投稿日:2010年04月11日 (日) 14時33分
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土曜日のN響第1670回定期演奏会を私も聴きました。ブロムシュテットさんのマーラー9番は、どくたーTがおっしゃいますように、崇高ささえ感じました。ところで、同日に東京・春・音楽祭での「カルミナ・ブラーナ」があったわけですが、私は前日にこの公演を聴きました。リッカルド・ムーティーさんの指揮のもと、ドラマティックなカルミナ・ブラーナでした。デジレ・ランカートレさんらのソリストもとても響きがよく素敵でしたが、特に東京オペラシンガーズの合唱が素晴らしかったです。合唱指導はロベルト・ガッピアーニさんという方でした。また、管弦楽は東京春祭特別オーケストラでしたが、どくたーのご感想にもありますように、そのメンバーには多くN響の方が入っていらっしゃいました。コンマス堀さん以下、宇根さん、大林さん、小林さん、酒井さん、白井さん、船木さん、山岸さん、山口さん(以上ヴァイオリン)、店村さん、小野富士さん、中竹さん(ヴィオラ)、藤森さん、桑田さん、山内さん(チェロ)、吉田さん、本間さん(コントラバス)、池田さん(オーボエ)、水谷さん、森田さん(ファゴット)、今井さん、勝俣さん(ホルン)、井川さん(トランペット)、新田さん、黒金さん(トロンボーン)でしたから、両方の公演で総出の感がありますね。なお、ティンパニはライナー・ゼーガスさんという方で、切れの良いとても印象的な演奏でした。この一週間前には、ウルフ・シルマーさん指揮、管弦楽がN響の「パルジ・ファル」〈演奏会形式〉(コンサートマスターは客演のペーター・ミリングさん)を聴きました。N響の厚みのある音が、壮大な祝典劇を盛り上げ、感動的な「パルジ・ファル」でした。来年の東京春祭ワーグナーシリーズNo.2は「ローエングリン」〈演奏会形式〉で、指揮はアンドリアス・ネルソンスさん、管弦楽はやはりN響とのことです。 |
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