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投稿日:2015年09月19日 (土) 07時16分
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またまた、135珍品紹介。 Fed社は戦前のソビエト(ウクライナ)戦災孤児の為の、職業訓練校が前進。 其処で、ライカUを分解、是をフルコピーしたのが、Fed1。 本体側は、ほぼライカU。違いは、ファインダー窓が角(ライカは流れ窓)距離連動ピンがくさび型(ライカは丸型コロ)です。 問題はレンズ側。エルマーのフルコピー何ですが、レンズ用光学ガラスが違う為、フラジンバックが少し短い(ライカとの共用は出来ない>ピッチもわずかに違う)更に作りは、個体合わせ(ライカT、初期レチナも、ほぼ個体合わせ)レンズは外れるが、他のFed とも共用出来ない。 ドイツ敗戦後のFed1は、ツアイスの一部を接収。ツアイスの光学ガラスを使い、フラジンもほぼLマウントに合わせた、テッサーフルコピー。更に、Fed1をフルコピーした、ゾルキーTも(中にはFedゾルキーなる珍品も)此処が問題。良く、ロシアンライカは、動きが悪い、とかピントが来ないとか云われる。 動きが悪いのは、ゾルキーの方。ピントが来ないのは、戦前の本体、レンズを、戦後の物に混用した為。 私の個体。戦前の物を、ロシアでOHした物(シャッター幕、グッダぺルカ張替を含む)OHして無いライカUと比較しても、作動感、ファインダーの見えもほぼ同じ。距離連動コロの違いで、少し動きが重いのみ。写りもほぼエルマー。最高のロシアンライカだと思う。 私別に、ミント状態のFed5b持っている。ソビエト崩壊時のウクライナ製。此方は最悪。動きがぎこちないので、ばらして見ると、削り滓が。まるで、ウオツカ片手に作ったのか? 更にゾルキー4。此方は動きもスムーズ。この頃に成ると、ゾルキーもLライカを自分の物にしている。 |
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