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Mr.ミラクル |
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From:ちょろ(管理人)
今日は久しぶりにハーフダイムにローストビーフを食べに行きました。ローストビーフは相変わらず美味しかったです。そういえば、前までアメリカ産アンガス牛プライムリブだったのが、オーストラリア産に変わっていました。どこも大変だな、と思いました。
本日の目玉はそんなんじゃないんです。いやまぁ、ローストビーフは美味しかったんですが。ハーフダイムって店は、前も言いましたが、店員は全員なにかの仮装をしていて、メニューを取りに来る人も、いい大人ですが、あくまで素で「ニーニー!担当の森の音楽家です」とか「枯葉の妖精です」というような店なのです。店内には歌を歌って回っている人もいたり、ちょっと変わっているのですが、そういうパフォーマンスのなかに手品、というのがあるのです。
ハンカチを使った手品をテーブルを周ってして周る人を、前に見た事がありましたが、自分のテーブルにマジシャンが来たのは初めてでした。彼はトランプマジックをする人でした。ネームプレートには、ズバリ「Mr.ミラクル」怪しすぎて言葉もでません。
どんな人かと言うと、「大学3浪中ですか?」といった感じのメガネに七三がかった短髪、かろうじてこの店の感じに合わせて頬に落書きっぽいフェイスペイントがしてあるのです。
まず、彼は勇気を出してうちのテーブルに「こんにちわ!」と声をかけてきました。その「こんにちわ!」と食後のコーヒーを持ってきた店員の「失礼します」がかぶってしまう、というバットタイミング。のっけから心配です。
「あ・・・」とバツの悪そうなMr.ミラクルに「タイミング悪いね〜」と助け舟を出し(どうして客のチョロが助けなくてはいけないのか・・)やっと笑顔を取り戻したミラクルは「手品はいかがですか?」と言いました。
おお!是非是非!とノリノリで応対したチョロ達に彼はニコヤカにトランプを取り出しました。お約束で、そのトランプにズルがないかチェックしたりして盛り上げるチョロ(どうして客のチョロが・・・再)そしてMr.ミラクルの、ある意味ミラクルなショーが始まりました。
まず、1回目の手品、客の引いたトランプが2つに分けたトランプの山のないはずの方からでてくる、という物なのですが、途中であまり手際の悪さにわぶがタネを見つけてしまいました。チョロは見つけれなかったものの、いつが怪しかったかはバレバレでした。
そして「こちらの山にはお客様の引いたのはないはずですよね?」というミラクルの問いに、わぶが「いや、あるよ・・・だって入れ替えたやん・・・」とぶっ放した瞬間、後世に語り継がれるミラクルの名言が飛び出します。
「 や め ま す か 」
ミラクルッ!だってめっちゃ下手なんだもん!だからってスネてどうするっ!客にキレてどうするんだ!軽く受け流す事ができんのかー!
慌てたチョロは、「私はわからなかったよー!」とフォローすると(どうして客の・・・再3)「じゃあ、わからないままで」とまだスネるミラクル。
大阪弁でまくしたてるカップル・・・さぞかしキツく聞こえたのかも知れませんが、私たちはとっても面白くて笑っていましたし、なによりミラクルの腕前及び手品を進めるしゃべり、流れ、にかなり難があるのです。
でも、フォローに気を良くしたのか、ミラクルは次のショーに入りました。これも、トランプをいくつか選んで、それが消えていく(実は客に見せる時には2枚を重ねてめくってみせて消えるように見せる、というタネ)という手品だったのですが、ミラクルは凝視されている手元のトランプがズレてしまったのを、目の前で直し、何事も無かったかのように手品を続けようとするのです。
これに、またわぶが「ちょっと・・・」と爆笑しながらツッコミを入れようとしたら、なんとミラクル、キっとわぶを睨んで「スルーで」と言い残し、チョロに向かって手品を再開しました。ぉぃぉぃ、わぶは客じゃないのかーー!アシスタントかよ!マジシャンが客に「スルーで」ってなんだーーー!
私たちは笑いが止まらず、もうミラクルも半分ヤケクソみたいでした。最後にミラクルは、彼の十八番であろう手品を、これは結構見事に見せてくれ、去っていきました。最後の手品には、惜しみない拍手を送りました。ぶっちゃけ、あれだけをやって周ればいいのに・・・とも思いました。
ミラクルには「次までにしゃべりの練習と手品のパワーアップ楽しみにしてるよー!」と言い残しておきました。なんせ、しゃべりも、途中で「あれ、なんだっけ・・・」とか言い出す始末なのです。
ミラクルに「アナタは一日中こうやって手品をしてまわるのが仕事なの?」と聞いたら「そうです」というので、「すごいね!職業はマジシャンじゃん!」と言ったら・・・
「いぇいぇ、テレビに出ている人ほどでは・・・」
当たり前じゃーー!テレビにでてるカメラをアップにされてもタネのわからない手品とミラクルのは比べるトコちゃうやろー!と、また突っ込んでしまいました。
文章で書くと、チョロ達がミラクルをバカにして終わったように見えるかもしれませんが、そんなことはなく、私たちはミラクルとたくさんしゃべり、たくさん笑い、そして、しゃべりを教え、激励し、そしてミラクルのファンになりました。
次に言った時も、ミラクルを呼んで手品を見せてもらいたいです。次はもうちょっと上手くなっているのかな〜〜〜?
どうせもいいですが、ハーフダイムにはしゃべりのタイプ的に、マジシャンに向いていると思われる人はたくさんいます。どうしてあんなに口下手で、対人の苦手な彼をMr.ミラクルに選んだのか・・・ある意味奇抜な人事です。
Mr.ミラクルの超ミラクルなショーに乾杯!(* ^ー゚)ノ新しく出来たほうのハーフダイムに彼はいます。是非見に行ってあげてください!
2004年02月29日 (日) 09時50分
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いやぁ |
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From:影
ありえへんなぁ・・・
つっこんでるあんたらの姿が目に浮かぶ。
2004年03月01日 (月) 22時10分
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おひさしぶりです |
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From:あずきもち
おもろいなぁ お店自体も楽しそうだけど、ミラクル・・・。 名前からして只者ではなさそげなオーラでてますね。 うちもいじめに行きたいw(コラコラ
全然話は変わってしまうのですが、よくスーパーで「てつや」と銘打った袋ラーメン(生タイプ)を見かけるのですが、 ちょろさん達がよく行ってるお店のものなのかな?
2004年03月04日 (木) 18時36分
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ん〜・・・ |
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From:ちょろ(管理人)
どうだろう、見てみないことにはわからないけど、北海道の本物のてつやも、確かにお持ち帰りラーメンを販売しています。
でも、箱に入ってて、箱には「てつや」の生みの親である内海てつやさんがラーメンを作ってある写真がのってて、「この先に お客様の笑顔 だから私は がんばれる。内海てつや」という読むほうが恥ずかしい一言ポエムみたいのが印刷されている、という物でした。でも、地方発想されているのは違う感じになっているのかもしれないし、どうなのかな〜。よく見かけるサッポロ一番、みたいな感じの袋ラーメンになってるとは考えにくいけど・・・
http://www.rakuten.co.jp/hokkaido-omiyage/435115/466648/
↑のアドレスで、お取り寄せをしていて、パッケージの写真も載ってるので見比べてみてくださいな!
でもでも、本当の味を知ってもらうためにも、是非一度北海道で食べてみてくださいね!
2004年03月05日 (金) 23時06分
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