「オレはお前をハートで選んだから。ルックスなんて関係ないよ」
と豪語してたモラ男。
そのわりにはやることが・・・。

必死で私に服を買いあたえ、モラ男自ら私に化粧をほどこし、
写真でよく撮ろうと必死。
「？？？」
とわけがわからなかったら
「お前が、自分のルックスに自信がなくて自信喪失してるのが
かわいそうだから、自信を取り戻してあげたいんだよ」

はああ？？？
ぜんぜん喪失なんてしてませんがなにか？
と思ったけど、あまりに宇宙な言葉を言われたので、ぼーぜん。
モラ男は「ああ、るるるがオレの言葉に感動してる」ととらえた
ようです。

写真撮りながら「違う！歯をちらっとみせて」「微笑みを作って！」「顔は上目遣いで！」「もっとほっぺたをにっこりさせて！」
等々、注文がすごい。もう、顔がひきつってきたら、
モラ男、突然、足で、私のあそこをぐりぐりしはじめた。
「お前は、ここをいじくられてるときが一番いい顔をするからな」

・・・屈辱で泣くのを我慢するので必死になりました。

そんな努力をへて撮った写真も、ぶちきれたときは
「むかつく」といってぼすっと私の目の前でゴミ箱に入れられ
ました。

ルックス改造がうまくいかないと思ったら、今度は、ハート改造
ですよ。あれ？ハートで選んだんじゃなかったの？

ルックス改造もしんどかったけど、ハート改造のほうがより
しんどかったです。

最後のほうは、10年以上前のスリムな若い私の写真を見て
「オレはこの子に惚れたから」「この子と付き合ってる」
とか頭がおかしくなったようなことを言ってました。

要するに！！！ルックスも！ハートも！ぜーーーんぶ気に入らない
んでしょ！！！！！！怒なら選ぶな！選んだあと自分の選択に
間違いはないはずだから、間違ってるのは目の前のこのデブな
がさつな女だ！！！　とかもうやめてほしいです。

ひとりよがりな、セックスへのモラ発言はきっと、僕ちゃんの能力がなくて性的嗜好を強化させることでもって自分は悪くない、行為の力が劣っているのを認めたくない、で、
そうだ、相手のせいにしていけば僕ちゃん悪くないんだ　そう思って、性癖を捻じ曲げて･･･

ヲタワールドも高確率でモラには存在するような気がする･･･

全部、すべて、私のせいでした。

ある日、さすがに普段は「素晴らしい人格者」をきどってるのに
家での自分のモラハラぶりにぞっとしたモラ男は、

「お前と一緒にいると、どんどんオレが嫌なやつになっていく！！！」とはき捨てるように言われました。

もう、目が点でした。

私は必死で必死で耐えて鬼のような要求にこたえようと命も削る
思いで必死だったのに、私のせいですか。わけわがらん。