投稿日:2005年05月01日 (日) 23時28分
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ゴールデン・ウィークの最初の2日は、家族で愛知万博の見物に出かけてまいりました。家族は、私、妻、息子(中3)、娘(小3)です。私個人としては、愛知万博、全く興味がなかったのですが、 1)自分が小学生のときの「大阪万博」がとても楽しみであったこと。 2)めったにないイベントを子供に見せるのは、教育的意味があるのかな、と思ったこと
という訳で、はるばる東京から愛知まで出かけました。 息子にスケジュールを立てさせたところ、息子としては「JR東海超電導リニア館」と「トヨタ館」それに「グローバルハウス」のマンモスは是非見たいと言うことでしたので、それを中心に見ることにしました。 そうは思ったものの、現実はそのようには行きませんでした。まず、誤算は初日の29日はさほどの混雑ではなかったのに対して、30日は大混雑だったこと。 29日に出かけるときは、ゴールデン・ウィークだから、相当の混雑を覚悟して出かけたのですが、実際にはさにあらず。11時30分過ぎに会場に到着して、企業パビリオンAゾーンでほぼ1時間1館のペースで見ることができ、その間お昼を食べて、グローバルハウス(マンモス)での整理券を貰い、サツキとメイの家を見て、合間を縫って小さなパビリオンを覗き、お茶をし、最後にグローバルハウスでの大画面の映画とマンモスで相当充実した一日でした。
30日はとても混雑。ホテルは名古屋駅前で取ったのですが、地下鉄とリニモを乗り継いで1時間弱と読んでいたのですが、乗り継ぎの藤が丘駅ですでに大混雑。乗り継ぎで30分以上かかってしまいました。そのため、9時一寸前に到着するはずだったのが、9時30分を回っており、「トヨタ館」の整理券がもらえない始末。ちなみに「日立館」の当日予約も既に終了。「トヨタ館」は14時から整理券の2回目を配付するということでしたので、13時ごろから並べばいいかと思い、とりあえず瀬戸会場に出かけ、こぢんまりとして長閑な会場を楽しみました。戻って、12時一寸前からガス・パビリオンを見物し、12時30分前に出てまいりました。そこで、トヨタ館の整理券配付状況を見に行ったら、2時の配付分既に並んでいる人で満員。もう貰えない事が確定。仕方がないのであきらめて、食事をし、グローバル・コモン3,4でイタリア館やロシア館をひやかし、買い物をして、最後に長久手日本館を見学して帰ってきました。 2日で16時間会場におり、ひやかしも含めて回ったパビリオンが11。随分歩いて、足は棒になりました。 そして、人ごみはやっぱり駄目です。私は。
大阪万博と比べると、環境に配慮した万博と言うことで、パビリオンは総じて安普請。リサイクルを強調する傾向が強いようです。 展示物はそれほど面白いものはない。ただ映像関係の進歩は目を見張るものがあります。グローバル・ハウスの縦10メートル横50メートルのスクリーンに写される映像や、三菱未来館の全天周映像。長久手日本館の全天周映像は三菱よりも技術レベルが高いのはよく分かりましたが、時間が短かったのが玉に瑕。とにかく映像系は一見の価値があります。あとはやはり「マンモス」でしょう。毛が残っているのを目の当たりに出来たのはよかったですね。 外国館では、イタリア館の展示がイタリアのローカル色が上手く出ていてよかったと思いました。そのほか各地の広場で上演されている各種パフォーマンスも国々の特徴が出ているかもしれません。
今後行く人のためのアドバイス。 1)インターネット経由の事前予約はほとんど出来ないと思ったほうがよい。私もチャレンジしましたが、失敗しました。しかし、実際に予約がなければ入れないのは「トヨタ館」だけで、当日がんばって並ぶか、整理券を手に入れることで十分です。 2)当日予約はまとめて出来ません。各パビリオンでやるしかない。当日予約を取るためにも並びますから、整理券がなければ入れないところ以外は、当日予約で並んで入場時間を制限されるより、一寸長くかかりますが、普通に並んだほうが自由度が高いと思います。 3)待ち時間は、実際に係員が言うよりも確実に短いです。100分待ちといいながら、現実には館内見物を終えて外に出て、まだ90分だったという事例もありました。とにかく予約がなければ入れない、ところ以外は並ぶべきでしょう。 4)食事は、まともなレストランは高いです。市内のおおむね20%増しから50%増しと思って置けばよいでしょう。売店で買って、ベンチで食べるという方法もありますが、落ち着かない。売店も結構行列です。比較的リーズナブルなのは、日本ゾーン、西エントランスのフード・コート。愛・地球広場脇のフード・コートは吹きさらしで、私は好きではありません。 5)ペットボトルは持ち込み禁止。入場口で没収されます。しかし、不思議なことに会場内にはペットボトルの自動販売機があります。 6)名古屋市内から会場に来るためには、地下鉄・リニモ乗り換えとJR・リニモ乗り換えの二つのコースがあり、時刻表どおりなら地下鉄・リニモ乗り換えのほうが速い。でも実際はJR・リニモ乗り換えのほうが乗り換えの時間が短く、結果的に早く着けるようです。もちろん、その日の会場の混雑が大きく影響します。 7)買い物は、早い時間に済ませるのがよいと思います。北ゲートのショップは30日夕方入場規制をやっておりました。ショップは西ゲートのエントランスにもありますが、こちらのほうが混まないようです。 8)30日はものすごい混雑でしたが、本当に混んでいるのは企業パビリオンゾーンと日本ゾーンだけでした。外国館はさほどではない。企業パビリオンに固執しない姿勢も大事かもしれません。
なお、写真を貼り付けておきました。見たい方は家印をクリック。
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