| [60] スノークイーンのエイプリルフール |
- セシル - 2009年11月24日 (火) 19時44分
くそ!アヒャック!お前はいったい何処にいるんだ! もしかしてこの上か!? 行くしかない、あの頃とは違う。俺にはスーパージャンプがある。 そう、あの赤い帽子かぶった変な髭生やしたおっさん並のスーパージャンプを! ↑お前マリオのこと知らねーのかよ…。 <序章:前書き> (セルシウスいきなり登場) セルシウス 「見るゲーを見るときは 部屋を明るくして離れて見てね!」 (セルシウス去る) <第1章:大事件> 結界賢者の大冒険の後、ガーラント達はモナハルト城でぬくぬくしていた。 ガーラントはアヒャックの部屋でぬくぬく、エクレアはギコリア王と連絡中、ローズはノーラと一緒にお話中、 ドリアードはフサソルジャーと一緒に警備中、暇を持て余しているのはセルシウスとサイバーギコだけだった。 セルシウス 「あーあー。」 セルシウス 「暇ねぇー。」 セルシウス 「仕事も何もないし この部屋にある本も全部読んだし、」 セルシウス 「あの頃ほどの事件は勘弁してほしいけど なんか起こらないかしらねぇー。」 (ここでローズ出掛ける) セルシウス 「事件なんてそう簡単に 早くは起こらないわよね」 (ここでエクレア登場) エクレア 「おい!セルシウス!変態よ!!」 セルシウス 「誰が変態だよ!!」 エクレア 「あ、そうか、 あんたは変態じゃなくて二重人格だもんね。」 セルシウス 「あばびゅ!?」 エクレア 「ってこんなとこであんたと ショートコントしてる暇じゃないの!! とにかく大変よ!!大事件よ!!」 セルシウス 「大事件?」 エクレア 「さっき連絡が入って来て ガーラントがギコリア山脈で行方不明に なったらしいの!!」 セルシウス 「はぁ?マジ!?」 エクレア 「マジもマジ! 大マジよ!!」 セルシウス 「だったらこうしてる場合じゃねえ!! 待ってろガーラント!! 今このセルシウスが助けに行ってやるからな!!」 (セルシウス突っ走る) エクレア 「…。」 (ガーラント登場) ガーラント 「なぁ、今二重人格が すごい勢いで出て来たが 何かあったのか?」 エクレア 「ん、まあ、また 彼女の馬鹿が始まったのよ。」 ガーラント 「?」 <第2章:突っ走るスノークイーン> ドリアード 「やれやれ、警備ってのも こう平和が続くんじゃ暇ですね…。」 (門が開きセルシウス登場) ドリアード 「ん?」 セルシウス 「うおおおおお!! 待ってろよガーラントー!!」 (セルシウス突っ走る) ドリアード 「また何かやらかすつもりですか…。」 <第3章:サイバーギコスペシャルジャンプ> セルシウス 「ぬうおおおおおおおおおお!!」 セルシウス 「今行くぜぇぇぇぇぇぇぇ!! 我が友よぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ガーラント達がかつて入った洞窟に来たセルシウス。 セルシウス 「ええい!こんな洞窟 通ってる暇などないわぁ!!」 セルシウス 「セルシウススペシャルテレポート!!」 (セルシウスぶっ飛ぶ) セルシウス 「どおおりゃああああああああ!!!」 セルシウス 「おほほほほほほ!! あたしは今空を飛んでいるわ! すごいわよー!かっこいいわよー!!」 (セルシウス見事に着地) セルシウス 「おほほほほ!! あたしがその気になればこんなとこ 一発で通れるのよ!!」 セルシウス 「まだまだ飛ばして行くぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 まだまだ突っ走るセルシウスだった…。 <第4章:フォレストコスモス登場> ローズ 「あ〜き〜ょ〜う〜も〜つ〜か〜れ〜ま〜し〜た〜わぁ〜」 ローズ 「で〜も〜こ〜れ〜で〜ま〜た〜 み〜ん〜な〜の〜え〜が〜お〜が〜み〜れ〜ま〜す〜わぁ〜」 ローズ 「さ、て〜ん〜そ〜う〜そ〜う〜ち〜つ〜か〜っ〜て〜 お〜う〜に〜ほ〜う〜こ〜く〜し〜た〜い〜と〜こ〜で〜す〜が〜 た〜ま〜に〜は〜ゆ〜っ〜く〜り〜か〜え〜る〜の〜も〜い〜い〜で〜す〜わぁ〜」 ローズ 「ん〜?」 ローズ 「きゃああああああああ!!」 ローズ 「な〜ん〜で〜す〜か〜い〜ま〜の〜 せ〜る〜し〜う〜す〜さ〜ま〜で〜し〜た〜け〜ど〜」 セルシウス 「ローズ!ガーラントは!? ガーラントを見なかった!?」 ローズ 「み〜て〜ま〜せ〜ん〜わ〜よ〜?」 セルシウス 「とにかく大変なの! あんたもギコリア山脈にいらっしゃい! ガーラントを探し出すわよ!!」 ローズ 「え〜?が〜ー〜ら〜ん〜と〜を〜 さ〜が〜し〜だ〜す〜っ〜て〜」 ローズ 「きゃああああああああ!!」 ローズ 「ちょ〜!ま〜っ〜て〜よ〜!! わ〜た〜く〜し〜お〜よ〜げ〜な〜い〜の〜で〜す〜わぁ〜!!」 <第5章:オーシャンキング登場しかしスノークイーンに踏まれる> オルカ 「っつぁ!」 オルカ 「くらえ!」 オルカ 「ふん、雑魚。」 オルカ 「まあ、考えてみたら 荒らしのオルカが荒らしを 倒すってのも変な話だよな。」 オルカ 「でも、俺は負けない、 いつかお前を倒す頃まで、 ガーラ」 オルカ 「うお!!」 セルシウス 「ん?何か踏んだ? まあいいわ。」 オルカ 「負けた…このオルカが… あんな二重人格に負けた…。」 <第6章:ギコリア山脈> セルシウス 「あーもう!ガーラント!! あんたはいったい何処にいるの!!」 セルシウス 「もしかして、この上!?」 セルシウス 「行くしかないわ、 あの頃とは違う、 あたしには飛行の術があるわ。」 セルシウス 「そう、あのちょんまげつけた からくり忍者みたいな 飛行の術を!!」 セルシウス 「見事飛べば何もかも 手に入れることができるのよ!!」 セルシウス 「よし、行くわよ!!」 セルシウス 「どおおおりゃああああああああ!!」 薄れ行く意識であたしは思い出していた… 結界賢者との出会い、あのビットマスターとの戦い、 そして親友ウッドプリンセスとの思い出…。 ああ…あたしは死ぬのね… 死ぬ間際になるといろんな思い出が走馬灯のように 蘇るのは本当だったんだね…。 ごめんねガーラント… あんたを見つけることができなくて…。 最後に1回くらい 彼女持ちたかったわ…。 <最終章:サイバーギコ命を助けられる> セルシウス 「ここは?」 ドリアード 「お、起きましたね。」 セルシウス 「ドリアード!? あたしは死んだんじゃなかった!?」 ドリアード 「落ちて来たあんたを あたしとルージュ&ミント姉妹で キャッチしましたの。」 ルージュ 「まったく、 高い所から落ちてくる奴を キャッチするもんじゃないわね。」 ミント 「まったくね、 腕の痺れがなかなか取れなかったし。」 ガーラント 「彼女達に感謝しろよ。 ドリアードが飛空挺を借りてまで お前を捜しに行ったんだ。」 セルシウス 「ガーラント!? あんた行方不明になってたんじゃ!?」 エクレア 「あんたまだ気づいてないの?」 セルシウス 「気づいてないって!?」 ローズ 「せ〜る〜し〜う〜す〜さ〜まぁ〜 き〜ょ〜う〜は〜4〜月〜1〜日〜で〜す〜わぁ〜 こ〜れ〜が〜な〜ん〜の〜ひ〜だ〜か〜お〜ぼ〜え〜て〜ま〜す〜かぁ〜」 セルシウス 「4月1日?」 エクレア 「エイプリルフールよ!!」 セルシウス 「あ!?」 ガーラント 「気づいてなかったのかよ…。」 ルージュ 「でもエクレアもエクレアよ。 あんたがさっさとエイプリルと言ってればいいんだけどね。」 エクレア 「んなこと言ったってまさか こんなことになるとは思ってなかったの!」 ガーラント 「ま、エクレアも反省しろよ。 いくらエイプリルといっても ちょっとやりすぎだ。」 エクレア 「わかったわよ! わかったってば!!」 セルシウス 「ひとつ聞いていい?」 ガーラント 「ん?何だ?」 セルシウス 「エイプリルフールって何?」 (この質問にエクレア ローズ ドリアード ガーラント ルージュ ミント固まる) セルシウス 「あ、あれ? ねぇ、なんでみんな固まるのよ。 教えてちょうだいよ、ねぇ。」

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