「ケンタッキーお骨」の話。
亡くなった後なら「あらら」ってなもんです。

うちの舅はパブにも書いたけど、10年寝つきました。
最期はそれはそれは哀れでした。

毎年インフルエンザで施設のお年寄りが何人も亡くなるというニュースやってますよね。
自宅で寝付いた舅にもインフルエンザが襲いました。
でも、姑は病院へ連れて行くでもなく、
近所に娘夫婦がいるのに応援要請もせず、
自分もインフルエンザにかかり、オムツをした夫と共倒れという状態でした。

私達が駆けつけ病院へやっと連れて行った。
入院してくれないと誰も自宅で看る人がいないので、受け入れてくれる病院を探すのは大変でした。
妹夫婦は2人子どもがいて共働き。
私達は同じ県内ながら車で2時間かかる。

なんとか国立病院に入院させたんだけど
その3日後に舅は亡くなりました。
しかも看取ったのは私でした。
義母は同病院内で点滴中。
義妹は子どもたちがインフルエンザで高熱のため自宅待機。
私の夫と息子は遅い昼食に出ていました。
義弟にいたっては連絡すらしていない。

ぎりぎりまで病院へ連れて行かず、子ども達に助けを求めなかった姑の気持ちは今でも分かりません。

でも、こわい想像をしてしまいます。

このことは、いままでなかったこととして封印してきました。
不適切でしたら削除してください。

「あったこと」を「なかったこと」にして心に閉じ込めておくよりも、「あったこと」をきちんと整理した方が心は健全に保てると習ったし、私もそう思う。

あかねさんのこの話も、誰かに何かを感じさせるかもしれないし、いいんじゃないでしょうか。

下で言い足りなかったけど、夫がモラなのは、夫が選んでやってることでもあるんだから、あかねさんはそれに責任を感じることはないですよ。
で、モラハラを決して許さないで欲しい。許してないみたいだけど。（笑）

この意味を、舅はわかっていると言いましたが、果たして理解しているのだろうかと、私には疑問です。

だって、モラは現実認識能力が劣っているもの。

皆さん、嫌いだった支配の権化、命令の悪魔、すぐ殴る先生の訃報を聞いたからと、仕事の段取りをつけてまで通夜葬式に行きます？私は行かない。
私の夫は、「お前の父親から殴られた」と何人からも恨みがましく言われたそうです。
舅は良いことをしたと思っているけど、やられた方は思ってないもの。

老後を考えるのは、統計上40過ぎてからだそうです。若い方、ピンと来ないかもしれないけど。
生きてきたようにしか死ねないのは、私もです。夫の葬式でも喪主をしたくないし、自分の葬式でもされたくない。子供達から、なんであんな父親を父親扱いしろと言われるのかと糾弾されたくない。

日本海さんありがとうございます。
日本海さんの「こころ」しっかり受け止めました。

昨晩書き込んだ時、なぜか泣けて泣けて仕方なかったのですが、
1晩経って判明いたしました。

舅がかわいそうで泣いたのでも、姑が気の毒で泣いたのでもありませんでした。
自分のことは棚上げし、育ってきた中で寂しかったこと・怒りを感じたことを私にポイっと投げてよこし、
その処理をさせられていた事に気が付いたからです。

日本海さんがおっしゃるように
大人になる前に、結婚する前に
自分自身が清算しケリをつけてこなかったことを
しょわされていたんですね。

でも、それが分かったので
またひとつ強くなれたような気がします。