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[3970]おなまえ:ドラグナー
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続きです
何とか熱は完全に引き、健康状態のクロノだが
クロノは昨日、自分がフェイトに何をやったのかを覚えており、思い出すだけで顔が真っ赤になる。 とりあえず冷蔵庫にある賞味期限ギリギリのヤツで、朝食を作るフェイトだが、服装は未だに真・ソニックフォームのままの姿の上にエプロンという、何とも悩ましげな格好に、少しだけ悩んでしまうクロノ。 それでもフェイト本人はまんざらでもない様子。 むしろ戻りたくてもバルディッシュが何の反応もないままなので、まあいいかという状況。 しかも魔力は消費しないまま・・・ 何があったのだろうと考えるクロノ。
朝食を済ました後、二人はコテージから出て、森の中を探索した。 しばらく歩くと、建物が見えてきた。 そこにあったのは廃墟と化した、大きくて豪勢なボロボロのホテル。 ホールにあるシャンデリアは輝きを失せ、飾ってある絵画は風化していた。 高級そうな壷も割れ、階段も穴だらけ、もはや原型を留まっているモノなど何処にもない・・・。 ただクロノは難しい顔をしながら辺りを見回す
続いて発見したのは、廃墟と化した遊園地。 全ての乗り物が錆びついてしまい、もう動かない状態となっている。 ショーが開催されていたステージも穴だらけだ。 鏡だらけの館の鏡達も割れているモノや錆びているモノもある。 更に奥に進むと、大きな広場を発見した。 するとクロノの目尻に涙が一粒落ちてきた。 何故だか知らないがここが懐かしく感じるという。
(それから省略して)、
ようやくアースラに帰還したクロノとフェイトは今までのことを母リンディに報告すると、 リンディは語った。クライドがまだ生きており、 かつてクロノがまだ小さかった頃、
家族全員で久々の休暇旅行にて、廃墟だった前の賑やかな遊園地に向かったのだった。 緑豊かな広場にてお弁当を広げ、 夕方になると、ホテルに向かい、泊まったりして 家族全員、本当に幸せな思い出だったと語る。
とまあ、こんな所ですが・・・、最後まで書いてしまいましたが 続きが思いついたのでしたらお任せします。
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2008年02月19日 (火) 02時37分
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