まだ　夫婦だった頃の話。
朝一番に起きてコーヒーを飲み　まだ上の部屋で寝てる私たちに聞こえるようにスリッパの音をドンドンとならしながら廊下を歩き　その音で仕方なく起きてしたに降りて子どもたちと三人分の朝食を準備し急いで食べて　着替えようとしてるとま「はたき」を持ち出してスリッパのまま私の部屋に入りスリッパを履いたまま布団の上を歩きはたきがけ・・・そのあと　まだ着替えも終わっていない私たちを睨みながら　ダイニングテーブルを蹴り　「ちっ」と舌打ちしながら　掃除機をかけはじめる。それもかなり乱暴にかけるので
新築の家の壁や柱にあたって傷がついている。そして　その傷を後から　「あれ？なんでこんなに傷がついてるんだ？」と
人のせいにする。やっと子どもたちが食事を終えて自分の部屋に逃げ込むと　「お前らの汚い部屋はとても掃除する気になれないから自分でかけろ」と怒鳴り散らかす。「お前らそれでも女なのか？」が口癖。

あまりにも乱暴でうるさいので　私が掃除をしようとすると　「お前のは掃除した事にはならん」と掃除機を取り上げる。

ダイニングに犬の毛が落ちてると凄く嫌な顔をしてすぐに掃除機をかけようとする。食事中であっても。

そのくせ　ダイニングに犬を連れてきて抱きかかえ満足そうな顔をする。

その犬も元夫の顔色をうかがってたな〜
帰って来るとピッと背筋がのびて　まるで借りてきた猫のようだった。

そう　犬も気に入らない事があるとたたかれてたから
きっと怖かったんだろうね。
今はとってものびのびと育って我が家の癒し犬になってる。

掃除が一通り終わると　買出しに行くからとみんなを車に乗せていこうとする。
「どこいくんだ？」「特に決めていない」「運転してるんだから行き先くらい決めろ」

買い物中は自分の食べたい物（肉）をかごに入れてご満悦

帰ってきて昼食を食べると「今日の予定は？」と聞かれる
「特にないけど」と言えば　元夫の実家に行くか　それも拒否すれば　とたんに蔓延の笑みを浮かべ「俺はちょっといってくる」とパチンコに行ってしまい　結局すられて機嫌が悪くなって帰って来るから私たちは気が気じゃなく　夕飯の時間を地獄のじかんと思っていた。

今はそんな生活しなくていいから　うれしいな〜