犬猫　包丁・・のお話し。
うちも似たことがありました。

うちのモラ夫は積極的な攻撃　（罵倒とか、つっかかるとか、妻を監視するとか）はしませんでした。ひたすら不機嫌、無視、無言攻撃。

言葉や哀願がまったく通じなくなると、人間パニクりますよね。泣きわめいてしまうこともありました。夫はそれをもひややかに見下ろしながら、むしろほくそ笑んでいる表情をしていました。

それでもくってかかると、そんなときは暴力もきました。
思わず殴る、というのでなく、まずそのへんを物色して、掃除機の柄をつかんで向かってきたことも。
わたしは包丁を寝床の下に滑り込ませて寝ていたことがあります。何のためかはわかりませんでした。ふいっと自分の喉に当ててみたりもよくしました。自分ながら随分精神がバランスを欠いたいたとしか思えません。

犬に関しては、彼は犬好きでした。まだ子供も小さい頃、少し気のきつい柴を飼っていて、いつも可愛がっていたのですが、何かの具合に夫を噛んだらしいのです。四才の子供が見ていて「お父さんがコロをたたいた、下駄を脱いでそれで頭をがんがんって、また下駄を履いて今度はお腹を踏みつけた」

子供も犬をとても可愛がっていてかなりショックだったのでしょう、気色ばんで私に告げに来ました。

現場を見てはいなかったけど、背筋が冷えて、どきどきしたことを覚えてます。そんなのはしつけじゃない・・。

ついでに思い出したことですが、夫の母も　弟も、夫に輪をかけて「変な人」なんですが、弟は「動物好き」を自称して、たまに来ると必ず犬をかまいました。犬はなつかず、吠えまくります。それでも棒やリードをねこじゃらしのようにしていつまでもからかったり、散歩にまで連れ出すのですが、帰ってきたら犬の身体がひっかき傷だらけになっていて、「有刺鉄線の下をくぐるときちょっとひっぱったんだ」とシラッとして言うのでした。

近くに住む姑も犬は大丈夫な人でした。ある１日犬のご飯やりを頼んだことがありました。夜帰ってきたら吐き下して死んでいたのです。
電話すると「牛乳をかけてあげただけよ」と姑はシラッと言ってました。勿論不慮の事故でしょう。普通の人なら預かった生き物を死なせたら、それだけで辛いでしょう。でも、その言葉だけで何にもいわないので、「お義母さん気に病まないでね」という言葉が宙に浮いてしまいました。聞いてみると、三日間外に放置していた牛乳受けの瓶の牛乳をかけたとのこと。亡骸にタオルがかかっていたので、義母がせめてかけてくれたのかと思ったら、それは隣の人が掛けてくれたものでした。昼間に死んでるのを見つけて、姑はそのまま帰り、こちらには何の連絡もくれなかったのです。

自分のことで、長くなってすみません。