去年の夏・・・ちょうど今ごろ、私はこんなことをやってました。
★若プロダクション大分 ドラマティカルミュージカル『Soul Way〜時代の疾風を超えて〜』 作・演出・振付 安松良道
★2004.8.29 OASISひろば4F 音の泉ホール
お声をかけて頂き、賛助出演させてもらいました。
主役の高校生「麗音」の母親という、とても重要な役。
間にナレーション等は入るものの、ほぼ一人で語るシーンは約3ページに及んだ。
もちろん稽古場は、大分。
一度だけ安松先生の稽古をうけて、2回目の稽古は、もう本番1週間前の通し稽古だったι
3回目が本番前日の稽古。「麗音」の弟役・・つまり私の息子役には、この時初めて会った。
まぁ、他の出演者とも1週間前に初めて会ったわけですが・・・
50人程の、将来に夢を持った若者たち・・・
の中に紛れ込んだ地方劇団の自称女優一人。
様々なプレッシャーに押しつぶされそうになり(お嬢様育ち?の私は、一人で電車に乗った事もホテルに泊まったこともなかった)
その夜は、お腹空きすぎてるのに食べられない・・・疲れ過ぎてるのに眠れそうにない。
つまったセリフを繰り返すのみ・・・・・・
本番直前のゲネまでセリフがとまってしまった。
覚えているのに、なぜか出てこなくなってしまう・・・
小さい共演者に「セリフ覚えた?」と問い掛けられる。
本番が始まっても、通路の隅でセリフを繰り返し辿る・・辿る。
限界を超えていた。そんな自分が悔しかった。
でも、この時ほど仲間が有難かった事はない。離れていても一緒に居てくれてると信じて、本番の舞台に挑んだ。
貴重な体験をさせてもらったと思っている。
そして、若プロの皆さんに出会えた事も・・・。
台風の中、観に来てくれたメンバー&Pupaサポーター
そして、支えてくれた人・・心からありがとうでした(__)