投稿日:2006年03月24日 (金) 11時35分
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「ボエームについて」のやりとりを読ませていただいていました。おかげでグリゼットという職業について良くわかりました。オペラはその国の時代背景や独特の事情というものがわからないと?なことも多いですね。微妙な話題ではありますが、私は「椿姫」のヴィオレッタがコルチザン、高級娼婦と訳されているのがどうもピンと来ずいろいろと考えたりしてました。日本の江戸時代のいわゆる花魁かなぁとも思ったのですが、ヴィオレッタは財産を持っていてお金に縛られているようでもないし、教養もあって、堅気ではないものの決して蔑みの対象にはなっていない。たぶん私が思うにコルチザンとは恋愛の国フランスならでは?かどうかはしらないけど、貴族が自由に婚姻外の恋愛を楽しむことのできる存在の女性達だったのでは。だから日本で言う娼婦とはちょっとイメージが違っていてどちらかと言うと今の日本の粋筋の人に近いのではと解釈しているのですが。本当のところは一体どうなんでしょう?そうそう、菅さんの夜の女王素敵でしたよ。どうしてモーツアルトがこんな高い声のアリアを作ったかわかったような気がしました。コロラトゥーラ、星降る夜の女王でした。行ってよかったです。ご報告かたがた。 |
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