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投稿者:東京佐世保会事務局 I
「当時の鉄筋コンクリート構造物建設の最高技術を現在に伝える日本でも貴重な構造物」として、3月に国の重要文化財に指定された佐世保市針尾中町の「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設」(針尾無線塔は、高さ135−137メートルの3本が300メートル間隔で正三角形に並び、壁面の厚さは76センチ)が、6月9日から一部公開されることになりました。
地元住民(100世帯ほど)で作る「針尾無線塔保存会」(田平清男会長)が市教育委員会から委託を受け、施設管理や市民向けのガイド役などにあたるそうです。
一部公開されるのは3基のうちの1基(3号塔)。塔周辺はフェンスで囲われていて立ち入りできませんでしたが、9日以降、塔を間近で見学できるようになります。
公開は、毎日9:00〜16:00(12:00〜13:00除く)
今後は、2016年度の全面公開に向け、施設周辺の駐車場整備や塔内部の補修などが行われる予定です。
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