お茶の入ったコップ、パスタの入ったお皿･･･
彼は机に置く時、その下に必ずティッシュペーパーを
一枚とって敷いてましたっけ。
はっきり言って**し、ティッシュの減りがものすごかったので（笑）、理由を聞くと「汚れるから」。
（だからふきんがあるんだけど、それをぬらして絞ってくるなんて労力は負えない。考え過ぎかもしれないけど、こういうのも、いつも自分の身の回りを気持ちよくするためには、労力のいらない使い捨てを愛用という発想が、人間関係の基本にもなってるように見えて違和感があった）

そのクセ、2Lのお茶のペットボトルなど口飲み。
「ちゃんとコップに入れて飲んで」とお願いしても
「口がついてないから大丈夫、ほらお前もやれ」
（そういう意味じゃない）

うちの家でカレーを作ってくれた後、
鍋に入っていたカレーは確かに美味しかったが
ガスコンロやら流しは、三角コーナーも無残に倒れ、
野菜くずも散らかり放題で虫が湧きそうな様相で気分が萎えた。
男の人にそこまで要求するのも酷な気もしたが、
とにかくその頃の私は、他人に要求する彼の潔癖と
彼自身がやっていることの間にある、恐ろしいほどの
矛盾が段々気になりだして、気持ち悪くなり始めてたから。

浴槽の蓋につき始めたカビを責められて、
はいよっ！とすぐ洗ったら、手を石鹸でしっかり洗え!!と、
中途半端な洗いをまた追って責められる。
気付かないうちにガムを踏んでいたらしい靴で車に乗っていたときも
謝る暇もなく「だから家を出る前、その靴じゃなくて
あっちの靴の方がいいんじゃないか？と俺が言ったのに！！」
と、私が自分の服の色と合わせて最終的に選んだ靴を責められた（笑）。
車を道端に止めて、靴を剥ぎ取られ数分何やかんややった後
彼は戻ってきて「目的地に着くまで靴をぬいどけ」とのたまわった。

この頃には私もこいつはヤバイ！度が高まっていたので
散々わめき散らしてやった。でもこれはあんまり効果なし。
向こうはまだその上にかぶせてくるから、消耗するだけ。
で、どなたかも書いていたけどドライブは「キャンセル」。
望むところだ、と思い、家に帰ってシャワーで一服していたら、
30分もしないうちに家にやってきて
「さっきはすみませんでした、まあまあまあまあまあ･･･」
とへらへら笑いながらやってきた。
結局私もその後ドライブに付き合ってしまったが、
助手席の足下のマットは、新車並にぴかぴかになってた（笑）。
思わずちら見して、やっぱりどっかで気持ち悪い感は高まったけ（笑）。