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投稿日:2015年10月21日 (水) 19時38分
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フジカを取り上げたなら、次はコニカ。 戦前からの老舗。戦後は変化が目まぐるしい。 戦前、スプリングのパールを生産していたので、戦後も、いち早くセミパールから。 135は、コニカT。先ず、s22年。ヘキサーF4,5、100s付。戦前のレントゲンカメラ、ルビコンを改造。戦前の、部品を寄せ集め。ほぼ、セミパールを、沈胴の固定鏡胴にした物。初期のレチナに近い。撮影には、幾つかの手順が必要。 s23年。ヘキサーF3,5、s500コニラビット付(私の個体) 此処迄、パールTと共に、先に記した、オキュパイト表示。 s25年、F2,8が。是は、国内用。 s26年、コニカU。ヘキサノン、F2,8、s500コニラビットs。 沈胴ではあるが、やっと二重露光防止に。 s30年、UA。ヘキサノンF2付。他に、普及機のUB。ヘキサーF2,8付。UBm。ヘキサーF3,5付が有る。 s32年、コニカV。是はフルモデルチェンジ。巻き上げを前面DS(招き猫)に。ファインダーは、フレーム付きの0,7。 普及品に、F2,4付が有る。 s33年、VA。F1,8と普及品のF2付。ファインダー。枠が、撮影距離により、パララックス変化する、生きているファインダーに。RFも事前からの補色に加えて、等倍、分離も良い。 s34年、VM。是はオートレックスの御先祖、RF版。ハーフ切り替えが出来る。まるで外付けの露出計が。是は明らかな珍品。 此処までは、老舗コニカの、コレクターズアイテム。其れなりの、価格(特にVA。VMに至っては、価格より、数が?) F2ヘキサノンRFを体験するなら、s34のコニカS。普通のレバー巻き上げに。定点合致のセレン露出計装備。プラスチック仕様の普及品。セレンが死んでいても、マニュアルで使える。当時のベストセラー、ジャンクで結構見かける。s38年のSV。是は、Sのプラスチックを、金属製にした物。どちらも普及品ですが、ほぼVAの機能を含んでおり、よく写る。RFヘキサーの御先祖様。銘球ヘキサー、ヘキサノンをを楽しむなら、この辺り。私的には、V(叔父が使っていた)老舗コニカの重厚感。V、VAこの辺りは、レンズ交換を考えなければ、M2,M3に迫る。 S,SVでも、ヘキサノンを十分体験できる(私、S持ってます) |
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