| メロン記念日 19日にデビュー盤発売 ちょっぴり“大人の味”も |
産経新聞
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グループをプロデュースするつんくによると、「メロンって、人によってイメージが違うでしょう。そんなグループになるように。そして彼女たちと出会った日が、大切な“記念日”になるように願ってグループ名を命名しました」−。 大谷 「インパクトがあってヤッター。夕張メロン大好き」 柴田 「アニメの“あんぱんマン”にでてきそう。でも私、メロンパンが苦手なの」 斉藤 「曲のタイトルみたい。メロンは父のゴルフの賞品。仏壇に供えて熟すまで待っていた」 村田 「つんくさんが名付け親と知ったとき大感激!」 デビュー準備をしていた昨年、四人にも記念日ができた。
村田 「七月二十五日。メンバーの顔合わせの日。第一印象からみんなずいぶん変わったな」 斉藤 「八月八日。両親や友人に見送られ東京に出てきたとき。新幹線の中で『離れても友人だよ』という手紙を読みながら泣いた」 大谷 「十月十四日。私たちの前に、プロデューサーとしてつんくさんが登場した日」 柴田 「十二月二十一日。イメージを軽くするために、まっ黒な髪を少し茶色に染めた。大人っぽくなった新しい自分に出会ったの」 デビュー曲は「甘いあなたの味」(十九日発売)。♪ねぇどうしてそんなに優しいの…あーぁ帰りたくないなぁ…という語りから始まる、ちょっと大人の内容。つんくは「コートを脱ぐにはまだ早い季節。あったかい春風とまぶしい夕焼けをイメージして作った」という。四人にとって“大人の味”ってどんなもの? 柴田 「小学校五年のとき内証でつけた母の真っ赤な口紅。苦かった。なかなか取れなくて焦った」 村田 「母に、これを使いなさいと洗顔フォームを渡され、戸惑いながら泡立てたとき。大人は肌を大切にするんだと思った」 斉藤 「幼いときは“〇〇君大好き”と軽いノリだったのに、異性を意識し“おつきあい”なんて言葉を使うようになった。それに、しかるばかりで大キライだった親が、相談できる相手と意識したこと」 大谷 「一昨年の大みそか、カラオケに続き初もうで。家族とではなく友人と年を越したこと。神社でもらった、お神酒はマズカッタ」 デビューは夢の実現の第一歩。まず、四人でのコンサートと新人賞受賞が目標だが、心には個々の将来図も秘めるしっかりものたちである。
◇ 《プロフィル》 大谷雅恵(おおたに・まさえ=北海道出身、17歳。村田めぐみ=宮城県出身、18歳。柴田あゆみ=神奈川県出身、15歳。斉藤瞳(さいとう・ひとみ=新潟県出身、18歳(写真左から)。「モーニング娘。」と平家みちよの妹分オーディションで4000人の応募者の中から合格。現在、新曲の全国キャンペーン中。
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掲載日:00/02/17 |
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