ドリ男の話ではありませんが、前勤めていた会社の上司は人をとても疲れさせる人でした。
最初うちの部署に来た時は皆「リーダーシップが強くて頼りがいがありそう」と歓迎しました。半年くらいは穏やかだった気がしますが、だんだん本性を現し始めたのか、些細なミスにも物凄い剣幕で怒鳴り始めました。
皆のいる前でミスした人をこれでもかと責めあげる。私もやられました。数をたくさんこなす仕事なのでミスしない人は皆無というほどハードな職業でした。
上司はとても言い間違いが多く、相手を惑わす（何を言われたのか？必死に推理しなければならない）のにすぐ答えが返ってこないと不機嫌に。
「だから！あれだよあれ！ほらあれだよ！」といきなり言われ、何のヒントもないのに分かる訳ない。随分困惑しました。
とても怖いと思ったのは、電話でお客と話しているときの顔はこれ以上ないほどにこやかでいい人という感じなのですが、受話器を置き始める瞬間から顔が般若のように変わり、そばにいた人に怒鳴り散らしたのを見た時です。
こんなタイプの人に会うのは初めてだったので毎日会社に行くのが恐ろしかったです。

モラハラではないと思いますが、あんなに綺麗に顔と態度が切り替わるのを見ていると何かの人格障害かと…
たぶんＤＶもしてそうです。母親が包丁を突き付けるほどの激しいケンカをしたことがあると話してたので。

結局あの上司と一緒に働いてると頭がおかしくなりそうだったので退職しました。
その後今の会社に入ったのですが、男性が多いにもかかわらず元上司のような怒り方をする人が誰もいなかった。
これにはすごく驚いたというかショックを受けました。
やっぱりあの環境は普通じゃなかったんだと痛感。
今でも元上司の態度が多少トラウマで怒られるという行為に非常に敏感になってます。心臓ドキドキ！怖いんですよ…

精神的な苦痛を受けるとなかなか綺麗には忘れられないものなんですね…

お気持ち、わかります。
私も人間関係が厳しい会社から、穏やかな社風の会社に転職したときには、ほんとうに驚きました。
会社のノルマが厳しかったり、社員に求めるものが高かったりすると、部下である相手に対しての対応も本当に変わりますね。