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[1258]御存知、ニコンRF機 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年11月16日 (月) 09時24分

成り行きで、次はニコン。
と云っても、私、父の形見である、ニコンSしか使った事が無い。
本来、日浦様等の方が、よほど詳しいと思う。取り合えず、資料を基にしたレポート。
レンズ会社であった、日本光学が、初めて作った本体側。
ニコンのRF機、その構造が不思議。レンズのフラジン、シャッターはライカを範に。本体構造、RF、マウントはRFコンタックスを範に。その為、Lレンズも、コンタックス用Cレンズも不可。
自社のSレンズしか使用できない。勿論、キエフの物も不可。
レンズその物は、コンタックスの物を、範にしている。
1948年、ニコンT。是は先に述べた、横32oの日本判。是は国際スライド判に難。コダックよりクレームが。
49年、ニコンM。横34o、送り8穴に改造。是で何とか36判で使用可能と成る。Mは、ミデアムの意味と云われている。
此処までは、PX販売品。
50年、ニコンS。Mにシンクロ接点を付けた物。此処からが、民生品。父の形見でも有る。500sシャッター、0,6倍ファイダ―、構造はシンプルで有るが、精度は高く、丈夫。わたしのSもOHして、未だに現役。但し、1250sのコンタックスには劣るか、ゴム引き絹幕シャッターは、コンタックスの鎧戸型より丈夫。私の物も、其のままで生きている。
レンズは流石ニコン。50oF2、F1,5。そして有名なダンカンの85mmF2(私、是が好きで、LとSの両方持っている)ほぼツアイスのコピー。
この頃、キャノンはWSbを出す。レンズは素晴らしいが、Sでは対抗できない。加えて、ライカはM3を(54年)
54年。ニコンはS2を。Sを全面改良。36oフルサイズ、等倍ファインダー、1000sシャッター、レバー巻き上げ。精度も上がり、50oを使う限り、M3、WSb改に並ぶ。後のFも、この本体が原型。
キャノンはXT、XLを発売。M3を目標に、お互い切磋琢磨。

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[1259]VOLU投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月16日 (月) 10時49分
キャノンが、Yを発売した後、量産型に舵を切り、P,7を発売したのに対し、ニコンはあくまでも、打倒M3を。
57年、SP。S2のファインダーを全面改良。等倍、視差調整、枠付きファインダー(50,85,100,135)と横に0,6倍の広角用ファインダー(35,28)を並列。シャッターも一軸不回転に成る。
枠の切り替えは手動式で有るが(キャノン7も同じであるが、数が少ない)ユニバーサルファインダーとして、M3、M2を超えている。仕上げ、精度共に、Mライカに並ぶ。国産RF機の最高品。後期品にはFのチタン幕シャッター装備品も。
この頃、レンズも、キャノンのF0,95に対抗すべき、F1,1を出す。0,95は専用外付けマウントですが、1,1はSマウントの儘。是が限度。
58年、S3。是は、SPのファインダーを簡略化。ファインダーを1つにして、35、50、105の枠が。但し此方は、枠の切り替えが出来ない(ほぼキャノンPと同じ>と云う事は、ファインダー内が煩雑で使い難い)
一般にS3が先と思われがち(復刻版は2000年にS3,2005年にSPが発売されたので、ややこしい)
S3はSPの普及品である(せめて、105ではなく、85ならなあ)
59年、S4。S3の35枠、セルフタイマーを外した、更なる普及品。此処まで簡略化しても、当時10万円程のSPに対して5万円程。量産型のキャノンPに敵う訳が無い。生産台数、5898台。
60年、S3M。是は、S3のハーフ判。此方のファインダー。画角が半分に成った為、レバーで、35、50、105を切れ変える事が出来る。更に付属品に高速モーター巻き上げ装置も。生産台数195台?S4と主にこれ等は、ニコンの珍品。今と成っては、完全にコレクターズアイテム。
オリンピックモデル。SPには64年、再生産したオリンピックモデルと呼ばれる物が。1000台程度。チタン幕。
S3にも有るが、此方は65年発売。2000台程度。此方は、ブラックボデー、チタン幕。同じく、65年のS4も。
当時、既にFの時代。S系は生産中止状態であったが、オリンピックの外人観光客目当てに、再生産した?
尚、ブラックボデーは、S2、SP、S4にも其々200台程度存在するとか?
でもって、2000年のS3、2005年のSP復刻品。此方は、マニアの要望と、ニコンがRF機の技術を残す為、現代の若き、技術者とOBが協力して、復刻した物と云われている。
ニコンのRF機がほぼ新品で使える。夢のような話であるが、其れだけに、コレクター価格。
私、ニコンコレクターでは無いので、当時のSPを含め、全く、別世界の物。私的には、少しよれたS2辺りが?(Sと比較して見たいなあ)

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[1262]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年11月19日 (木) 22時29分
ついにニコンRFが登場。
20代の頃同級生の御父君に借りたS2の性能に驚愕した時から、ニコンRFへの憧れがありました。
特に35/2.5は、当時私が使っていたFマウントレンズを完全に打ち負かす性能で強烈な印象を受けました。
50/1.4は私のAi50/1.4と較べ開放はややソフトだが絞れば比肩し、105/2.5はFマウントとほぼ同等の性能。RFの焦点合わせは確実性が高く、実際の撮影性能は一眼レフを上回ることも多かった。
あれ、でも35と105のファインダーは貸してくれなかったなあ。

当家のSはシャッター後幕が止まってしまいます。数多くパッチが当てられた幕で、オーバーホールが必要なのでしょう。でもRF二重像が今でもくっきりで、薄まっていないのは流石高品質なのでしょう。
Sの少しぼってりしたダイカストは、シャープなコンタックスII,IIaや、後のS3と較べても射出技術が未熟だったことを窺わせます。
私の愛機はS3。SPは機会があれば欲しいのですが、交換レンズラインに28と85がなく、25,35/2.5&1.8、50/2&1.4、105/4、135/3.5という現状ではSPがあっても宝の持ち腐れです。
35は以前3.5を使っていて、とても良く写るテッサーでしたが、憧れの2.5の下取りにしてしまいました。
85はコンタックス用を持っていて(ゾナー85は持っていない)描写も気に入っていますが、ニコン用とは縁がありませんでした。
S3はほとんど現代でも違和感なく使えるスペックで、柔らかな操作感触を大変気に入っています。

そういえば、初期アルミ鏡胴のキエフ用交換レンズはS3に傷を付けますね。黒コンタックスやキエフ後期型にも傷を付けますので注意が必要。
それとゾナー5cmなど内爪レンズは、焦点距離が長いからニコンRFとは距離計誤差が出る(絞ったら深度に入る)のは有名ですが、ニコンには少し太すぎるようです。
まだツァイス純正はなんとか入るけど、サードパーティー製(アンジェニューとか、他社の)はぎちぎちで入らないものもありました。
逆にニコンRF内爪レンズはコンタックスにはゆるゆるですし、酷似しているマウントなのに、困ったことです。

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[1263]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月20日 (金) 06時32分
私のSニコンレンズ。F2,50oとF2,85o。
どちらも素晴らしい(ほぼ、ツアイスのコピーと思う)
85用のファインダー。父の使っていた物は、汎用品。
ヶブラ―型の50用の前に、85の枠(34)を付けた物。ハトマークが付いているが、何処の物か不明。是は、画面が小さく、使い難い。
別に、同じマークの付いた小型距離計>是も父が持っていた物が有る。当時の、四畳半メーカーの物と思う(距離計はスプリングイコンタで使っている)
私、ゾルキー用のターレットファインダー使っている。
キエフ用とは、傾きが逆ですが、Sには、どちらも使用可能。
35oは、ジュピター12の加工品。本来、キエフ用の黒鏡胴。
固定位置を、1o以下で削り込んでいる。是で、F4以上なら、ピント、距離共出る(削りすぎると、固定できなくなる。加えて、S用に加工すると、キエフでは使用できなくなる>あくまでも、自己責任で)Sに付けても、問題無く使用可能(私、ジュピター12も好きなので、Lマウントの物も持っている)是も、ターレットで。
是以外の、コンタックス、キエフ用のCレンズは、基本的に、ニコンでは、使えない物と思った方が良い。
F1,1。前期型は、内爪。後期型は、外爪が有る様子。このでかい鏡胴を、内爪では負担が掛かるのかも?
S3、外観は物凄く良い。如何にもRFニコン(私、SPより好き)是に85枠が有ればなあ。私、105o持って無い物で。
S3には、本社改造品で、S3Mのレバーを組み込み、画角変更が出来る物も有る様子?プロ用の改造品と思う?こんなのは、全くの珍品。市場に出たとしても、完全なコレクター価格と思う。
PS)れんずまにあ様。キャノンYTのボタン。使い方を含め、概要が判明。
キャノンの項に挙げてきます。参照の上、試して下さい。

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[1264]米国帰りの傷病兵投稿者:Tarakowski
投稿日:2015年11月20日 (金) 21時11分
私のSPとS3は西海岸のクラカメショップから買ったジャンク品をメンテして再生したものです。SPは正面のファインダーマスクのネジが取れてぶらぶらになっていたかなり使い倒されたもの。円高の頃3万円位で救出。S3もかなり痛んだ個体でこれは完全レストアで黒塗りにしてもらいました。勿論復刻版が出たのはずっと後でしたが再生産品よりはずっと安く手に入れることが出来ました。今でも現役勝負カメラ。小学生の頃、池袋のミヤマカメラのショーウィンドウにはRFニコンとニコンFがちょうど半々に並んでいた記憶があります。まだF2が出る前。私は1994年頃まではずっとニコン党でしたが一眼はずっとFとF3でした。F90を買ったのが最後です。その後は無節操なクラカメ三昧。

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[1266]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月21日 (土) 05時39分
ニコンRFは、復刻品を出したので、SPの複雑なファインダーを含め、部品、OH技術を伝承。銀塩最後まで使用可能でしょう。
キャノンRF派としては、実に羨ましい限り。人気の差も、この辺りに有るのかも。ネット上の、キャノンミュージアムだけでは?
銀塩RF機が人気だった頃。コレクター協賛で、ニコンT〜SP。
ハンザキャノン〜7s迄、全てを集めた展示会を、見た事が有ります。圧巻でした。キャノンもYL辺り、復刻しないかなあ。
でも、株式欄でも、電気に属しているキャノン。もう、既に、銀塩写真機に、息切れしているのかも?

[1252]Retina 投稿者:S・jims Furugen

投稿日:2015年11月03日 (火) 13時42分

Retina8台愛用いたして居ります。

微調整したいのです。ご紹介ください!

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[1253]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月03日 (火) 19時04分
具体的な、ご希望をお知らせ下さい。
1、技術者をお探しなら、お住まいの地域を、お知らせ下さい。
2、ご自分で整備したいのなら、機種名と、不調個所を。
3、距離計。レチナの距離計は一般的な物。是を機械的に連動させている。其れ自体、スプリングカメラとしては、素晴らしい。然し、其れだけに、固定鏡胴のライカ等には劣る。
是を解決したのは、光学的連動とした、ツアイスのドレイカイルだけ。レチナは基本的に其れなりな物。
4、シャッター。動きの悪い物。注油すれば、其れなりに。但し、精度を求めるなら、測定機材を持つ、専門家に委ねる。
5、露出計。基本的に、セレンが耐久限度。眠っている方が、普通。セレンを交換しない限り、精度は出無い。是も専門家。
6、蛇腹。穴を塞ぐ事は、自分で出来る。張替と成ると、材料が必要なので、専門家の技。但し、本来の革と異なるので、張替後のテンションが?よほどの専門家で無いと、帰って不調に成る事も。
7、レンズの曇り、黴。是は専門家に委ねた方が正解。
8、巻き上げ不調。是はレチナの持病。巻き上げと巻き止めを行う為の、鋸ギア。是の摩耗。専門家でも、部品が無ければ、修理不可。勿論新品は無い。是が不調なら、部品の在庫を確認する事が必要。

[1248]Lマウントキャノンを御存じですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年11月02日 (月) 22時47分

国産で、このタイプのRF機を、最初から、最後まで作っていたキャノン。其れだけに、機種も膨大、レポートもヘビー。
<潜水艦ハ伊号、飛行機ハ九ニ式、カメラハKAWANON、皆世界一>1934年、カンノンカメラ発表のキャッチコピー。36年、ハンザキャノンとして発売。39年、セイキキャノンと成る。本体は精機光学、レンズは日本光学、販売はハンザ。
当時、ドイツ同盟国。ライカ、コンタックスの特許を避けて作ったので、ファインダーは、ポップアップ式。マウントも専用。キャッチコピーとは裏腹に、<ライカと、コンタックスの悪い所を集めた>と酷評された。
39年、普及品として、距離計を外した、J型が。是は、残り部品を集め、戦後まで。46年、是に距離計を組み込んだ、SUが(ライツの特許が外れた)JとSU初期型は、Jマウント(Lマウントとピッチが違う)SUの途中から、Lマウウトに成る。この時期の、セレナーレンズ、ライカに使えない物が。
49年、キャノン独自の変倍ファインダーを組み込んだ、UB。
プリズムの後ろに、凸レンズと、凹レンズを組み込み。是を回転させる事で、ファインダーの倍率を変える。50o、100o、RF用(ほぼ、135o用)に対応している。シャッターは500s迄であるが、ファインダーはライカを越える。
52年、WSb。是でライカVFに追いつく(1000sシャッター)仕上げも、作動もほぼVF並。普及品のUD(500s)も。
是で、VFに追いついたと思ったら、54年、ライカはM3を。取り合えず、キャノンは、55年、WSb改。是でシャッター速度が不回転に(シャッターセットが、巻き上げの、先でも、後でも速度設定が出来る)是で、VFを超えた(普及品UD改)この時期のキャンノン。ほぼLライカに追いついた性能。仕上げ、性能、安定性も最高品。コレクターも多い。
キャノンは、M3を追いかける。先ずは此処まで。

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[1249]VolU投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月02日 (月) 23時53分
56年、XT。2軸シャッターながら、M3型に改良。
裏蓋が開き、変倍ファインダーに広角35用が。専用外付けファインダーが、パララックス修正用に。ファインダーその物も明るく成る
一番の特徴。シャッター巻き上げが、底面のトリガー横引きに。巻き上げをレバーに、スペックを落としたL1〜L3も。
57年、XTD。途中から、シャッター幕がステンレススチールに。58年、XTの性能を其の侭にレバー巻き上げにした、XLが。更に同じ年、巻き戻しを改良した、XL2が。
そして、58年9月、シャッターを1軸にした、YTとYLが。
是は、ファインダーも、枠付きのパララックス修正。
Y型は、キャノンRFの中で最高の仕上げと云われるが、完全にコレクターアイテム。ライカ並の価格。
59年、普及品のP(ポピュレール)が。変倍ファインダーを外す。35o、50o、100o枠が同一ファインダーの中に。
61年、新設計の7が。セレン単独露出計、同一ファインダーの中に、手動切り替えで、35o、50o、85o及び100o、135o枠が変化する。アクセサリーシューが、露出計を内蔵した関係で外付けに成る。仕上げは、Eに劣る。この時期、有名な<人間の目より明るい>50o、F0,95が。
65年、露出計を、Cdsにした7sが。これは、0,95レンズを生かす為?露出計が小さく成った為、アクセサリーシューが標準装備に。是が、LマウントRFキャンノンの最後。
手動のファインダー枠以外、Mライカに追いついているが、仕上げは、ライカに劣る。7sは完全なコレクターアイテム。
0,95レンズを揃えると、ライカを超える出費。
7sは電池の関係で、実用は?寧ろ7の方が。セレンが生きているのは少ないが、死んでいても、マニュアルで使える。
セレンが生きている物は、其れなりの価格。死んでいても、ジャンクでは無い価格。其れでも、実用性はM2ライカ並。

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[1250]私のRFキャノン投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月03日 (火) 00時52分
私、高校生の時、セレンが眠っている、ボロボロの7を購入。
父が、ニコンS使っていたが、是は父の宝物。私のは、貸さなかったので、反発で、キャノンのLマウント機を買った。
其れまで使っていた、オリンパスFを下取りして、F2、35oを買った。100o、135oを揃えて、撮影していた。大学生の頃、DSのM3を購入。7は35o専用機として使っていた。
ばらす事を覚えたのも、この7。距離計調整、露出計、7は結構ばらしやすい。
後年、リサイクルショップで、ミント状態の7を発見。
この7ケースごと落下した様子。その為、安かった。
ケースに傷。本体は、距離計の縦ずれ。セレンは完全に生きていた。ばらすのは慣れている7、距離計蘇った。今も現用品。
M3を買った後、Pも買った、是は、私には、失敗。
Pは単一ファインダーに35o、50o、100o枠が有るので煩わしい。余り使わない。7も同一枠に85oと100oが、是も煩わしい。私、ボロボロの7の方、100o枠を消して、85o用にしている。(Pは100o用、ミントの7は加工せず、其の侭で)
後年、キタムラで、下取りしたばかりのUF改を発見。
外観はUD改ですが、付いていたOH表にUFと有る。
調べると、右横にフラッシュ用のガイドレールが有る。
UFはPX販売品。でも、UF改にPX販売品が有るのか?
生産台数2500台と云われている。本物なら珍品。
オキュパイト表示は無い。ジャパン表示のみ(キャノンはオキュパイト表示を潔しとせず、表示なしか、ジャパン表示のみ)
XL。直にXL2が出たので、是って結構珍しい。生産台数3000台と云われている。UFの変倍ファインダーは50oからですが、XLの物は35oが使える。加えて明るい。2軸シャッターですが、低速殆ど使わないので、不便は感じない。巻き戻しも、クランクの方が、XL2のポップアップより使い易い。
仕上げは7より上。M3に迫る。此方は、35oト100o用。
でも、35o使うなら、7の方が簡単。

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[1254]UF改?と思われたカメラ投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月06日 (金) 11時34分
OHされた記録が有り、UFと成っていた。でも私のは、改の方。
手に入れた時から、何か引っかかっていた。
今回のレポートを期に、キャノンカメラミュージアムを中心に、再度調べなおした。
1、PX販売品のキャノン。基本はEP表示有り。国内販売品は、ジャパンのみ(UF改は、基本的にPX販売のみ)
2、私のシャッターダイアルには、X表示が有る。是はUS。
3、USはPX販売品で有るが、US改は、国内販売品が有る。
これ等を考えると、私の個体は、US改と思われる(販売台数は不明?USを含め15000台程度)55年の製品(購入時、レンズが無かった)
キャノンのRFは、細かい変化が多すぎる。其々違う機種と成っている。煩雑すぎる。分類が難しい。
例えば、UFとUS。X接点を持っているか否か(是が確実な分類にはならない>UF改にもX表示が有る物も?)
文献検索しても、定かではない。IN上でも、混同されている(UFと紹介されている物でも、US?が)更に、後のダイアル交換も考えられる。全くの双子である。
加えて、其々に改が。更に、生産台数。PX販売品は、正式な生産台数が記載されていない。コレクターの検証に頼る他ない。UF改は2500台程度と、コレクターが算出している。US改に関しては、国内販売品も有るので、全く不明。
幾つかの説が有る。USを含めて15000台程度と云うのが、キャノンの正式記録。細かい事は不明。
私の個体。暫定的に、国内販売品の、US改としておく(わたしの個体No2077〜、ほぼ最終期の物)
私、キャンノン50oは後期型(プラスチックダイアル)しか持って無い。旧型Lキャノンには似合わない。普段ジュピター3を付けている。外観も良く合うし、写りはキャノンより素晴らしい。
PS)私、ジュピターの写りが好き。別に9,12持っている。
35oの12。是はくせ球。後玉が出っ張っている。ライカM3には付くが、M5は不可。キャノンの、金属膜シャッターも要注意。
X、Y、7是は金属膜。その為、テンションが正しくないと皺が。
こうなると?基本的に装着しない方が良い。

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[1255]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年11月10日 (火) 00時15分
一時期7sレンズ5本セットを所持し,大変高品質なのを実感しましたが,換金価値が高かったため生活費一時金になってしまいまして手元から離れていきました.

その後はできるだけキヤノンRFには手を出さずに参りましたが,その品質の高さには何時も心が揺らいでいます.
そういえば7sの前に,50/1.4と35/2をミノルタCLで使って,これらも素晴らしい結果が得られていました.同様に金策で消えたのですが...

先輩に借用した35/1.8も非常に良かった.35/2のほうが現代的だとは思いますが.

ナースマン様のご紹介で,キヤノンRFボディがまた欲しくなってしまいました.危険ですね.

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[1256]Lマウントレンズ投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月10日 (火) 06時31分
レンズの方。35o、F2.50o、F2,8、1,4.100o、F3,5 .135mm、F3,5。持ってます。どれも結構良いです。
85mmは、ニコンLマウントF2使っているので、キャノンの物は持っていません。
先に述べましたように、7は35o、50o。Pで100o使う事多いです。Y、7sは今も高いです。X系は其れなりですが、経年変化で、ファインダーのアルバダが劣化している物が有るようです。7、Pは生産台数が多いので、其れ成りです。
WSb系、完全にライカVfに追いついています。改の方は、是を超えています。
X系でM2に追いつき、YでM3に迫りました。7はM2を超え、M3に迫ってます(PはMライカの簡易形?)
私、M3と7を、長年併用してます。ほぼ7は35o用です。全く問題なく使えます。
私、本来ツアイスファン。中焦点、85oを持つ(ファインダーを含め)キャノンが使い易い。エルマー90o。85〜100の間、私的には、何となくどっちつかず(M3でも、ニコンの85mm使っている)

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[1257]ライカ、ニコン、キャノンの立ち位置投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月11日 (水) 20時56分
X、一般に、M3を見て開発されたと思われています。
然し、当時の技術者によると、WSbの後、ライカを超える物として開発が。
所が、ライツが当時の常識を超える、M3を先に発表。
キャノンは、Lマウント、2軸シャッターの儘で、Xを発売せざる負えなかった。取り合えず、Vfを超える、WSb改を出しし、時間稼ぎ。
ニコンも、S2でVfを超えていたが、M3ショック。
M3を目指し、S3、SPと追いかける。
キャノンはM3を研究してYを。直接のライバル、ニコンS3にも対抗できる。(この辺りの、ニコン、キャノン。M3、M2に、仕上げ、作動性共に迫っている)
キャノンは、立ち位置を考える。Lマウントレンズを国産化している強みも有る。大衆化、M2のいいとこ取り。是がP?
次にに出すのはYI?、是では、M3,M2,ニコンSP、と完全に競合。価格も当時の10万を超える。是では、販売が?
大衆化を考えたのが7。量産化して、仕上げを落とす代わり、露出計を内蔵。Lマウント維持する事で、其れまでのレンズが使える。
SマウントSP、ライカM2とと十分対抗できる。目玉として、F0,95。是で差別化も出来る(わざと専用マウントにしたのかも?)私の推測を含めた、レポートですが。


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[1260]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年11月16日 (月) 23時52分
VITを友人から譲り受けました。デジタルに切り替えるとかで、以前から打診されていましたが、此所に至ってナースマン様の解説に触発され、格安で我が手に。初めて触りますが、仰る通り素晴らしい品質ですね。トリガー巻き上げ機も初めてです。
色々と誤解していた部分がありました。
軍艦部のノブでも巻き上げられると思っていましたが、固いノブは力を入れたら回せるものの、巻き上げには連動していないようですね。あくまでトリガー巻きするしかないわけです。
RFのMgポジションは円形視野で、決して100mm用というわけではありません。フレーム表示もされません。
50ポジションでは等倍で、それだけでも精度が高そうですし両目で見られて良いですね。外側に50mm、内側に100mmのアルバダフレームがあり、パララックス自動補正されます。100はこれで使うのですね。歪曲は感じられません。
35ポジションでもフレーム表示がされません。視野一杯を使うようです。アルバダの反射はアイピース部分に見えますので、その反射を目に返すハーフミラーが35位置に入っていないのでしょう。それにファインダー35は明らかな樽の歪曲がありますね。
裏蓋開閉に三脚ネジ周辺のキーを回さないといけないので、三脚固定したままフィルム交換はできません。
三脚がなくても、机や欄干などに置いて撮影することもありますが、VITはいちいち巻き上げ後にトリガーを畳まないと机に置けないことに。
まあそれでもここにグリップを付けるとトリガー操作がしやすそうなので、以前から所持していたキヤノンの超小型一脚;チェストポッドだと思う;を付けるといい案配で、軽快です。
今の感覚ではTよりLの方が実用的かと思いますが、Lならもう手元にM3があるのに買い足す意味が薄いように思えて、今回Tを選択しました。
すっきりしたデザインの、ほれぼれするカメラでした。取り敢えずレンズ交換RFカメラはこれで打ち止めにしようと思うくらいです。
恐らく主に35mmをつけて使うだろうと思います。
行きつけの店舗で標準は何がよいかと相談すると、50/1.2が似合うよと言われましたが、確かに経験では1.2は良いレンズと判断していますが最近全然見かけませんし、1.4のほうが好みの描写をします。探すなら1.4のほうと思っています。
余談ですが、キヤノン最後期の標準は曇りやすいが、オールクローム時代は曇らないとか。その店舗で拝見した50/2.8(新種ガラスで大口径化したテッサーと聞きますから興味があり)も見事にフォギーでした。クロームの50/1.8は美しく、一瞬よろけてしまいました。

質問です。保持して右手親指が来る背面右肩の直径2mmほどの小さなボタンはなんでしょう。

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[1261]背面右側のボタン投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月18日 (水) 23時45分
XlにもYlにもないボタンです。私,トリガーを使った事有りませんが。
多分、れんずまにあ様が、仰るように、ノブで巻き上げようとするとき、トリガーを解除するための、ボタンではないでしょうか。
ネットで、XTを検索すると、このボタンを押して、ノブを引き上げると、ノブで巻き上げ出来るようです。
解除ボタンを使用せず、ノブを回すと、連動機能が壊れるのではないでしょうか?れんずまにあ様、要注意です。
トリガーは、三脚固定すると、使い難い。他にも、レンズまにあ様が仰る様に、フイルム交換が出来なくなる。撮影会で、前でしゃがんでいた人の頭を、トリガーが直撃する事故も。
WSb時代から、ライカピストルの様な、外付けのトリガー装置は有った様です。
直接トリガーを組み込んだのは、XT、XTDとYTのみ。その点で、珍品かも(結構数は出ている様ですが)

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[1265]ノブ巻き上げ投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年11月21日 (土) 01時08分
ナースマン様、トリガー機をお持ちでないのにわざわざお調べ頂き恐縮です。誠にありがとうございます。
定位置ではノブの中心にある指標がトリガー巻きと共に回転し巻き上げインジケーターになるように見えます。
ノブは空回りするだけなので破損するようには見えませんが、たしかに親指側の小ボタンを押してノブを上に引き上げると、クラッチが繋がるようになり巻き上げ出来ます。
丁度ノブ巻き戻し機のようですね。
巻き上げ出来ないノブなど何の役に立つのか疑問でしたので、ノブ巻きできるのを伺い喜んでいます。
速写性は期待できないものの、三脚や机直置きでも連続撮影できるのは有り難いです。御礼まで。

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[1267]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年11月21日 (土) 05時58分
YTの物も、XTと同様だったのですね。良かった。
偶々、XLを持っていた。更に、ミントな7、手に入れた物で、トリガー機は、手を、出しませんでした。
面白い機能ですね。機構的には興味が有ります。XT辺り、探して見ようかなあ?

[1246]バルダ社を御存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年10月28日 (水) 22時37分

スプリングカメラ。生みの親はツアイス(イコンタ)です。
是を追いかけたのが、バルダ。
イコンタは高級品。バルダは普及品に特化している。
その結果、スプリングカメラの使いやすさを追求している。
本体に関しては、ウエルチ、プラウベル等の下請けも。
手慣れているので、壺を押さえている。
セミ判のバルダックス等、実に良く出来ている。
その技術を集合。時にはイコンタを超える高級品も。
69のスーパーポンチュラ、66のバルダクセッテ等。
小さい方、127半切のバルデイ。1930年。是にも、コンパーにテッサー付が。
ファインダーはパララックス調整装置付き。が有る。
是は、ベビーイコンタを超えている(私、是を持っていた。然し前蓋が閉まらず、ピントが固着。加えて、127はフイルムが?>と云う事で、オートセミミノルタを修理して貰ったお礼にKan様の所へ嫁入り>Kan様の技で、蘇っている>是は個人の改造品かも)
このバルデイに巻き止め装置、巻き戻し装置を付け、135にしたのがバルデネッテ。ファインダーはパララックス装置が付いている。
レンズ、シャッターは各社の物が、組み合わされ、色々有る。
38年に、ユピレッテに改名している。是は初期のレチナのライバル。目測機としては、レチナと双璧。37年。RFのスーパーバルデナ。を作っている。F2,9トリオプラン、F2,8テッサー、F2クセノン等、RFレチナを超えていた。
バルダの悲劇。ドレスデン大空襲。ドレスデン本社工場が被爆。
下請け工場、レンズ会社も、灰燼に。レチナが、戦後RFへと発展したのに比べ、出遅れた。
50年。目測のバルデネッテ、RFのスーパーバルデネッテを出しているが、是は戦前の物のリバイバル品。軍艦部がスマートになる。
戦前のバルダを超えたのは、59年の66、スパーバルダックス辺りかなあ?
シンプル、頑丈、使い易さ、そして良く写る。私バルダ好きです。

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[1247]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年10月31日 (土) 00時33分
バルダは普及機ばかりではなく高級機も出していたのですね。
少ない経験からも、普及期でも造りは確かな印象です。
35mmスプリングカメラは、レチナ同等の機能を持つラインアップ。
戦後のバルディネッテを短期間所持しました。大きめで指掛かりがよい巻き上げノブが底部にあり、巻き止めは確実。距離目測スタインハイルのカッサー5cmf2.8V、ほぼレチネッテと同等。
3枚玉としては無理なスペックと思いましたが、大変シャープでよい印象でした。
同じボディで連動距離計を載せ、ヘリゴン5cmf2を奢ったスーパーバルディナが近所にあり、とても魅力的ですがそれなりの価格なので指をくわえています。
今手元にあるのはバルダマチックIIIです。バルダ・クセナー5cmf2.8つきの丸っこい固定鏡胴RF機で、レチナIIISと同クラスのシンクロコンパー・ヴァイト交換レンズ機です。誤算だったのはレチナのレンズが全く付かないことで、コンパークイックチェンジマウントの独自性が仇になっています。数年探していますが、バルダ用の交換レンズは1本も見たことがありません。クセナーは素晴らしくシャープで、コレ一本でも充分といえばそうなんですが、クリアなファインダー表示枠が35〜135mmまであるので勿体ない気がしまして。
固定鏡胴機は精度は良いのですが、やっぱりスプリング形式のほうが楽しいですね。

[1242]コンテッサ三姉妹を御存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年10月25日 (日) 08時40分

久しぶりで、スプリング。
其れも、元祖スプリングカメラ、イコンタの末娘達です。
コンテッサが、長女と思われがちですが、本来は、イコンタの名を受け継いだ、イコンタ35が長女です。49年発売。距離計は無く、目測です。45o、F2,8のテッサー又は、ノバー付 。500sのコンパーラビット又は、300sのシンクロプロンター付です。更に、50年、後期型が(アクセサリーシューが付く)是には、クセナー付も有る。同世代の叔父、ネッター6を小型化、ファインダーは台形。
シンプルで、美しい。
コンチナ35。此方は、単独距離計が付く。上級品は、ほぼイコンタ35と同じですが、普及品は、ノバー3,5、300sのプロンターSV付。此方も同時代の伯父、メスイコンタを小型化した物。此方も後期型が有る。
そして、本家イコンタ一族の末娘。コンテッサ、50年発売。
祖父がイコンタ69、父はスーパー6。将に伯爵令嬢。
父のスーパー6を小型化。実に美しい、135スプリングカメラ。
セレン単独露出計、父と同じ、ドレイカイル距離計付。
此方も、初期型は、コンパーラビット。後期型(53年)は、シンクロコンパー付。どちらも、普及品は無い。
この三姉妹、巻き上げが特殊。フイルム面の下に有る、ギア駆動。
コンテッサ。数は有るが、知名度で、プレミアム価格。セレンが生きている物は、更に。因みの、私の個体は、セレンガ眠っている。
単独露出計なので、マニュアルで使える。
コンチナ。此方は数が少ない。
イコンタ35。此方は数が有る。後期型のクセナー付は、少ない。
どれでも、元祖スプリング、イコンタの味を、135で楽しめる。
コンテッサ。是は最後まで生き残るが、55年、固定鏡胴に成ってしまう。是は伯爵令嬢の成れの果て。唯のおばさんに成ってしまう。
スプリングコレクターで、イコンタコレクターでもある私。
生まれ年のレチナUaとコンテッサ。おそらく最後まで使うスプリングだと思う(120だと、F3,5テッサーの付いた、初期型2つ目スーパー6です)

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[1243]コンテッサ投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年10月25日 (日) 16時03分
ナースマン様のご趣味爆発です。
35mmスプリングカメラは携帯性が高く、何より焦点距離が45-50mmと長めで好みです。
その中でもコンテッサの完成度は高いですね。二重像の明快さは写欲をそそります。
スプリング形式でシャッターコッキングと連動するのは制約が多かったのか、レチナ各a〜c以外はあまり見かけません。
私はチャージを特に厭いません。お作法のようなもの。
却ってセルフコッキングで故障されるより手動チャージのほうが故障が少ないでしょう。

ご紹介の3機種のうちコンテッサ35は30年来の友ですが、しばらく粘って使えない時期がありました。
若い整備者の手によって蘇り、腐食したセレン配線もやり直して頂いた結果露出計も復活、再び活用出来るようになりました。
このテッサー45mmf2.8は、画角的にも明るさも不利なのは確かですが、恐ろしいほどシャープで、最高級です。

多分その後の固定鏡胴機にも受け継がれたと思いますが、自動化に舵を切ったか今となっては見るべきものが少ない印象を受けます。勿論撮影結果は確かなところでしょうが。
もっと後にはレンズが三枚玉になってしまい、魅力を失っていきます。

コンティナは真っ先に低スペック化していき、ノバーやパンターが装備されていきました。拙宅にはコンティナと交換レンズが共通のコンタフレックスプリマがあり、そのご縁でコンティナIIaがあります。
トリプレットのパンターは非常によく写りますので卑下することはありませんが、いざという時にはやっぱり気分的にはテッサーを選んでしまいますね。

他にスプリングは、東独テッサーを乗せたベルチカ、三枚カッサーつきバルディネッテを試しました。
ベルチカのテッサー50/2.8は柔らかく、かっちりしたコンテッサ-の写りを見てしまうと出番が減ります。
カッサーは大変良いけど、ボディが不調でバルダは手放してしまいました。

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[1244]追伸投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月25日 (日) 20時35分
私の、基本的な趣味の範囲。自分としては、当たり前の事。
何ですが、初めてスプリングカメラを手にする方には、言葉足らずな面が。補足いたします。
先ず、レチナの前蓋は横開きですが、イコンタ35系は、立て開き。
是は、イコンタ66を基本にしている為。
ツアイスのスプリング。テッサーが高級品。従って、F2,8迄。
イコンタ35の、クセナーもF2,8(レチナには、F2が有る。)イコンタ35、コンチナにも、テッサー付が有るが、是は希少品。
本家のテッサー。イコンタ系は素晴らしい。汎用品、東ドイツの物とは、明らかに差が有る。
コンパーは、レンズシャッターの最高級品。その点で、プロンターは、普及品。但し、コンパーの500sは、バネが別掛け。手順を間違えると、故障の原因。500sも出せる、と考える方が無難。
その点プロンターは、300sにしても、問題無い。でも経年変化で、実質250s程度。コンパーで250sと変わらない。
三姉妹共、二重露光防止の為、巻き止め装置が有る。是は、先に述べた、フイルム面の下に有るギアと連動している。従って、フイルムを入れない時、是を動かさなければ、作動しなくなる。是は故障では無い。
裏技。コンテッサのセレン、死んでいる事が多い。このセレン、後のEE型の物とほぼ同じ。ジャンクのEE普及品。セレンが生きていれば、是を移植する事は可能(自分でやるには、開く技術が必要。加えて、れんずまにあ様が仰る様に、配線がへたっている事も>私の個体も、多分この辺が?)
コンチナの距離計。是はミラーを使った、一般の距離計。
コンテッサの物は、レンズとプリズムを使った、イコンタ独自の、ドレイカイル距離計。ファインダ―の中に有るRF。見えも、精度も違う(但し、是が狂っていると、専門家でも、調整が難しい)
バルダ社は、スプリングの老舗。普及品が主ですが、他社の下請けも多い。従って、スプリングカメラ、手慣れている。
構造的にも、肝を押さえている。作動不良が有っても、少し、知識が有れば、自分で何とか成る(此方に関しては、機会が有れば特集します)

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[1245]傷病兵救出所投稿者:Tarakowski
投稿日:2015年10月27日 (火) 20時20分
私のイコンタ35は古道具屋でレンズが取れて埃だらけになっていたのを数百円で救出して何とか生き返りました。たまに撮ります。コンテッサよりも軽いので巾着袋に入れてコートのポケットで持ち歩けるのが良いです。これらはテッサーですが、スーパードリナとドリナのV型はクセナーがついているので旅行のサブカメラに。ゲッチンゲンのテクラ35という可愛いスプリングカメラも小型で良く写ります。これはウェスター付き。スプリングカメラは安価でメンテも簡単なので一時かなりの台数がありました。今はこれらとレチナだけです。あと東独製の無名スプリング一台。

[1238]老舗コニカの135御存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年10月21日 (水) 19時38分

フジカを取り上げたなら、次はコニカ。
戦前からの老舗。戦後は変化が目まぐるしい。
戦前、スプリングのパールを生産していたので、戦後も、いち早くセミパールから。
135は、コニカT。先ず、s22年。ヘキサーF4,5、100s付。戦前のレントゲンカメラ、ルビコンを改造。戦前の、部品を寄せ集め。ほぼ、セミパールを、沈胴の固定鏡胴にした物。初期のレチナに近い。撮影には、幾つかの手順が必要。
s23年。ヘキサーF3,5、s500コニラビット付(私の個体)
此処迄、パールTと共に、先に記した、オキュパイト表示。
s25年、F2,8が。是は、国内用。
s26年、コニカU。ヘキサノン、F2,8、s500コニラビットs。
沈胴ではあるが、やっと二重露光防止に。
s30年、UA。ヘキサノンF2付。他に、普及機のUB。ヘキサーF2,8付。UBm。ヘキサーF3,5付が有る。
s32年、コニカV。是はフルモデルチェンジ。巻き上げを前面DS(招き猫)に。ファインダーは、フレーム付きの0,7。
普及品に、F2,4付が有る。
s33年、VA。F1,8と普及品のF2付。ファインダー。枠が、撮影距離により、パララックス変化する、生きているファインダーに。RFも事前からの補色に加えて、等倍、分離も良い。
s34年、VM。是はオートレックスの御先祖、RF版。ハーフ切り替えが出来る。まるで外付けの露出計が。是は明らかな珍品。
此処までは、老舗コニカの、コレクターズアイテム。其れなりの、価格(特にVA。VMに至っては、価格より、数が?)
F2ヘキサノンRFを体験するなら、s34のコニカS。普通のレバー巻き上げに。定点合致のセレン露出計装備。プラスチック仕様の普及品。セレンが死んでいても、マニュアルで使える。当時のベストセラー、ジャンクで結構見かける。s38年のSV。是は、Sのプラスチックを、金属製にした物。どちらも普及品ですが、ほぼVAの機能を含んでおり、よく写る。RFヘキサーの御先祖様。銘球ヘキサー、ヘキサノンをを楽しむなら、この辺り。私的には、V(叔父が使っていた)老舗コニカの重厚感。V、VAこの辺りは、レンズ交換を考えなければ、M2,M3に迫る。
S,SVでも、ヘキサノンを十分体験できる(私、S持ってます)

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[1239]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年10月21日 (水) 22時54分
コニカIは簡素な構造と沈胴が魅力的で、安価。残念ながらそのような安価(といってもS2の10倍くらいしますが)なものはレンズやファインダーが曇っていたりシャッターが粘っていたりで一手間二手間掛かりそうなので、敬遠してしまいます。よい出会いがあれば手元に迎えたいですね。
逆にIII系は今でも高価で手が伸びずにいますが、造作はS以降より明らかに良いですね。国産機械式の頂点の一角でしょう。一頃より少し安くなってきたようで食指が伸びそうです。
希少品のSと、ワンランクアップしたS3はほとんど見たことがありません。数が多いS2は程度がよいジャンクがよくあり、拙宅にも1台。またこの頃のケースは普及品でも造りが良く嬉しいです。
噂によるとヘキサノン48/2はレチナIIaのエクター47/2に範を採ったと聞き、試してみると、エクターよりも開放からクリアでより現代的、共通するのは明るさ焦点距離と、少し優しげな写りくらいでしょうか。
整備して、フィルムカメラを持たない後輩に譲渡しようと思っていたら、思いの外に良いカメラだったので手放さずに居ます。
最近この手の程度がよいジャンクが出てこなくなりました。

だいぶ時代が下りますが、コニカC35も私は好きです。プログラムシャッターで絞りを選べませんが、最も肝心なピント位置はRFで自分で選べて、ヘキサノン38mmf2.8の写りは侮れません。学生時代先輩が褒めていたのを頭から信じませんでしたが、後日ジャンクを手にして思い知らされました。同系統でさらに普及品のC35EFIIIも、目測になっても写りは退化していません。C35FDも優秀です。でもC系は電池カメラ、いつ死ぬかは神様だけが知るところ...

同じような使用目的に、ライツミノルタCLとCLEを持っていますので、どれだけ出撃機会があるか思案するところですが、時々無性にレンズシャッターRFカメラが使いたくなる時を逃さないように撮影します。

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[1240]永遠のコニカVA投稿者:Tarakowski
投稿日:2015年10月22日 (木) 21時33分
今年92歳になった父が57年前に私の出産に合わせて買ったカメラがVAです。両親は小学校の教員をしていたので、職場でも家庭でも二人のカメラマンがこのカメラを使いました。今は私の部屋でしっかりメンテされてたまに職場で生徒や家庭で犬たちを撮っています。ドクター小倉が朝カメに書いてありましたがU型まではシャッター羽根に油が乗って粘る欠点があるそうですが、VAはそうしたトラブルが一度もありませんでした。多分あと数十年は私と一緒にいるでしょう。その先のこのカメラの運命は分かりません。レンズだけでも生き延びて欲しいと思っています。

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[1241]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月23日 (金) 20時15分
T、Uは、ルビコンに部品を寄せ集めて、建て増しした物。
オイル等も、物が無く、代用品(一説には、ミシンオイル)
但し是が幸い。分解は其れなりに簡単。
軍艦部を外せば、ファインダーの掃除、距離計の調整簡単。
レンズ鏡胴も、知識が有れば簡単。シャッター洗浄、注油も其れなりに。レンズの黴、曇り以外は、自分で何とか成る。
V、VAは、新設計の為、中々難しい。
先ず、鏡胴に巻き上げレバーを持ってきている。加えて、ライトバリューシャッター。是の整備、素人では手が出無い(但し耐久性は高く、流石、老舗コニカの作り)
DSの巻き上げレバー。Vの場合結構重い(VA使った事無いが、多分同じ)この辺り、DSのM3とは差が有る。又、M3とは異なり、小刻み巻き上げは出来ない。やはり、前面巻き上げには、無理が有ったのかも?(Sは普通の、上面1ストローク巻き上げに)
この点を除いて、RFレンズシャッター機の完成品。
耐久性も高く、一生物と思います。
SUが有りましたね。私、使った事が無いので、記載を、忘れてました。確か、ファインダー面に、露光表示(ほぼSVに同じ)
数が多いのは、SUですか。私、ST、2台持っている物で。
Sシリーズ。一時は捨て値でしたが、RFヘキサーの御先祖として、コレクターが収蔵したのかも?
私、ヘキサノンは、フォクトレンダーのレンズを、研究した物と思います。戦前、小西六(六桜社)はフォクトレンダー(フォイクトレンデル)の代理店。V、VAは共に、ライツ、ツアイスレンズシャッター機とは、全く異なる。寧ろ、フォクトレンダー、プロミネントに近いのでは?(私の推測ですが)

[1231]占領下のカメラ、ご存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年10月16日 (金) 20時14分

1945年8月15日。日本は、敗戦に伴い、GHQの占領状態に成る。
カメラは贅沢品として、生産が認められなかったが、翌年、生産が認められる。47年2月、輸出が認められるが、輸出品には、メイドイン、オキュパイテッド、ジャパンの表示が、義務付けられる。
最初にカメラを再生産したのは、ニコン、キャノン、小西六。
ニコン、キャノンは是を潔しとせず、輸出品のみ、オキュパイト表示。国内販売品は、全く何の表示も無い。小西六は素直に従う。
例えば、コニカT。戦前から残っていた部品で組み上げ。PX(米軍購買部)での販売品は、軍艦部に表示。国内販売品(輸出用を含め)は底面に表示している。
1949年12月にオキュパイト表示が外され、メイドイン、ジャパン表示が可能に成る。その為、ミノルタ、マミヤ、当時流行っていた豆カメラにも、オキュパイト」の表示が有る。
私の、コニカTは、底面。パールTRSは表面にオキュパイト表示が有る(観光地である奈良、米兵がお土産にカメラを買う事が多かった為か?)
屈辱的な表示ではあるが、是が結構珍品として、プレミアム価格。
ドイツも同様。ツアイスを主として、ソビエト占領下、とか連合国占領下の表示が有る(ライカ、レチナにも有る?)
加えて、戦前の中国。ツアイス製品には、徳国製とか、フォー、マンチュウコウの表示がある(私のセミイコンタは、マンチュウコウ表示が)
申し訳有りません。私、ツアイス製品に関しては、ドイツ、満州共に、もう少し、詳細な、資料を持っています。敢えて、表示も原文では無い、漠然とした、記載です。
詳しく表示すると、ネット上に**(確認後掲載)品が出る可能性が有る。
何せ、ツアイス、ライツ、レチナと成ると、結構なプレミアムが付く物で(国産品も、結構珍品扱いです)
嘗て、日本は、戦争に負け、アメリカに占領されていて時代が有るのですよ。今の日本からは、全く考えられない時代です。

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[1232]Made in Germany USSR occupied投稿者:Tarakowski
投稿日:2015年10月16日 (金) 22時21分
私のエクサクタVXには底面にエンボスでMade in Germanyそして白い塗料でUSSR Occupiedがスタンプで加えられています。輸出用に書かれたのでしょう。もう1台スプリングカメラで3半テッサーがついている無名のカメラにも同じ表記がされています。外貨獲得のための貴重な輸出品だったのでしょう。

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[1233]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月17日 (土) 20時01分
現物をお持ちなら、見ての様に、ドイツ占領下の表示は簡単。
RFコンタックス、イコンタにも存在する。
**(確認後掲載)仕様は、簡単に思える。但し、ツアイスの製品、本体も、レンズ(本社製造品)に関しては、ほぼ製造Noが残っている。
然し、終戦直前、空爆で、資料が失われた物が有る、又、戦後、戦前の部品で組み上げた製品に関しては、特定できない(**(確認後掲載)の根源>その為私、記載をぼやかした>画像表示は、ご遠慮下さい>ツアイスコレクターとして、**(確認後掲載)品が出れば、後に混乱する)
満州国、中華民国販売品。是は、通常の製品に、販売時に、後付けした物。是は中々厄介。細かい表示に関しては、敢えて、記載しない(此方も、現物をお持ちなら、画像表示は、ご遠慮ください)
こんな物も有る。ドイツ占領下。米兵が買ったライカ。本国に持ち帰るに当たって、物品税を逃れるため、製品名、製造Noを傷つけた物が有る(一体アメリカ人。何を考えているのやら?)
此方は、何ぼでも**(確認後掲載)出来るが、単に、傷の有るライカとして、価値が下がるだけです。
ネット上に、自分の知識を挙げる事。
善人ばかりが見ているとは限らない。
中々難しい事です。

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[1236]白い塗料投稿者:Tarakowski
投稿日:2015年10月18日 (日) 21時32分
熱造かどうかというのは別として、輸出用に白い塗料でスタンプしたのは通関用で、購買者が簡単井消せるようにしたと説明を聞いたことがあります。私のエクサクタは米国西海岸で買ったジャンク品で文字がかなり消えかかっていて購入時は気が付きませんでした。戦後米国でエクサクタやプラクチナの代理店をしていたのはマサチューセッツの会社で多分そこ経由のが白い塗料のスタンプを押していたのだと思います。MIOJの刻印が入ったニッカは昔使っていましたがもう手元にありません。

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[1237]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月18日 (日) 23時47分
仰る事、全くその通り。貴下のエキザクタ、本物でしょう。
一方で、資本主義社会の原理。希少品にプレミアムが付く。
嘗て、ノーネームコンタックスが話題に成った(是はキエフ)
オキュパイト製品と云う分野も有る。
ツアイスの製品に関しては、一部を除いて、ほぼ、オキュパイトを確定できる(ネッター、ノバーレンズの付いた物、或いは、ソビエト統括圏で作られたテッサー製品。是は特定不能)エキザクタ、プラクチカは、製造No資料が残って無いので、全く不能。
ニッカ、レオタックス等も、特定不能(会社が存続していない)
私、作ろうと思えば、作れますよ(有る程度、知識、技術が有れば、出来るんです)其れだけに、特定するのは、厄介なんですよ。
この話、ど壺に嵌りそう、是で終わりにします。

[1230]フジカ35ML,SE御存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年10月14日 (水) 20時25分

フジカを取り上げるなら、この2つを外すわけにはいかない。
フジが、135レンズシャッターを発売したのは遅い。
57年、先ずフジカ35M。是も田中教授の設計。
レチナUcと同じ、底面巻き上げ。M5と同じ、側面巻き戻し。
フォーカシングは、ファインダー横のギア連動。
レンズは、45o、フジノンF2,8 ですが、3群5枚。シャッターはシチズンMXV〜400s、15900円。
ペット35と同じ時代ですが、此方は大人用。
58年、是をバージョンアップしたのが、ML。19500円。
レンズは45o、フジノンF2、4群6枚。シャッター、シチズンMVL〜500sこの2つは、フルマニュアル。実にシンプルな美しさ。
特に、F2は、ミノルタのF2に劣らぬ、和製ズミクロン。
そして、58年末、是にセレン露出計を付けたSEが。25500円。
此方は、F1,9。更にシャッターはシチズンMTL〜1000s。
何とレンズシャッターで1000sが可能。
現代、セレンガ眠っていたり、特殊なフォーカシング構造、鏡胴に錆が有ると、動きがぎこちない。この状態だと、ジャンクで5000円程。でも、セレン露出計は単独。マニュアルでも撮影可能。
RFファインダー。ブライトフレーム付、明るく、分離も良い。
私、SE2台持っています。程度には差が有りますが、写りは最高(どちらも、セレン生きている>このカメラ、大型のセレンを使っている)鏡胴の錆は、磨き、注油すれば何とか成る。
ほぼレチナVC。クセノン、ヘリゴン付と差が無い(スプリングで無いので、レチナより大きく、重い)
レンズ交換を考えなければ、ズミクロン付きのM3に迫る。
この後、59年に完全EE、フジカ35EEと成る。24000円。
是は、お勧めで無い。構造が複雑、セレンが死んでいると、素人には手が出せない(EEが外せない)
尚、M,ML、SEは併売されていた期間がある。59年型のM,MLには、SEの1000sシャッターが装備されている。是は本物の珍品。初期型のMと共に、現代でもプレミアム価格が付いている。
SEにF2,8付が有るが、MLにF1,9付きは無い。

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[1234]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年10月17日 (土) 20時19分
ご投稿を読んでSEを久し振りに取り出しました。幸い革ケースは緑青が浮いていたものの黴びてはいませんでした。以前使ったときはライカM3と同じサイズのように思っていましたが、少し横幅が小さいようですね。角を丸めた直方体のボディが個性的です。
1/1000が出るリーフシャッターはミノルタVシリーズなどありますが、大口径の開放でも最高速出るのはほとんど空前絶後ではないでしょうか。30年以上が経ち、ローライがカーボン羽根で1/1000出すまでは。
ナースマン様が仰る通り、恐ろしく高性能なレンズです。ズミクロンにまったく劣りません。それでいて45mmと画角が広いのが凄い。開放ではその広がった分だけコマが大きいけれど。同時期に50/2前後を装備したコンパクトカメラは数あれど、ピカイチでしょう。
例えばカロ35の50/2は確かに尖鋭ですが、後ボケがかなり荒れます。フジノンは整っています。
さてSE、ファインダーも優秀ですが、枠と視野の両方が動くみたいですね。ぐりぐり動かしていると気分が...操作性は独特で慣れが必要ながら、底の巻き上げレバーは軽く、機械的にはこなれています。

そのご先祖様のMとMLにも興味が出てきました。
私のSEはご多分に漏れずセレンが不動です。なのでライトバリューが余計で参ります。カップリング固定じゃないのでコンパーLVよりずっと使いやすいですが...

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[1235]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月17日 (土) 21時15分
SEのファインダー、結構複雑です。
プリズムと、レンズを使っています。
見易さは、コニカの生きているファインダーの方が上。
多分、コニカの特許を外している為でしょう?
近接の枠だけでなく、視野も動かしています。其れなりに複雑。
その為、<ぐりぐり動かすと、気分が>
寧ろ、分離をもっと上げてくれた方が?ま、倍率を考えれば、M2に迫った?国産品では、結構優秀ですよ。
底面巻き上げ。この周辺に、劣化が(レチナよりメッキが悪い)
年式を考えると、セレンの劣化は仕方が無い。ジャンクで、セレンガ生きている物を見つけ、セレンのみ移植と云う手も有る(何せ、ジャンクは結構安い、又其れなりに有る)

[1227]フジペット35御存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年10月12日 (月) 18時49分

正しくは、ペット35です。
1957年、芽生えカメラとしてフジペットが発売。
当時主流の120フイルムを使った、トイカメラ(小学生用)です。
東京芸術大の田中教授設計の名品。70o、F11の単球。但し、フイルム面が歪曲しているので、写りは素晴らしい(現代のホルガとは比較にならない)私のコレクションは、此方がメイン(黒、緑、EE、ペット35黒保有)
丸型のファインダー。右のレバーでシャッターセット。左がシャッター。当時鉄腕アトムと呼ばれた。
このシリーズ、黒、赤、金、緑、グレーの色カメラ。1950円。
61年には、セレン制御のEEが。3500円。
59年、是の上級機として、中学生用のペット35が。
135フイルム。フジナー45o、F3,5(3群3枚)シャッターは、コパル25s〜200s。此方も、黒、赤、緑の三色が有った。4100円。
120のフジペットはほぼボックスカメラですが、ペット35は、最低限のマニュアルカメラ。
ファインダーは、台形。距離は目測。
このカメラ、芽生えカメラの上級品。扱いは簡単ですが、写りは素晴らしい。このフジナー、後のコンパクトフジノンと比較しても、当時は写せる範囲が限定されていたが、ほぼ差が無い。現代の400フイルムを使うと、全く問題が無い。子供でも、確実に写真が撮れる様、考えられている。底面にASA表示と、オープンを併用したレバーが有る。
私、スプリングのスーパーフジカ6、フジカGL690、フジカSE、初期型フジカコンパクト、等フジカファン。
追伸)フジカには66フジペット以上は無い(フジカ69は写真業用、プロフェッショナル仕様)
然し、トプコンのコンバーチブルホースマン。此方は、フジペットとほぼ同じ、シャッターシステム。此方は67。或いは、絞れば69迄。将に、大人のフジペット?(私、是が欲しい)

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[1228]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年10月13日 (火) 00時32分
ペット35、認識を改めました。
フジナーの銘を許されたトリプレットf3.5, 1/200-1/25シャッター、
これを4100円で売る。周囲は震撼したことでしょう。
同程度の家庭カメラ、海外には沢山ありますね。
ペット35, 全く侮れないカメラ。もし機会があれば迎え入れたいです。
プレミアがついているかもしれませんが...

120の初代フジペット、評判よいようです。
「写ルんです」も単速固定絞り単玉ですが、ハイテクとノウハウの塊だそうです。
フジペットもそうではないでしょうか。

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[1229]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月13日 (火) 21時10分
初代の120フジペット。是は基本設計が確りしている。
子供が撮影しても、確り撮れる様、作られている。
シャッターシステム。難しくなく、更にブレが無い。
ファインダー。ケプラー型ですが、見え、範囲が十分。
更に、フイルム面が、歪曲しているので、周辺迄、収差が無い。
プラスチックですが、作り、作動もホルガの比では無い。
然し、現代に使うには、1つ問題が。シャッター速度が50s程度。
400フイルムに対応しない。私、黒の方は、減光フィルターを張り付けている。EEの方は、60s程度ですが、セレン直結。セレンが死んでいると、使用できない(緑の方はオリジナル状態です)
135のペット35は、フルマニュアル。最低限度、露光を調整出来る。現代の400フイルムでも、十分撮影出来る。
何より、120フジペットを其の侭小さくした、可愛さが。
是に巻き戻し機構迄。良く出来た物。その為、オリジナルが1950円に対して、ケース付き4100円(本体だけだと3400円)当時、是を買って貰える子供がどれ程居たか?
生産台数は少なかったと思う。更にプラスチック。現代、どれ程生き残っているか?是も珍品。プレミアが付いているかも?
でも、フジカのコンパクトカメラの原点です(本来のフジカコンパクト初期型は、5枚玉のフジノン>是は是で、素晴らしいですが)
レチナで云えば、レチネット(でも是は、大人用)ですかねえ。

[1221]コニカオートレックス御存知ですか? 投稿者:ナースマン

投稿日:2015年09月28日 (月) 22時07分

又しても135珍品の紹介。
ハーフの一眼レフ。オリンパスペンFが有名ですが。
是を上回る一眼レフが。
ペンFはs38年発売ですが、オートレックスはs40年発売。
国産EE一眼レフの元祖です。このカメラ、何とライカサイズと、ハーフサイズの切り替え、併用可能何ですよ。
と云う事は、135の中心部だけ使って、ハーフ撮影するんです。
銘球ヘキサノン。是の中心部だけ使うので、画像が悪い訳が無い。
但し是は、ペンFと違って、フルサイズ一眼レフ。Fよりは、大きく重い。
ペンはs41年に、FTとして露出計内蔵と成りますが、オートレックスは、逆。s41年に、露出計を外した、オートレックスP(プロフェッショナル)を発売。
今と成っては、電池の関係で、Pの方が使い易い。シャッターも、EEで無い分、Pの方が、ダイレクトな感覚です。
私、オートレックスPの方持っています。
私、一眼レフは殆ど使いませんが、使うのは、是です。
本体、レンズ共に、ニコンF、ニッコールに迫っていた時代の、コニカです。一眼レフ用、ヘキサノン。素晴らしいですよ。
ペンFのズイコー越えていますよ(と云っても、Pをハーフで使う事殆ど有りませんが)
珍品なので、めぐり合う事は?ですが、ペンF、ニコンFより遥かに安い。でもって、写りは最高。
このヘキサノン。デジで使えないかなあ?

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[1222]P使っていました投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年09月29日 (火) 23時07分
私もPを使っていましたが,ミラー作動が粘ったとき,拙い操作をしたもので再起不能になってしまい,有志に譲渡いたしました.残念に思います.
コニカARはアダプタが豊富で,ニコンFとM42,OMで交換レンズを賄っていましたので当時は付属の52mmf1.8しか純正を持っておりませんでしたが,写りはたいへん良かったです.
私はハーフサイズで複写をする用途が当時あったのでオートレックスを求めましたが,ナースマン様ご指摘の通り,オートレックスはシャッター優先EEのためレリーズのストロークが重く長く,感触的にはPの方が好みでした.
フルサイズからハーフに切り替えるとコマの無駄はありませんが,逆だとハーフ1コマ無駄になることがあるようですね.怖いから途中切り替えは出来るだけやらないよう気をつけました.
Pを喪った後,コニカFT-1プロハーフが入手出来,かなり能率的に作業をこなすことができました.今となってはデジタルに取って代わられていますが.....
ヘキサノンは最近大変安価なので,ぽちぽち買っていると結構な数になりました.明るいラインは別にして,暗めのヘキサノンはコンパクト,40/1.8や,100/2.8は好みの写りなので愛情コニカAcom-1に付けて持ち出しています.
コニカはIIIMやヘキサ-などフルサイズボディのハーフ判を結構用意していましたね.
拙宅にはアイ2がありますが最近シャッターが粘って,シャッター羽根をベンジンで拭いているのだけど復活しません.もう少しスキルアップしてちゃんと直してあげたいです.

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[1223]投稿者:ナースマン
投稿日:2015年09月30日 (水) 21時13分
このハーフ切り替えシステム、実に良く出来ている。
軍艦部の切り替えレバーだけ。其れでファインダーも、ハーフ用の爪とラインが出る。何と、フイルム装填中でも切り替え可能。
ブラックバードの様に、フイルムの無駄も無い。
但し、簡単な分、構造上、欠点が有る。
取説にも書いてある事(本来、ケースの底にもプレートが有るのだが、このプレートが取れている事が多い)
フル>ハーフ、巻き上げ後レバー作動。
ハーフ>フル、レバー作動後巻き上げ。
是を逆にすると、1駒無駄に成る。
頭では解っていても、普段使いしないと、体がついいてこない(れんずまにあ様の重なりも、多分是だと思う)
途中切り替えしても、約1,8倍の焦点距離の画像が出来るだけ。
ラボも迷惑。私は、フイルム装填時に切り替えるだけ。
殆ど、フルサイズで使っている。
コニカが作った、最後のマニュアル一眼レフ。れんずまにあ様が仰る様に、その後の、FTAとかT3のヘキサノンが、ほぼマニュアルで使える。使い勝手、画像は、ニコマート+ニッコールを上回る(アダプターが有れば、ニッコールも使える)
老舗コニカの製品。堅牢さも十分。フルマニュアルなので、修理も簡単。十分蘇る。ジャンクサイトで、レンズ付で、5千円程度。
見かければ、買いだと思います(交換レンズニコマートより安い)
追伸)私、中学生の頃、ペンF使ってました。
当時のFとPのハーフのネガを見比べても、やはりPの方が上と思う。FTはTTLに成っているが、絞りが1〜のナンバー。加えて電池も問題(現代では、使いずらい)
FTはミラーはFより大型化、1ストローク巻き上げ(Fは2ストローク)セルフタイマー付き。
F系の最終版にFVが有る。是は、FTのTTLを外した、Fの進化系。殆ど見かけないが、見つければ買い。是に普通絞りの、F用レンズを付ければ、現代では最強のF(但し、PはこのFVを、大きさ以外、全て上回っていると思う)
現代、コニカミノルタに進化した為、デジカメを作っていない。
その為、コニカの一眼レフに、デジ用のレンズアダプター、純正品が無い。何とか、ヘキサノンをデジで使って見たい物です。
デジペンには、Fレンズが使えるアダプターが有る。

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[1224]投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年09月30日 (水) 23時35分
さすがはナースマン様,全く私が存じないところまで,話(書き)出すと止まらないところが凄い.
フル/ハーフの切り替えに作法があり,それがちゃんと表示されていたとは.
そして本来ならPは丈夫なのですね.機会があればまた入手を目指すことに致します.
私は作品はフィルムで製作したいと思っていますが,テスト用にコニカAR-ソニーEアダプタを持っています.
ARアダプタはあまり店舗に流通していませんが,通販ではマイクロフォーサーズマウントアダプタも何種類かあるようです.

ペンFVは,暗くなりがちなミラーファインダーのハーフミラー分だけ明るいと愚考し,海外通販で入手しました.
私もお勧めだと思いますが,本当に視野が明るくなったかよくわかりません(笑)
ペンFシリーズは私の原点ですので,ある程度使いづらさがあっても維持しています.最近はアダプタで最近のデジタル用や,使い道がなくなったAPSフィルム一眼レフ用レンズを付けて楽しんでいます.最近のレンズは非常に高解像力で,味気ないかどうかは別として精密描写には打って付けです.

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[1225]新 機種別掲示板投稿者:れんずまにあ
投稿日:2015年10月04日 (日) 14時52分
またもこちらへ私信することをお許しください。
Nikomatサイトの日浦さんがこのたび「中判への誘い」掲示板と同じ主旨の新掲示板を立ち上げられました。中判に限定せず他のフォーマットも受け付けるということです。
可能な限り永続性を目指すと仰っておられます。また画像も貼り付け可能になります。
http://nikomat.org/priv/camera/index.html
よろしければ、皆様ごいっしょに情報発信いたしましょう。
へっぽこ親爺様にはまだ連絡がつきません。
親爺様に復帰して頂くのが最善ですが、こういった掲示板は平行してもよろしいでしょう。

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[1226]120VS135投稿者:ナースマン
投稿日:2015年10月05日 (月) 13時18分
先ず、此方のサイトへの御迷惑。
れんずまにあ様共々、お許し下さい。
私、本来中判スプリング(イコンタ)のコレクター。
スプリング繋がりで、レチナ、コンテッサも其れなりに。
途中から、レチナに関して此方のサイトでも。
私、弄るのも好きなので、いつの間にか、レチナの技術面での返答が主に成っていました。
此方のサイトも、限定接続と成った為。最近では、135(取り合えず現代でも使える、銀塩写真機)の珍品を取り上げています。
>こんな事でも、取り合えず、手に入る銀塩フイルム(135)で使える写真機に興味持ってくれる方がいれば?と、レチナ以外の135を、勝手に特集しています。
途中から参加。其れでいて、主催者の様な大きな顔をしている私。
御免なさい。其れだけに、此方のサイトも、最後まで付き合うつもりです。
れんずまにあ様とは、中判の仲間。私、どちらかと云えば、120スプリングがメイン。日浦様のご決断、有難い事(日浦様は、ニコンがメイン)何れ参加させて貰います(その節は宜しく)
エルマー様、御迷惑でなければ、最後まで、此方のサイトをメインで投稿いたします。宜しく。




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