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[1107]第49回N響オーチャード定期 投稿者:一静庵

投稿日:2008年05月03日 (土) 15時34分

5月1日にN響オーチャード定期を聴いて参りました。
曲目解説には、「傑作の森」へ、という題がついていました。
交響曲 第3番「英雄」と ピアノ協奏曲 第4番というベートーヴェンがもっとも創造力に溢れていた時期への入り口の作品2つのプログラムです。
指揮は飯守泰次郎さん、ピアノはフランク・ブラレイさんでした。
N響は日本人指揮者が指揮をすることが少ないですね。
さて、ピアノ協奏曲は、オーケストラがとても重々しいのに対し、ブラレイさんのピアノは軽いというか、ふわぁっとした空中浮遊のような雰囲気で、なんとなくしっくりいっていないような感じがしました。一方「英雄」は、堂々たるもの、重厚で、ベートーヴェンの作曲の意図が伝わってくるようでした。
アンコールには、バッハのアリアが演奏され、N響の美しいストリングアンサンブルを聴き、気持ちも爽やかに帰途につきました。
なお、この日、ホルン1番に竹村さん、クラリネットにヌヴーさんがエキストラで乗っておられました。

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[1108]楽しまれたようですね。投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2008年05月04日 (日) 22時41分
N響も昭和40年代は日本人指揮者(例えば岩城宏之)をしばしば使いましたが、その後は定期だと年に1ヶ月ぐらい、地方公演だと半分ぐらいになりましたね。
外国人指揮者だからいい演奏をするということはないのですが、録音もよくやるような外人指揮者のほうが、集客力はあるのでしょうね。

飯守さんは、がっちりとした構成の重厚なベートーヴェンを演奏される方ですから、今回もそのように持っていかれたのでしょう。
ベートーヴェンの第4ピアノコンチェルトは、女性的とも言われることが多い作品ですが、ブラレイさんは、そういうイメージで演奏されたのでしょうか?

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[1109]ピアノ協奏曲 第4番投稿者:一静庵
投稿日:2008年05月05日 (月) 08時54分
女性的なイメージか、ということはよく解りませんでしたが、洒脱味があるというのでしょうか、そんな感じでして、伴奏のオーケストラの雰囲気と合っていないような気がしたのです。



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