|
投稿日:2015年11月16日 (月) 09時24分
 |
成り行きで、次はニコン。 と云っても、私、父の形見である、ニコンSしか使った事が無い。 本来、日浦様等の方が、よほど詳しいと思う。取り合えず、資料を基にしたレポート。 レンズ会社であった、日本光学が、初めて作った本体側。 ニコンのRF機、その構造が不思議。レンズのフラジン、シャッターはライカを範に。本体構造、RF、マウントはRFコンタックスを範に。その為、Lレンズも、コンタックス用Cレンズも不可。 自社のSレンズしか使用できない。勿論、キエフの物も不可。 レンズその物は、コンタックスの物を、範にしている。 1948年、ニコンT。是は先に述べた、横32oの日本判。是は国際スライド判に難。コダックよりクレームが。 49年、ニコンM。横34o、送り8穴に改造。是で何とか36判で使用可能と成る。Mは、ミデアムの意味と云われている。 此処までは、PX販売品。 50年、ニコンS。Mにシンクロ接点を付けた物。此処からが、民生品。父の形見でも有る。500sシャッター、0,6倍ファイダ―、構造はシンプルで有るが、精度は高く、丈夫。わたしのSもOHして、未だに現役。但し、1250sのコンタックスには劣るか、ゴム引き絹幕シャッターは、コンタックスの鎧戸型より丈夫。私の物も、其のままで生きている。 レンズは流石ニコン。50oF2、F1,5。そして有名なダンカンの85mmF2(私、是が好きで、LとSの両方持っている)ほぼツアイスのコピー。 この頃、キャノンはWSbを出す。レンズは素晴らしいが、Sでは対抗できない。加えて、ライカはM3を(54年) 54年。ニコンはS2を。Sを全面改良。36oフルサイズ、等倍ファインダー、1000sシャッター、レバー巻き上げ。精度も上がり、50oを使う限り、M3、WSb改に並ぶ。後のFも、この本体が原型。 キャノンはXT、XLを発売。M3を目標に、お互い切磋琢磨。
|
|