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投稿日:2015年12月18日 (金) 22時52分
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135のバイヤーズガイド。そろそろネタが尽きて来た。 本来のレチナに戻って、レポートする。少し長く成る。 戦後型の010には本家ロチェスター製エクター付が有る。 然し、戦前型最後の、148にも、エクター表示の物が有る。 一般に、是は、シュナイダーのクセナーだと云われている。でも、148には、クセナー表示の物も有る。はたして、是はエクター?148のクセナー付と、エクター付。比較すると差が有るが、個体差の範囲かも? 先ず、テッサー、エルマー、エクター、クセナーの関係から。 ツアイステッサー。ショットの光学ガラスを使った、本家。 ライツエルマー。テッサーの特許を避け、レンズ配列を変えた物。ショットの光学ガラスを使っているが、テッサーの物とは、別の光学ガラスで、屈折率も違う。 シュナイダークセナー。テッサーを範に。ショットの光学ガラスを使っているが、別の光学ガラス。屈折率が違う。 コダックエクター。エルマーを範に。但し、コダックの光学ガラス。一部には、トリチューム等を使った、放射能ガラスとか、ルーメナーズコート付も有るが、010のエクターには無い。此処までが、前段。 レチナT、010。是は戦後直の物で、物資不足から、レンズも本家エクター、クセナー、ゼナー、ローデンシュトックイザール付等、色々有る。 本体側も、戦前の148の残り部品のかき集め。仕上げも悪い。 是に比べて、148はドイツ最盛期の戦前型。表革、蛇腹革、本体側の仕上げを含め、010より上である(148と010、本体側はほぼ同じ物)私、エクター付の148持っている。OHして無いが、シャッター等の、作動に不安なく、本体の錆等も無い。革に、あばたは有るが、表革の艶も有る。蛇腹のヘタリも無い。 このレンズ。シュナイダークセナー表示の物と、コダックアナスチグマットエクター付の物が有る。このエクターが問題。距離表示が、mの物と、fの物が有る(私のはf表示) 一般には、クセナーと云われているが、同じ物なら、なぜ別表示? 国内販売品と、輸出用品とも云われているが?同じ物を、シュナイダーが別表記? (此処からは、私の類推を含む)先の分類を見て欲しい。 クセナーは、テッサーを範に、ショット製別の光学ガラスを使った物。と云う事は、このエクター。エルマー型レンズ配列をした(コダックエクター規格で)ショットの光学ガラスを使い、シュナイダーで作ったレンズ=シュナイダー製エクター? 私,エクター付010、持ち合わせが無いので、比較した事は有りませんが、是が、私の類推です。 148エクターと、010エクター、両方お持ちの方、是非ともご意見を。
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