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投稿日:2015年10月16日 (金) 20時14分
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1945年8月15日。日本は、敗戦に伴い、GHQの占領状態に成る。 カメラは贅沢品として、生産が認められなかったが、翌年、生産が認められる。47年2月、輸出が認められるが、輸出品には、メイドイン、オキュパイテッド、ジャパンの表示が、義務付けられる。 最初にカメラを再生産したのは、ニコン、キャノン、小西六。 ニコン、キャノンは是を潔しとせず、輸出品のみ、オキュパイト表示。国内販売品は、全く何の表示も無い。小西六は素直に従う。 例えば、コニカT。戦前から残っていた部品で組み上げ。PX(米軍購買部)での販売品は、軍艦部に表示。国内販売品(輸出用を含め)は底面に表示している。 1949年12月にオキュパイト表示が外され、メイドイン、ジャパン表示が可能に成る。その為、ミノルタ、マミヤ、当時流行っていた豆カメラにも、オキュパイト」の表示が有る。 私の、コニカTは、底面。パールTRSは表面にオキュパイト表示が有る(観光地である奈良、米兵がお土産にカメラを買う事が多かった為か?) 屈辱的な表示ではあるが、是が結構珍品として、プレミアム価格。 ドイツも同様。ツアイスを主として、ソビエト占領下、とか連合国占領下の表示が有る(ライカ、レチナにも有る?) 加えて、戦前の中国。ツアイス製品には、徳国製とか、フォー、マンチュウコウの表示がある(私のセミイコンタは、マンチュウコウ表示が) 申し訳有りません。私、ツアイス製品に関しては、ドイツ、満州共に、もう少し、詳細な、資料を持っています。敢えて、表示も原文では無い、漠然とした、記載です。 詳しく表示すると、ネット上に**(確認後掲載)品が出る可能性が有る。 何せ、ツアイス、ライツ、レチナと成ると、結構なプレミアムが付く物で(国産品も、結構珍品扱いです) 嘗て、日本は、戦争に負け、アメリカに占領されていて時代が有るのですよ。今の日本からは、全く考えられない時代です。 |
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