付き合っていた頃、ウキウキデートなのに、店員にえらく怒鳴る彼。怒鳴る理由がわからなかった。
店員に怒鳴る人間自体を初めて見て、凄いびっくりした。
でも、今回だけかなって流した。
きっと、愛する私には怒りは見せないんだと信じていた。

結婚して早速、怒りの矛先が私に来だした。

・餃子は臭いから、仕事の前日に夕飯に出すのはやめてと言われていたのをスッカリ忘れて出した。
私「え？そうだったっけ？折角作ったのにぃぃ」
夫「なんやとー！？自分のミスをまず謝れ！」
私「ごめんなさい。魚焼くけどそれでいい？」
夫「なんやそれは！嫌がらせか！」

・一緒に外出するから早めに支度をして待っていたが、夫は自分のペースでテレビを見ていたから、同じようにテレビを見てまだかなと思いながらいたら、いきなり「いかへんのか？！どないすんねん！テレビずっとみとくんか！」とキレた。

・雑誌を買ったら、「誰が買ってええゆうた？」

・式場のレッドカーペットを一歩先に歩いたら「誰が俺より先に歩いてええゆうた？」

・皿の洗い方チェック

・私の具合が悪くなりしゃべれなくなると、即キレる。
「しゃべられへんのか！もうしゃべらへんのか！」と。

・そして、機嫌のいいときはもの凄く親切で優しい人。
だから頑張ろうって何度も思い直したものでした。

他にもいーっぱい！何度も話し合おうと試みた。
でも全然理解してもらえず。
あー、理解してもらおうってのがこの人にはまず無理なんやと気づいた。

結婚して半年で、モラに気づき脱出しました。

半年は不幸中の幸いでしたね。よかったよかった。

餃子や外出時のエピソード、うちも同じようなものでした。
餃子は、「にんにくなんか入れてないでしょうが」と言い返しましたが、以来、餃子を出すたびに、ねちねちと、ここが、あそこがと難癖をつけ、遠まわしにまずいといい続けましたよ、モラ夫。
子供まで、「毎回同じことを言うな」と言っていました。（笑）うちの餃子、スーパーのよりおいしいんですけど。（笑）

えー、店員さんに文句言うのも大好きでしたね。
カウンセリングに通い始めてから、受付の人に怒鳴っている患者を見て、「昔の自分のように思える」と言ったこともありました。モラ父モラ弟を見ると、自分を見ているようだと言ったこともありますが、怒鳴るのをひかえて、わかりにくくモラるようになったので、こりゃ駄目だと思いました。
雷親父が、鬼姑になったようなもの？例えが悪くてごめんなさい。（笑）どっちも嫌ですよね。

こちらのサイトのおかげですよ、半年で脱出できたのは！
不幸中の幸いとは…ありがとうございます。

そうですか、餃子も苦情も外出も同じだなんて！笑
モラは一貫性がありますね。
私には、店員に怒鳴ったりいちいち文句を言うことが毎日ビックリ仰天でした。テレビを見ても何を見ても、必ずの文句。
認めるとか受け入れるとかが一切ない人だったなぁ。
白黒つけないと先へ進めない性格。

超平和主義の私には全くもって、理解不能でした。
明らかに違う世界の人でした。

式の招待状の便箋を何色にするかでさえ、お伺いを立てないといけないんだと、一人じゃ選ぶことも出来なくなっていました。

披露宴の招待状も、うちモラも、クレームつけまくり、刷りなおしでした。
あの時、姑が「蛇男はうるさいから」と言って悲しそうにしていたのに、几帳面なよく気のつく人だと勘違いして。（笑）

まさか、あれが、何でも自分の気に入るようにさせないと気が済まないモラだとは気がつきませんでした。
私は10年近く、親戚も友達もいない、1日では実家へも戻れない場所に隔離されていたんです。檻の無い牢獄みたいなもんですね、今思えば。お金は持っていたけど洗脳されて使えなかったし、目先の家事育児に追われて、逃げることも思いつきませんでした。

ね、半年はラッキーでしょ？