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[51] テンプレ
アンジェラ - 2009年06月21日 (日) 21時45分

■中ボスイベント(ドクター・ダーク戦ルート):ヤソマガツヒ配下系以外

 数々の戦いを乗り越え、『ヤソマガツヒ』の中枢部にまでたどり着いたプレイヤー。
 薄暗い廊下を駆け抜けた先で、開けた場所に出る。
 そこへ空中にモニターが現れ、老人の顔が映し出される。

老人
「一応、『ようこそ』と言っておこうか」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

老人
「私は、ドクター・ダーク。本当の名は遠い過去に忘れてしまったがね。
 まだこの『ヤソマガツヒ』に瓦解されるには幾分か早い。もう半日くらいは持ってもらわねばならん」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「ファファファッ、もはや何をどうあがいても無駄なことだ。
 今や総帥の力は我らの次元など遥かに超越され、それに呼応して禍神の降臨も間近まで迫っているのだ」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「ファファファッ、私のクローン体だよ。
 戦闘用に能力をチューンアップしてあるがね。
 さあ、世界より一足早く奈落に落ちるが良い!」



■中ボスイベント(ドクター・ダーク戦ルート):ヤソマガツヒ配下系

 数々の戦いを乗り越え、『ヤソマガツヒ』の中枢部にまでたどり着いたプレイヤー。
 薄暗い廊下を駆け抜けた先で、開けた場所に出る。
 そこへ空中にモニターが現れ、老人の顔が映し出される。

老人
「ファファファッ、ここに来たということは、
 ようやくこのドクター・ダークの意図に気づいたのか?」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「貴様の真意など、どうでも良いのだ。
 貴様は総帥によって選ばれたのだ。大いなる闇を呼ぶための生贄としてな」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「ファファファッ、もはや何をどうあがいても無駄なことだ。
 今や総帥の力は我らの次元など遥かに超越されておられる。貴様程度が逆らうことなどできようはずもない」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「やれやれ、愚かなことだ」

 ダークが指を鳴らすと、廊下の影からダークと同じ顔をした人物が現れる。

ダーク
「ファファファッ、私のクローン体だよ。
 戦闘用に能力をチューンアップしてあるがね。
 さあ、世界より一足早く奈落に落ちるが良い!」





■中ボスイベント(ヒルダ戦ルート):ヤソマガツヒ系配下以外

 数々の戦いを乗り越え、『ヤソマガツヒ』の中枢部にまでたどり着いたプレイヤー。
 薄暗い廊下を駆け抜けた先で、開けた場所に出る。
 そこに一つの影が現れる。

美しい女性
「ごきげんよう」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

美しい女性
「私の名前は、ヒルダ。この『ヤソマガツヒ』で幹部をしているわ。
 総帥の力は極限まで増大しているわ。もはや私たちの次元とは違いすぎるほどにね。
 でも、禍神を呼び降ろすまでにはまだ幾分か時間がかかるの。
 だから、この私が貴方のお相手をしろと命じられたのです」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ヒルダ
「フフッ、でも正直なところ、私は気乗りがしないのです。
 私は傍観者でありたいのです。
 もうすぐ、この世をただ一色、果て無き漆黒に染め上げる究極の闇の力が目覚める。
 私は見たいのです。闇ではありません。闇と戦う勇者を見たいのです。
 そして、その勇者を参考に究極の人形をこの手で作り上げたい。神を超える造形をね」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ヒルダ
「そうですか。残念ですわ。理解していただけなくて。
 では私がこの手で素直な人造勇者にして差し上げましょう」



■中ボスイベント(ヒルダ戦ルート):ヤソマガツヒ配下系

 数々の戦いを乗り越え、『ヤソマガツヒ』の中枢部にまでたどり着いたプレイヤー。
 薄暗い廊下を駆け抜けた先で、開けた場所に出る。
 そこに一つの影が現れる。

美しい女性
「ごきげんよう。よく刺客を退けてここまでたどり着くことができましたね。
 フフッ、このヒルダ、心から賞賛の言葉を送りましょう」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ヒルダ
「すべては、大いなる闇を降臨させるための計画に過ぎないわ。
 貴方は計画通りに多くの血を流し続け、総帥の力は極限まで増大したわ。
 それこそ、私たちの次元とは違い過ぎるほどにね」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ヒルダ
「もうすぐ、この世をただ一色、果て無き漆黒に染め上げる究極の闇の力が目覚める。
 私は見たいのです。闇ではありません。闇と戦う勇者を見たいのです。
 そして、その勇者を参考に究極の人形をこの手で作り上げたい。神を超える造形をね。
 このせっかくの機会、あなたに潰されてはたまりません」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ヒルダ
「そうですか。残念ですわ。理解していただけなくて。
 では私がどこかの勇者にために最強の敵が降臨する時間を稼がせていただきましょう」



■中ボスイベント(グラシクス戦ルート):ヤソマガツヒ系配下以外

 数々の戦いを乗り越え、『ヤソマガツヒ』の中枢部にまでたどり着いたプレイヤー。
 薄暗い廊下を駆け抜けた先で、開けた場所に出る。
 そこにはホルマリン漬けの人体の入ったカプセルが杉並木の如く羅列される。

 中央には青年が立ち尽くしている。

仮面の青年
「やぁ…」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

グラシクス
「僕の名はグラシクス。『ヤソマガツヒ』の幹部さ。
 そろそろ、総帥が作り出す美…そう、全てを闇で塗りつぶす計画が完成される!
 だが、まだ塗りつぶすには時間がかかるらしい…
 というわけで、この僕が邪魔者を排除…いや、僕のコレクションにするためにここにいるわけさ」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

グラシクス
「足掻いても無駄だよ。君も光栄に思うがいい! 彼らの仲間入りできる事を!!」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

グラシクス
「では… このグラシクスが貴方を美しく彩ってみせよう!!」



■中ボスイベント(グラシクス戦ルート):ヤソマガツヒ系配下

 数々の戦いを乗り越え、『ヤソマガツヒ』の中枢部にまでたどり着いたプレイヤー。
 薄暗い廊下を駆け抜けた先で、開けた場所に出る。
 そこにはホルマリン漬けの人体の入ったカプセルが杉並木の如く羅列される。

 中央には青年が立ち尽くしている。

仮面の青年
「やぁ… よく、愚かな反逆者を退いてくれた。
 君の輝きにこの、グラシクスから賛美を送ろう…!」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

グラシクス
「全ては黒く、そして美しくあるために、総帥殿が森羅万象を闇で塗りつぶす為にしか過ぎないのだ!」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

グラシクス
「クックック…君らしくない。なら、君も僕のコレクションに加わるのだ!
 光栄に思え!このグラシクスに処刑される事を!」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

グラシクス
「クックック…ハハハ…! 馬鹿め! 足掻くだけ足掻いてみろ!!!!」

[52] これだけじゃ足りないと思うからもう1個
アンジェラ - 2009年06月21日 (日) 21時46分


■ラスボスイベント共通(オオマガツヒ戦ルート)

 中ボス戦を終え、警報や銃撃音などが鳴り響いている廊下を駆け続けるプレイヤー。
 その前に巨大な両開きの扉が姿を見せる。
 中からかつてない威圧感を感じるプレイヤー。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 プレイヤーを迎えるように、扉がゆっくりと開く。
 玉座に座っている裸身の少女、その右側に立つドクター・ダークの本体。

ダーク
「ファファファッ、よく来たな。このドクター・ダークの刺客を退け切ったか。
 まずは、これまでの戦い振りに敬意を表しておこうか」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「どうやら貴様の他にも何匹かネズミが暴れているようだが、それも無駄なことだ。
 禍神降臨の儀式はすでに最終段階に入っているのだからな」

 空中にモニターが現れ、組織の中で『ヤソマガツヒ』の幹部やダークのクローン体と、
 『禍斬』のメンバーや『世界警察機構』のエージェントが戦いを繰り広げている姿が映る。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

ダーク
「存外に他の幹部たちも、我がクローン体どもも役に立たぬものだ。
 もっとも、この組織の存続など私にはもはや関心のないことだがな。
 それは我が総帥オオマガツヒにしても同じことだ。
 まもなく新たな闇の世界が生れるのだ!」

オオマガツヒ
「………………」

 無言で金色の瞳をダークに向けるオオマガツヒ。

ダーク
「おお、我が総帥よ。
 もはや貴方様のお力は無数の生贄と禍神の接近に呼応してこれ以上なく高まっております。
 いまこそ、我が力を糧とし、この愚か者を最後の生贄として、この下らぬ世界に闇の祝福をお与えください!」

 オオマガツヒが頷くと、ダークの足下から闇が吹き上がり、ダークの身体を風化させるように朽ちさせていく。

ダーク
「オ、オオオオオオ……身体が身体が……ファハ……ファハハハ……
 ……これが滅び……ファハハハハハッ……ありがたき……
 ……滅びの……悦楽……死の……甘美なる……ありがたき……幸せ……
 ……ファハハハハハハハッ!」

 跡形もなく消滅するダーク。
 ダークの狂った姿に驚きを隠せないプレイヤー。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 オオマガツヒが玉座から降り立ち、黒き大剣を片手から生み出して構える。
 プレイヤーとオオマガツヒを取り囲むように闇の壁が出現する。

オオマガツヒ
「……我が……半身……復活……の……最後……の生贄……と……なるが良……い……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……ふふふ……ははは……ふはははははははははははははははははははははっ!!!!」



■ラスボスイベント(ヤソマガツヒ戦ルート):ヤソマガツヒ配下系以外
 ※中ボスを倒すまでに条件を満たすと、ラスボスがヤソマガツヒに変わる。

 中ボス戦を終えたプレイヤーが走る廊下の壁に、無数のモニターが映し出される。
 組織の中で『ヤソマガツヒ』の幹部やドクター・ダークのクローン体と、
 『禍斬』のメンバーや『世界警察機構』のエージェントが戦いを繰り広げている姿が映る。
 その一つに祭壇の設けられた部屋にいる裸身の少女とダークの姿が映し出されており、
 プレイヤーがその禍々しい雰囲気に足を止める。
 と、その部屋の中に、月色の髪をした眼帯の女性が飛び込んで来る姿が確認される。
 そして、会話が聞こえてくる。

眼帯の女性
「ドクター・ダーク!」

ダーク
「ファファファッ、よく来たな。『禍斬』の女、古邊ゆら。
 我がクローンを何人か倒してきたか? 安心しろ、私が本物だよ。
 どうやら貴様の他にも何匹かネズミが暴れているようだが、それも無駄なことだ。
 それは我が総帥オオマガツヒにしても同じことだ」

眼帯の女性
「その娘が総帥……?」

オオマガツヒ
「………………」

ダーク
「おお、我が総帥よ。
 もはや貴方様のお力は無数の生贄と禍神の接近に呼応して、これ以上なく高まっております。
 今こそ我が意志を取り込み、この愚か者を最後の贄として、このくだらぬ世界に闇の祝福をお与えください!」

 オオマガツヒが頷くとダークの足下から闇が吹き上がり、ダークの身体を風化させるように朽ちさせていく。

ダーク
「オ、オオオオオオ……身体が身体が……ファハ……ファハハハ……
 ……これが滅び……ファハハハハハッ……ありがたき……
 ……滅びの……悦楽……死の……甘美なる……ありがたき……幸せ……
 ……ファハハハハハハハッ!」

 跡形もなく消滅するダーク。

古邊 ゆら
「……破滅を望むなんて狂ってる」

オオマガツヒ
「……破……滅……では……な……い……彼の者……は……闇に……還った……だ……けだ……
 ……闇は……すべて……の……存在……の……精神……の海……で……繋がって……いる……
 ……闇は……すべての……根幹……ゆえに……人間ども……は無意識に……闇を……望む……」

古邊 ゆら
「人間が無意識に闇を望む?」

オオマガツヒ
「……我も……我が半身……も……人間の……願望……によって……この世界へ……降りる……
 ……世界を……闇に染……め……る……のは……人間ども……の……望み……なの……だ……」

古邊 ゆら
「確かに闇は誰の心にもある。確かに闇はすべての母かもしれない。
 だけど、闇だけでは何も生れない。闇だけの世界はすべての生命が停止した世界。
 光という闇を照らすものがあってこそ、闇という光を包むものがあってこそ、そこに命の唄が育まれるのよ」

オオマガツヒ
「……くだらぬ。
 ……唄……など……いらぬ……命……など……という……ものは……不完全……
 ……完全なの……は……闇……の……静謐……だと……思い……知らせて……やろ……う……」

 オオマガツヒが、ゆらに向かって手のひらを突き出すと闇が収束する。
 そして、衝撃音とともに血が飛び散り、モニターがグリッチする。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 再び駆け出すプレイヤー。
 警報や銃撃音などが鳴り響いている。
 そして、ついにプレイヤーの前に、オオマガツヒと古邊ゆらがいた部屋の巨大な両開きの扉が姿を見せる。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 突然、爆発とともに扉が吹き飛ぶ。
 部屋の中には玉座に座ったまま片手を前方に突き出しているオオマガツヒと、
 その前で満身創痍で片膝をつきながらも刀を構えている古邊ゆらの後姿。

オオマガツヒ
「……何人来ても……無駄な……ことだ……が……
 ……おまえ……も……また……不完全……な……命……や……唄を……信じ……
 ……闇を……受け……入れぬ……ものか……?」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

古邊 ゆら
「誰……?」

 プレイヤーを振り返るゆら。
 しかし、ゆらの右目の瞳に光はない。
 また服の左胸のあたりから大量の血が滲み出しており、その唇の端からは喀血の筋が流れている。

プレイヤー
「(目が見えていないゆらに対するリアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……その女の……右目の光も……奪って……やったのだ……
 ……素直に……闇を……享受……でき……る……ように……
 ……闇の……素晴ら……しさ……を……理解……でき……る……ように……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 オオマガツヒの玉座の後ろに設けられた祭壇の後ろの扉から闇が溢れ出す。

オオマガツヒ
「……まもなく……まもなく……ふふふ……ははは……
 ……聞こえるか…………我が半身の……息遣い……闇の時代が……到来する……
 ……我が……半身の……復活……そこで……おとなしく……見て……いる……が……良い……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……無駄だ…………行かせは……しない……我が手の……中で眠れ……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……我が半身の復活……祝福せよ……汝らの……恐怖と……絶望で……祝福せよっ!!
 ……ふふふ……ははは……ふはははははははははははははははははははははっ!!!!」

 オオマガツヒが玉座から降り立ち、黒き大剣を片手から生み出して構える。
 ゆらが立ち上がって、プレイヤーを庇うように前に出る。

古邊 ゆら
「……ここは私に任せて、あなたは先へ行って。
 禍神だけは何があろうと解き放ってはいけない!」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

古邊 ゆら
「たとえ身体が壊れようとも、私にはまだ燃え尽きていない命がある!
 たとえ目が見えなくても、私にはまだ人々の想いを心で感じられる!
 だから、私は『まだ』戦える!」

 オオマガツヒに向かって駆け出すゆら。
 ゆらの刀とオオマガツヒの大剣が、ガキィッと重なる。

オオマガツヒ
「……心……眼……か……!」

古邊 ゆら
「早く行って! 私が『まだ』戦えるうちに!
 あなたなら、世界を救うことがきっとできるわ。
 いいえ、絶対にできる!」

 刀を押し込みながら叫ぶゆら。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 ゆらとオオマガツヒの戦いの脇を走り抜けるプレイヤー。
 光のない瞳をPCに向け、微かに微笑むゆら。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 玉座の後ろの扉を開けるプレイヤーの後姿。
 その後ろではオオマガツヒとゆらの鍔迫り合いが続いている。

オオマガツヒ
「……死に……ぞこ……ない……め……!」

古邊 ゆら
「……禍々しきを斬す!」



■ラスボスイベント(ヤソマガツヒ戦ルート):ヤソマガツヒ配下
 ※中ボスを倒すまでに条件を満たすと、ラスボスがヤソマガツヒに変わる。

 中ボス戦を終えたプレイヤーが走る廊下の壁に、無数のモニターが映し出される。
 組織の中で『ヤソマガツヒ』の幹部やドクター・ダークのクローン体と、
 『禍斬』のメンバーや『世界警察機構』のエージェントが戦いを繰り広げている姿が映る。
 その一つに祭壇の設けられた部屋にいる裸身の少女とダークの姿が映し出されており、
 プレイヤーがその禍々しい雰囲気に足を止める。
 と、その部屋の中に、月色の髪をした眼帯の女性が飛び込んで来る姿が確認される。
 そして、会話が聞こえてくる。

眼帯の女性
「ドクター・ダーク!」

ダーク
「ファファファッ、よく来たな。『禍斬』の女、古邊ゆら。
 我がクローンを何人か倒してきたか? 安心しろ、私が本物だよ。
 どうやら貴様の他にも何匹かネズミが暴れているようだが、それも無駄なことだ。
 それは我が総帥オオマガツヒにしても同じことだ」

眼帯の女性
「その娘が総帥……?」

オオマガツヒ
「………………」

ダーク
「おお、我が総帥よ。
 もはや貴方様のお力は無数の生贄と禍神の接近に呼応して、これ以上なく高まっております。
 今こそ我が意志を取り込み、この愚か者を最後の贄として、このくだらぬ世界に闇の祝福をお与えください!」

 オオマガツヒが頷くとダークの足下から闇が吹き上がり、ダークの身体を風化させるように朽ちさせていく。

ダーク
「オ、オオオオオオ……身体が身体が……ファハ……ファハハハ……
 ……これが滅び……ファハハハハハッ……ありがたき……
 ……滅びの……悦楽……死の……甘美なる……ありがたき……幸せ……
 ……ファハハハハハハハッ!」

 跡形もなく消滅するダーク。

古邊 ゆら
「……破滅を望むなんて狂ってる」

オオマガツヒ
「……破……滅……では……な……い……彼の者……は……闇に……還った……だ……けだ……
 ……闇は……すべて……の……存在……の……精神……の海……で……繋がって……いる……
 ……闇は……すべての……根幹……ゆえに……人間ども……は無意識に……闇を……望む……」

古邊 ゆら
「人間が無意識に闇を望む?」

オオマガツヒ
「……我も……我が半身……も……人間の……願望……によって……この世界へ……降りる……
 ……世界を……闇に染……め……る……のは……人間ども……の……望み……なの……だ……」

古邊 ゆら
「確かに闇は誰の心にもある。確かに闇はすべての母かもしれない。
 だけど、闇だけでは何も生れない。闇だけの世界はすべての生命が停止した世界。
 光という闇を照らすものがあってこそ、闇という光を包むものがあってこそ、そこに命の唄が育まれるのよ」

オオマガツヒ
「……くだらぬ。
 ……唄……など……いらぬ……命……など……という……ものは……不完全……
 ……完全なの……は……闇……の……静謐……だと……思い……知らせて……やろ……う……」

 オオマガツヒが、ゆらに向かって手のひらを突き出すと闇が収束する。
 そして、衝撃音とともに血が飛び散り、モニターがグリッチする。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 再び駆け出すプレイヤー。
 警報や銃撃音などが鳴り響いている。
 そして、ついにプレイヤーの前に、オオマガツヒと古邊ゆらがいた部屋の巨大な両開きの扉が姿を見せる。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 突然、爆発とともに扉が吹き飛ぶ。
 部屋の中には玉座に座ったまま片手を前方に突き出しているオオマガツヒと、
 その足下に倒れている古邊ゆら。

オオマガツヒ
「……この……女は……私を……玉座から……動か……す……こと……さえ……でき……なかった……
 ……光に……縋ろ……う……と……する……人間……とは……脆い……もの……だ……な……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

古邊 ゆら
「ううっ……?」

 プレイヤーを見上げるゆら。
 しかし、ゆらの右目の瞳に光はない。
 また服の左胸のあたりから大量の血が滲み出しており、その唇の端からは血の筋が流れている。

プレイヤー
「(目が見えていないゆらに対するリアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……この女の……右目の光も……奪って……やったのだ……
 ……素直に……闇を……享受……でき……る……ように……
 ……闇の……素晴ら……しさ……を……理解……でき……る……ように……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 オオマガツヒの玉座の後ろに設けられた祭壇の後ろの扉から闇が溢れ出す。

オオマガツヒ
「……まもなく……まもなく……ふふふ……ははは……
 ……聞こえるか…………我が半身の……息遣い……闇の時代が……到来する……
 ……我が……半身の……復活……そこで……おとなしく……見て……いる……が……良い……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……無駄だ…………行かせは……しない……我が手の……中で眠れ……」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……我が半身の復活……祝福せよ……汝らの……恐怖と……絶望で……祝福せよっ!!
 ……ふふふ……ははは……ふはははははははははははははははははははははっ!!!!」

 オオマガツヒが玉座から降り立ち、黒き大剣を片手から生み出して構える。
 しかし、そこでゆらが立ち上がり、オオマガツヒを後ろから羽交い絞めにする。
 驚愕にオオマガツヒが両目を大きく開ける。

オオマガツヒ
「……何……貴様……まだ……?」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

古邊 ゆら
「たとえ身体が壊れようとも、私にはまだ燃え尽きていない命がある!
 たとえ目が見えなくても、私にはまだ人々の想いを心で感じられる!
 だから、私は『まだ』戦える!」

 ゆらの叫びとともに、オオマガツヒとゆらの周りを円状に青白い炎が吹き上がる。

オオマガツヒ
「……結……界だと……!
 ……愚か……な……!……私を足止……めする気か……もう……遅い……のだ……
 ……目の前……の……人間が……漁夫の……利を……得るだけ……だ……と……わからぬ……の……か!」

古邊 ゆら
「オオマガツヒ!
 たとえ禍神のもとへ向かうのが誰であろうと私には仲間がいる!
 仲間を信じて命を繋ぎ、意志を繋ぐ人間の力を思い知るのよ!」

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

オオマガツヒ
「……放せ!」

 オオマガツヒの髪の毛が無数に枝分かれして、ゆらの背中を貫く。
 しかし、ゆらは頑として放さず、片手で握った刀を振り上げる。

オオマガツヒ
「……貴様!
 ……まさか……!」

古邊 ゆら
「……行かせはしない!」

 ゆらが刀を振り下ろす。
 刀はオオマガツヒの胸と、羽交い絞めにしていたゆらの胸を貫く。

プレイヤー
「(リアクションをお願いします)」

 ゆらとオオマガツヒの脇を走り抜けるプレイヤー。
 玉座の後ろの扉を開けるプレイヤーの後姿。

 その後ろで胸を貫いている刀を抜こうともがいているオオマガツヒ。
 ゆらは吐血しながらも、オオマガツヒと自分を串刺しにしている刀を放そうとしない。

オオマガツヒ
「……死に……ぞこ……ない……め……!」

古邊 ゆら
「……禍々しきを斬す!」



■ラスボスイベント共通(ヤソマガツヒ降臨)

 真っ暗な画面。

???
「祝福せよ」

 心臓の鼓動のような音が鳴り響き始める。

???
「祝福せよ」

 音がどんどん大きくなる。

???
「祝福せよ」

 プレイヤーの目の前の床に巨大な幾何学模様が刻まれている。
 そこから大量の闇が溢れ出し続けている。

プレイヤー
「(リアクションの願いします)」

???
「我が復活を祝福せよ」

 闇の柱が吹き上がり、その中央部に巨大な人の顔のようなものが浮かぶ。

プレイヤー
「(リアクションの願いします)」

???
「我は闇……我は無限……我は自由……我は静謐……」

 闇が人型に収束し始める。

???
「我はすべてを闇で包む存在。我は禍神『ヤソマガツヒ』なり!」


[53] ついでに消えた奴のキャラクターテンプレもね。
アンジェラ - 2009年06月21日 (日) 21時46分

■プロフィール

キャラ名:
性別:
年齢:
身長:cm
体重:kg
好きなもの:
嫌いなもの:
特技:

■外見



■設定



■性能


■通常技


■投げ技


■ガードキャンセル技


■必殺技


■奥義


■挑発


■気合い


■登場演出

通常A

通常B

■勝利演出

通常A

通常B


■勝利メッセ

汎用
「」
「」
「」
「」

キャラ別


[54] テンプレ
アリサ - 2009年06月30日 (火) 17時22分

○○○10周年を記念して
○○の頂点を決めるあの祭が
7年の時を経て今再び帰ってくる
いろんな○○たちをエントリーさせて
多くの票を手に入れて優勝目指して勝ち進め

[374] タイトル
名前 - 2022年04月21日 (木) 18時11分

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