しばらく前からロムってましたが、
目から鱗ですね〜！
モラハラという言葉はこちらで初めて知りました。

で、気がつきました・・・
数年前に別れ、つい最近またゴタゴタした元彼は、モラちゃんでした！

出会った頃、どれほど生育歴が悲惨だったか、延々と聞かされました。
それも遠い目をしながら、ため息と共に「つまんない話を聞かせちゃってごめんね」みたいな言葉で締めくくられ・・・
思わず「私が支えてあげたい！」と（爆）

馬鹿でした（＾＾；

最初はすごい押しまくりで色んな約束の嵐。
何があっても離さない、例え恋人でいられなくても一生の同志で親友で赤い糸の相手だ、僕だけは君の味方だ、一生サポートする、君を失ったら生きていけない、仕事だって辞める、僕の気持ちは一生変わらない、・・・

極めつけは、「今まで嘘をついたことがない」「今までの人生で、約束を破ったことがない」「今まで気持ちを変えたことがない」

こんな台詞を口に出したとたんに、「私は嘘つきです」と宣言しているようなものですよね（苦笑）

で、「嘘つきは嫌い」「守れない約束をする人が嫌い」ということで、元カノのこととか、口を極めて罵っていましたね（トホホ；

で、そのすごい情熱と、熱い言葉の数々と、つらく悲しい幼い頃の思い出にほだされて、思わず仲良くなると・・・

私の言うことや考え方が気に入らない、という理由で簡単に別れ話を切り出されました。

「一生離さない」んじゃなかったっけ？？

あなたの一生はわずか数週間しか持たないんですか？（＾＾）

当時は「人ってこんなに豹変するんだ」「信頼って裏切られるんだ」ということがショックで何も言えずに泣いていると、このときはごめん、と、家まで花束を持って現れました。

花束だけ渡し、「僕にとって、kimkimは特別な存在だから。だからここまでするんだよ」と爽やかな笑顔で「じゃっ！」と片手を挙げて、帰って行きました。

今思えばそんな行為をしている自分に酔っていたんでしょうね〜
それにだまされてウルウルきた私もホントに馬鹿です。
「誠実さを見せてもらった」なんて思っちゃったなんて・・・

その後数ヶ月間つきあいましたが、その間ずっと、優しい言葉・熱烈な愛の言葉・数々の約束（守らないんだけどね）という「飴」と、ちょっとでも意見が食い違うとすぐに「別れ」をちらつかせるという「ムチ」に、振り回され続けました・・・

意見が食い違うとすぐに激高して、大声で怒鳴り散らされ、延々自分がいかに正しいかを演説しつづけました。

面白いのは、「僕は今まで、女性を振ったことがない。女性はすぐに気持ちを変えるけど、僕は気持ちを変えない。」と常々言っていたのですが、

ある時、雑談中に、大学の時の彼女を振った思い出話になったんですね。

「今まで自分から振った女性はいないんじゃなかったっけ？」と指摘すると・・・一瞬の沈黙のあと。

「・・・僕は嘘なんて言ってない！　矛盾なんて言葉は僕の人生にないはずなんだ！　kimkimはそれを信じてくれないのか！　僕のことを矛盾している嘘つきだと思ってるんだ！　今すぐ撤回しろ！謝れ！」

逆ギレです（；；）

自分の矛盾とか、弱点とか、欠点を認められない人でした。
いつも誉められていないとダメな人でした。

君がどれほど大切か、と何度も言ってから、「君が変わってくれないと別れるしかない」と脅迫してくる人でした・・・

最後は自分から私との関係をシャットアウトしてきました。
私がすごく我が強く、言いなりにはならない人だったので（＾＾；
ラッキーなことだったのでしょうが、何度も何度もあれだけ熱心に言ってくれた約束は全部嘘だった、ということがショックで、人間不信になり、かなり長い間抑鬱状態に苦しみました（＾＾；


ごく最近になって、逃した魚が惜しくなったのか、「やはり僕たちは赤い糸の相手のはずなんだ」と再度近寄ってきました。

電話がかかってきて、また以前のような熱い言葉と数々の約束のオンパレード。

「今信用できなくてもしょうがない。何度でも謝る。これからまた歴史を築いていけばいいんだ。僕が君を信用させてみせる！」

２時間くらい掛けて説得されました（＾＾）

「ちょっとでもわだかまりや不信感があったら、何でも言って！全部聞きたいんだ」って。

でもその後、メールで「あの時こう言ったのも嘘だったし、この約束も守ってないよね」と送ると、また逆ギレ。

また音信不通になりました（爆）

モラちゃんにとって、約束って、いったいなんなんでしょうね？

疑似餌ですか（苦笑）

そうです、餌です。

金がある人は、金で人を釣ろうとすることがありますが、
kimkimさんの元彼さんは、ご自分の作り話が得意と思い込んでいて、それで口説いたりあや釣ろうとしているんです。

モノや金や口先だけでパートナーを釣る輩は、
同時に嘘つきで、罪悪感もなく、
「吊った魚には餌はやらない」主義の人と呼ばれる人達です。

それは、パートナーは魚に匹敵しますから、餌は見せかけで十分で少しも重要ではないからです。
ですから、コロコロ言うことが変わるんです。
餌は、時々パラパラ撒いておけばいいだけのものです。

また魚に文句を言われれば、魚のくせにと怒れます。
かなり人を見下しています。

一生、魚釣り感覚で人間関係をやってのける人です。
何故かって、魚釣りしか知らないからです。
また優越感だけではなく、釣れるぞというワクワク感があるのでしょう。

こういう人との付き合い方は、餌だけ貰ってサヨナラするんです。
結婚しなくてよかったですね。

対等な人間関係じゃないんですね。
魚なんですね。
所詮釣れるか釣れないか、なんですね〜。

舞い上がらせて喜ばしたり、理詰めで説得したり、でなければ脅かしたり・・・
言葉はコントロールのためのツールでしかないんですね。
まこと（誠、真、信）なんて、全然こもってない。

実は彼とのことでは「人って裏切るんだ」とかなりひどくショックを受け、人間不信に苦しんで、「もう生きていけない」とまで思い詰めたのですが、

所詮モラなんですよね！

そう思えるとすごくスカッとしました！

救われました、ありがとう！

『こころの暴力 夫婦という密室で―支配されないための11章』
こちらのHPの推薦図書にある、この本がピッタリだと思います。
この本には魚釣りの話は出ていないと思いますが、、
またモラルハラスメントという語彙はなく、マニュピレーターと書かれています。

マニュピレーターが、モラと同じか、違うのかどうか解りませんが、モラとの違いは、私が思うに、あからさまなDVっけが無いのかなと？？それならマニュピレーターが純粋なモラってことに・・・？？

２度目のkimkimさんの書き込み、あまりにもその通りで、、