投稿日:2012年03月25日 (日) 22時19分
|
32年間だったそうです。 私は、N響アワーの良き視聴者ではなかったのですが、始まったころからしばしば見ていました。
芥川也寸志、小塩節、木村尚三郎の鼎談で司会する時代も覚えていますし、森ミドリの時代、海老沢敏の時代、岩城宏之と阿木燿子の時代、中村紘子の時代も覚えています。
池辺晋一郎の時代が10年以上続きましたが、池辺さんの時代になってから、昔のようには見なくなった気がします。
最終回では、壇ふみさんも出ていました。池辺・壇時代が最もN響アワーらしかったのかもしれません。
今日の最後の演奏は、スヴェトラーノフのチャイコの5番の第4楽章でした。私はこの演奏をNHKホールで聴いています。中村紘子がチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き、これが結構粗っぽい演奏だったことや、スヴェトラーノフのチャイコフスキーの5番が素敵な演奏だったことを覚えています。
いま聴いてみると、オーケストラ、音を外したり、ミスも随分ありましたが、あのときは、心を震わせて聴いていました。いま聴いても、ミス以上に、音楽の素晴らしさを表現した演奏だったように思います。
スヴェトラーノフが降った時の楽団員、随分入れ替わっています。 木管の首席奏者は、小出、茂木、磯部、岡崎の4名で、現フルートの首席奏者の神田さんが、ピッコロを吹いていました。 あとは、第二ヴァイオリンに川上朋子さんがいたり、黒柳紀明さんがいたり、コントラバスの首席が、池松さんで、現首席奏者の吉田修さんが後ろのほうに居たり、懐かしいです。
それにしても、N響アワー、長寿番組だったのですね。 |
|