| 唄は世につれ。娘。と株 |
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モーニング娘。が世間的に認知されたのは、99年9月発売のLOVEマシーン以降だ。40代のオジサンにとってはバブルを彷彿とさせ、若い層には新鮮に写る、まったく知性の無い、勢いだけのこの楽曲がヒットした当時は、ITバブルの真っ盛りでもあった。 それなりの歌唱力を持つ子供たちに、少しずつメインボーカルをとらせて、外部的には人気の分散、人気の継続をはかり、グループ内では、ライバル心をあおるというのが、つんくのこのグループに対する基本的なプロデュース法。 だが、昨年の10月、Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜という最新作は、これまでと趣が異なる。オーディションにより、メンバーが大幅に増加したというのも関係しているのだろうが、この曲では、吉澤ひとみ、後藤真希ほかメインのボーカル担当数人と、コーラスその他大勢という形に、ハッキリと選別されている。唄は世につれ。今年の株式市場でも、選別はキーワード。225銘柄から、実力派の割安株を探すのが当面の急務。富士重。
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掲載日:2002/01/08 |
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