投稿日:2006年01月02日 (月) 09時08分
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正月は皆様、いかがお過ごしでしょうか?私は、元日は、初詣に出かける以外はずっと家にいて、ひたすら呑みまくっておりました。
さて、1月1日最大の楽しみは、何と言っても「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」です。本年も気分よく酔っ払いながら、気分よく聴けました。 指揮は、ヤンソンス、プログラムは次の通りでした。
行進曲「狙いをつけろ」 作品478 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ワルツ「春の声」 作品410 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ポルカ「外交官」 作品448 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ポルカ「ことづて」 作品240 ( ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ) ポルカ「女性賛美」 作品315 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ワルツ「芸術家の生活」作品316 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ポルカ「憂いもなく」 作品271 ( ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ) 休憩 喜歌劇「ジプシー男爵」 から 入場行進曲 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) 歌劇「フィガロの結婚」 序曲 ( モーツァルト作曲 ) ワルツ「モーツァルト党」 作品196 ( ヨーゼフ・ランナー作曲 ) ギャロップ「愛のたより」 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) 新ピチカート・ポルカ 作品449 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) 芸術家のカドリーユ 作品201 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) スペイン行進曲 作品433 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ワルツ「親しい仲」作品367 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ポルカ「クラップフェンの森で」 作品336 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) 狂乱のポルカ 作品260 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ポルカ「電話」 作品165 ( エドゥアルト・シュトラウス作曲 ) 入り江のワルツ 作品411 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ポルカ「ハンガリー万歳」 作品332 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) アンコール 山賊のギャロップ 作品378 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314 ( ヨハン・シュトラウス作曲 ) ラデツキー行進曲 作品228 ( ヨハン・シュトラウス父 作曲 )
本年は、第2部が面白かったですね。ランナーの「モーツァルト党」、ヨハンの「芸術家のカドリーユ」、「親しい仲」と三曲もパロディ系の曲を出したのが珍しいと思います。私は、「芸術家のカドリーユ」だけは、録音で以前聴いたことがあるのですが、他の2曲は全く初めて。 パフォーマンスでは、「電話」の曲の最後にヤンソンスの携帯が鳴り出す、という演出も皮肉が効いていて良かった。演奏も基本的には端正でそれでいながら、ウィーンフィルの持ち味を見せたものだったと思います。
ヤンソンスといえば、ムラビンスキーの助手のイメージが強かったのですが、完全に世界の一流指揮者の一人になったのですね。
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