投稿日:2008年05月03日 (土) 15時34分
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5月1日にN響オーチャード定期を聴いて参りました。 曲目解説には、「傑作の森」へ、という題がついていました。 交響曲 第3番「英雄」と ピアノ協奏曲 第4番というベートーヴェンがもっとも創造力に溢れていた時期への入り口の作品2つのプログラムです。 指揮は飯守泰次郎さん、ピアノはフランク・ブラレイさんでした。 N響は日本人指揮者が指揮をすることが少ないですね。 さて、ピアノ協奏曲は、オーケストラがとても重々しいのに対し、ブラレイさんのピアノは軽いというか、ふわぁっとした空中浮遊のような雰囲気で、なんとなくしっくりいっていないような感じがしました。一方「英雄」は、堂々たるもの、重厚で、ベートーヴェンの作曲の意図が伝わってくるようでした。 アンコールには、バッハのアリアが演奏され、N響の美しいストリングアンサンブルを聴き、気持ちも爽やかに帰途につきました。 なお、この日、ホルン1番に竹村さん、クラリネットにヌヴーさんがエキストラで乗っておられました。 |
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