両日聴くべきだったかな、と思ったりもしています。
7日については、pikaさまのご指摘、いちいちご尤もです。
光岡さんは前回のフォルヴォルを聴いてすごく感心したのですが、コリンナもよかったのですね。

[1949]追伸 投稿者:pika

投稿日:2019年08月15日 (木) 08時23分

3幕フィナーレ冒頭のバレエでは地元の小〜高校生と
思われるメンバーで、区民オペラらしい楽しさでした。
オスカルの別府さん、この役にはもっと軽い声の方が
合うと私は思っているのですが、そこそこ楽しめる歌。
あまり若いわけではない方のようですが、オスカルとしての
駆け込んでくるような動きが、若々しいのは立派でした。
アメーリアの藤永さん、この団体・箱では情感のこもった
丁寧な歌唱、と評価できますが、スケール感はない。
この役は、スケール大きく歌えないとメジャー団体では
無理ですよね。ウルリカ、シルヴァーノは、
辛口に書いていると長くなるので割愛です。

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[1950]久しく掲示板を見ておりませんでした。投稿者:どくたーT
投稿日:2019年09月05日 (木) 22時25分
管理人失格です。
それにしてもpikaさまありがとうございます。
丁寧な意見を頂戴し、感心しました。

私はこのチームの方はだいたい聴いたことがあるので、pikaさまのご意見、なるほどな、と思いました。

荒川区民オペラ、所用のため今年はいけなかったのですが、過去の印象から言うと、大抵は準備不足でした。アマチュアがプロに互してやろうと思ったら、もっと練習するなど、しっかり準備しなければいけないと思っています。

今年、そこが上手く行っていたとすれば進歩なのでしょう。

ソリストについての意見は過去の私の印象とあまり違いがないので、普段の歌を歌ったのでしょうね。

[1948]金管のスリリングさも楽し 投稿者:pika

投稿日:2019年08月14日 (水) 22時57分

こんにちは。
下記の公演について、Tさんに倣って、
なるべく辛口に感想を書いてみます。

荒川区民オペラ 第20回記念公演「仮面舞踏会」
日時  2019年8月12日(月) 主催 荒川区民オペラ
会場  サンパール荒川 大ホール
指揮  小崎 雅弘  演出  澤田 康子
荒川オペラ合唱団 荒川オペラバレエ 荒川区民交響楽団
リッカルド  新海 康仁
アメーリア  藤永 和望
レナート  野村 光洋
ウルリカ  石井 真弓
オスカル  別府美沙子
シルヴァーノ 香月 健
サミュエル  狩野 賢一
トム   三神祐太郎

この公演で一番「声」を楽しめたのは狩野さんでしたね。
一幕フィナーレで、オスカル・リッカルドだけでなく
サミュエル・トムの低音がアンサンブルを突き抜けて
聴こえてきたのは、なかなか出来ない体験だったと思います。
新海さんも素晴らしい美声で十分に楽しめたのですが、
リッカルドの衣装でリッカルドのパートを歌っているのに
アルフレードかロドルフォを歌っている音色にしか聴こえない、
リッカルドとしてはもっと気品のある音色にできないか、
と感じてしまいました。そこまで望むべきではないのかな?。
野村さんはね、新海さん、狩野さんと比べての話ですが、
一寸声が遠く感じました。最近よく目にする名前なので
厳しく見ることになりますが、若干不調気味なのかな?。
盛大なブラヴォーを叫んでる人たちは聞く耳あるの?、
という感じがしましたね。
最後に、私はTさんほどオケを聴く耳はもってないので
弦の精度などは判断できませんが、アマオケの楽しみの
一つに表題部分もあるのだな、と実感しました。

[1947]19周年、おめでとうございます! 投稿者:一静庵

投稿日:2019年07月16日 (火) 01時44分

どくたーTさま
「どくたーTの音文協奏曲」開設19周年、おめでとうございます。
N響のサイトや、「日本のオペラ年鑑」のデータベース化があったにしても、長年拝読させていただいているこちらに伺ってしまいます。
どうぞ、これからも、このホームページをお続け下さるようお願い致します。

[1945]デュトワはもう戻ってこない? 投稿者:みらい

投稿日:2019年03月24日 (日) 23時59分

デュトワ、今年も来ないですね。日本独特の1年謹慎という方針がデュトワ側に上手く伝わらなかったような気がします。
もう来ないのかな、と勘ぐってしまいます。
中国、韓国、台湾、スイス、ロシア、フランスとどんどん復帰しているだけに残念です。
日本にも5月、別府と大阪に来ますね。

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[1946]いや、そのうち戻るでしょう投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2019年04月06日 (土) 06時18分
みらいさま

返信遅れ、済みませんでした。
メインの掲示板を久しく見ていませんでした。
1年謹慎が日本独特の風習かどうかは知りませんが、活動を精力的に行っているのですから、時間の問題であると信じたいですね。

[1943]どちらも速い 投稿者:どくたーT@管理人

投稿日:2019年01月01日 (火) 08時08分

昨年の大晦日は、例年通り、お酒を飲みながらN響第九と東急ジルベスターコンサートのテレビ鑑賞。
速かったですね。どちらも(笑)
速く颯爽とした演奏は素敵ですが、速すぎるのはねぇ。
本年もよろしくお願いいたします。

[1941]新国立劇場「魔笛」 投稿者:eisenstein

投稿日:2018年11月10日 (土) 14時16分

ドクターTさま

オペラ鑑賞記の新国立劇場の魔笛の記事を読ませて頂きました。

私は10月3日の公演に行きました。
プロジェクションマッピングによる効果もおもしろいかなと始めは思っていました。
しかし、それが織りなす「背景」が、実際に舞台で行われていることを同時進行的に説明したり、幾何学模様を描き続けたりし、観客の注意を引き過ぎると思いました。
背後で動画が流れると自然に目で追ってしまうし、意味を考えてしまいます。
そのため肝心の演奏に集中できず、良いアリアが拍手されることなく場面が変わってしまうこともありました。歌手の皆さんに大変申し訳ない気持ちになりました。
結局、舞台と客席が一つになり切れず、冷めた気持のままオペラが終わってしまった印象です。

映像をオペラに持ち込む演出は珍しくないし、プロジェクションマッピングを否定するものではありません。
しかし、観客の気持ちを理解されない演出では意味がありません。
もっともネットでの評価、評判は悪くないので、良くは思わない人たちは少数派なのかも知れませんね。
これが今後の主流にならないことを祈るばかりです。

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[1942]「魔笛」の演出について投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2018年11月11日 (日) 22時34分
eisenstein様

書き込みありがとうございます。
おっしゃる通りですね。

今回の「魔笛」新演出、世界的に評価の高いもののようですが、自分としてはあまり良いとは思っておりません。その理由は本文に書いたとおりであり、今回eisenstein様が書き込まれたことにも100%賛同します。


本文にも書きましたが、今後この演出を使い続けていくのであれば、間の取り方を工夫しなければいけないと思います。間が上手に取れるようになれば、もう少し舞台と客席との一体感が増しそうな気がします。




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