投稿日:2023年09月15日 (金) 08時31分
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こんにちは。 1回の上京でヴェルディ初期の佳作2本を見られる、 その上ジパングの臨時お得切符あり、の豪華な週末でした。
アーリドラーテ歌劇団 ヴェルディ「ルイザ・ミラー」 9月 9日 (土) 18:15開演 大田区民ホール・アプリコ 大ホール 指揮&プロデュース 山島 達夫 演出 木澤 譲 ルイザ:石上 朋美 ロドルフォ:村上 敏明 ミラー:清水 良一 ヴァルター:東原 貞彦 フェデリカ:中島 郁子 ヴルム:北川 辰彦
以前のTさんの感想にもあったように、この団体のバレエ・ダンスの多用には、勘弁してよ、という感じでした。 この歌手のメンバーで4割程の入りなのを見ると、客としても山島氏の志は立派だがついていけないよ、って感じでしょうね。 曲としては、初期の人気曲「ナブッコ」よりベルカント風の部分が多くて、曲想の幅が広く感じました。 歌手では清水さんが良かったですね、私がもう少し軽い感じの方だと思っていたこともありますが。 村上さんが後半へばって、終幕では複数回高音を出しそこなったのは、日頃Tさんの感想を呼んでいるので想定内でしたね。 他では、ルイザはもっと軽い声の方がよい、フェデリカは中島さんがやっても目立たないな、という所です。
次にTさんも書いておられる10日の「二人のフォスカリ」
コロナ禍の痛手もあり、再演の可能性がほとんどない演目ということで、セットが簡素なのはやむを得ないと思いましたが、三幕冒頭の安っぽさ感は一寸酷すぎるのではないでしょうか。 しかし、あまり面白そうとは言えない演目、9日より少し落ちると思われるキャスト、にもかかわらず上述の「ルイザ・ミラー」と違って、8割は入っていたでょう。 歌劇団の努力、そしてお客さんにBraviですね。 キャストは9日より少し落ちると思っていたのですが、全然知らなかった海道さん、名前しか知らなかった西本さん、共に十分な出来で、結果的にはあまり違わなかったようですね。 |
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