投稿日:2007年06月30日 (土) 10時24分
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私は、NHKホールにおけるN響ウォッチャーな訳で、A定期は会員として、C定期は自由席で聴いております。
NHKホールは会場が広いので、今まで満席になった経験は一度もなく、昨日も当日券で自由席を買うつもりで出かけました。
ところがどっこい、昨日は前売りで全席売り切れだったそうで、入場させてもらえませんでした。20年N響を聴いていて初めての経験です。
驚きでした。昨日のプログラムは、アシュケナージ指揮で、ベートーヴェンの6番「田園」、7番という組み合わせですが、7番は例の「のだめカンタービレ」で主題歌に使われたことから、クラシックファンでない人たちにも人気曲になったようで、普段NHKホールに来ない方も、相当足を運んだようです。
クラシックの裾野を広げるという点では、うれしいことなのでしょうが、門前払いを食った方としては釈然としません。大体、自由席を前売りしていたとは、初めて知りました。
であれば、定期会員にも自由席会員を作るべきではないでしょうか。
とにかく、アシュケナージの音楽監督最後の演奏会は聴けずに終わりました。アシュケナージがベートーヴェンに向いているとは思いませんが、でも聴きたかったなあ。 |
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