投稿日:2005年08月28日 (日) 22時43分
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立川市児童合唱団第10回定期演奏会を聞いてまいりました。 私は、小学校高学年のころ児童合唱をやっていて、それが私の音楽好きを決定したひとつの大きな要素なので、児童合唱には今でも関心があります。今回は知人に誘われて行ってまいりました。
プログラムは、 歌えばたのし あらかわひろし作詞 G.グルーベル作曲 石丸寛編曲 蛙 佐々木基之作詞・編曲 ドイツ童謡 水車 高橋信夫作詞 ドイツ民謡 佐々木基之編曲 小鳥ならば 高橋信夫作詞 ドイツ民謡 佐々木基之編曲 谷間の水車 緒園涼子作詞 作曲者不詳 佐々木基之編曲 主よ守り給え 緒園涼子作詞 アメリカ民謡 佐々木基之編曲 車にゆられて 佐々敏 作詞 メキシコ民謡 山本直純編曲 夏の山 串田孫一作詞 ドイツ民謡 矢代秋雄編曲 おおブレネリ 松田稔 作詞 スイス民謡 矢代秋雄編曲
「トゥーランドット」第一幕より「東の山の頂で鶴は歌った」 「ボエーム」第二幕より「パルピニョールだ」 「カルメン」第一幕より「兵隊さんと一緒に」
ごめんのパンチ 滝波万里子作詞 杉野泰夫作曲 にじの車のパンやさん 高木あきこ作詞 甲賀一宏作曲 ぼくは握手する こわせ・たまみ作詞 若松正司作曲 みんな大好き 新谷智恵子作詞 杉田志保子作曲
「11匹のネコ」合唱版より 井上ひさし作詞 青島広志作曲
アンコール 埴生の宿 浜千鳥 ふるさとの空は 歌えばたのし
指揮:佐藤公孝、ピアノ伴奏:上野典子 会場:アミュー立川大ホール
さて、児童合唱団は都内だけで80ほどあって、それぞれ独自の活動を続けています。どこでもの悩みは団員数の減少だそうで、立川も例外ではありません。一時は40人ほどの団員がいたこともあるそうですが、本年は22人。児童合唱でこの人数はかなり厳しい。
特に指導者の佐藤先生が、ベルカントの綺麗な発声にこだわっており、その結果非常に美しいハーモニーでの表現になっているのですが、一方で、子供らしい元気さの発露に乏しいです。これが40〜50人いれば随分違うと思うのですが。
この合唱としての迫力、という点を除けば、十分に鍛えられた歌唱でよろしかったのではないかと思います。最初の民謡はアカペラでの歌唱でしたが、アカペラで歌ってもバランスの良いハーモニーでした。また、選曲もどこかで聴いたことがあるようなある程度ポピュラリティのあるもので、良かったのではないかと思います。
「11匹のネコ」が今回のメインでしたが、制服から私服に着替えて、ネコの耳飾をつけた子供たちは大変可愛いらしかったです。
尚、本体の合唱のほかに、立川市児童合唱団OGの合唱団レルヒェン・コアが賛助出演し3曲を、後半の冒頭では会場全員で「村祭り」と「見上げてごらん夜の星を」(いずみたく)を合唱しました。
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