投稿日:2006年09月15日 (金) 13時03分
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「ドン・カルロ」は初日に観ました。 新国立の初日にしては、主役も脇役も合唱も聴き応えがあり 久しぶりに満足しましたよ。 この日が一番よかったりして(苦笑)。
大村さんは前のオペラ等では特にどうってことなかったのですが このエリザベッタは声も演技もよく合っていますね。
新国立の東フィルは金管が音をはずして、いつもの初日状態で非常に残念でした。 特に冒頭のホルンが音をはずなんて、、、あんまりだわよ!
観ながら聴きながら頭をよぎったのは 大野和士の東フィル・オペラ・コンチェルタント・シリーズ。 「ドン・カルロ」では、このころの東フィルは音の失敗なんてなかったし、ソリストでは緑川まりさんのエリザべッタが特に印象に残っています。合唱は東京オペラシンガーズで上手かった。 このメンバーからは今では何人もソロ歌手が出ていますよね。 わたしは大野さんの音作りが好みですから ドイツ的ワーグナー的な音色が強い今回の「ドン・カルロ」が気に入ったのかもしれません。 ワーグナーの音を取り入れたのがこのオペラだと思っていたのですが、ドクターT様が言われているもっとイタリア的な「ドン・カルロ」もどんなものか観てみたいです。 実演オペラではトマス・ハンプソンがロドリーゴをやったのをNHKホールで観ています。そのときに暗いオペラだなあと感じましたが テノールとバリトンの二重唱はメロディーが良くて好きな曲のひとつになりました。
フィガロの結婚はまだチケットを買っていませんが 行くのは火曜日のマチネ公演です。 ランスへの旅はもう2回もみているし、これに行くとなんとオペラ3連チャンで体がきつそうでパスです。 新国立と大宮に行きます。 オペラ公演が金土日の三日間にしかも週までも集中しているのは本当に困ったものです。どうにかしてほしい! どこかで、「日本オペラ」の客は二期会、藤原、新国立と三つに分散しているとかいう書き方をみましたが、そんなことないですよね。
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