うちのモラが言っていたんですが、
「家事はたいした仕事じゃないから、オレの分をやって妻の負担が大きくなるわけはない。オレの分を（大変だから）したくないと言うのは、頭がおかしい。小さいことにこだわりすぎるという精神病だ。」

こういうモラは私のために掃除洗濯料理したことありません。入院したときには、「家事をする奴がいない」とたいそう大騒ぎしてくれました。これは女性差別ではなく、家事に対するあきらかな認識の誤りです。教育が悪い、結果だと思う。

おもちゃん、「間違った教育がもたらすモラの増殖」というタイトルの講演、望みます。

家も、家事をバカにしてる。
「君は、一生けん命やってるって言うけど、家事なんて家政婦でもできる。」１０年以上私のしてきたことを踏みにじられ全く認めてくれていないのを知って、悲しかった。
家事を家族のためにする・・毎日毎日するのは、そこにやはり思いがあるから。
いろいろなものが欠けてるモラだけど、相手に対する感謝と尊敬がない・・これは、モラをみている臨床心理士の言葉でした。

家事はすごく大変な仕事。
と言われ、やる事ならいくらでもある。
と項目を並べられたものです。

『掃除洗濯料理』と一くくりにしてしまえばおしまいですが、
窓拭きもあれば、コンロ掃除、トイレや洗面所磨き、車洗いに、庭の草抜き・・・

だから『家事は立派な仕事だ』とお褒めに預かり、
私に、遊んだり暇する時間を与えないかのように、
私を追い詰めていきました。

ウチのモラ旦那は、相当な悪党だと思います。

決して自分が『分からず屋』だとは感じさせない巧みな話術で
私を家政婦の如く、ソープ嬢の如く従わせてきました。

それに私が気付いた時から、私を思い通りにさせられなくなり、
あからさまな、言葉の暴力が始まりました。

うちは、家事をやってくれました。
でも、家事をしきられると、非常にやりにくかったです。

洗濯の洗剤まで、彼がしきりたかったようでした。
私は粉石鹸と酸素系漂白剤で洗いたい。
夫ではなく、まるで姑と暮らしているようでした。

モラの場合、その時々で、自分の都合のいいように考えているだけではないでしょうか。

・・・・・・・・・・・

女は、家事が好き。料理も好きなはず。
自分だって食べるものを作るのに、ついでに他の人の分まで作るだけ。

女は、子どもを生んで育てたがる。
そうさせてやっている。

女は、世話を焼くのが好き。
そうさせてやっている。

三食昼寝付きで、好きな家事育児をさせてやっている。
幸せにしてやっているはずだ。

外で働くことは、人間関係の悩みも含め、尊いこと。
お金を稼ぐ大変さを、お前は分かっていないだろ。

こういうのって、モラだけの考えではないような気がします。
割と、普通の男性の本音だったりして。

男性に、このように見えてしまうのは、女性が、そのように見せているからでしょうか？

そうなると、モラ問題ではなく、ジェンダー問題になるでしょうか。

やはり、ジェンダーだと思う。
「女はいいよなー、３食昼寝付で・・・」という男に
「じゃ、私が働くから、あなた家事やって。」というと、
「男がそんなことできるわけないだろ！」という言葉が返って来ます。
女性でも「私はお気楽主婦」という人もいるし、これって刷り込みだよね。
私だって、家事育児を完璧にやってくれる主夫がいるなら、毎日残業したって、仕事だけしてた方が楽だもの！

出産後、２ヶ月で、家事育児に耐えられなくなり、
保育園に預けて、職場に復帰した女性がいます。

その方がず〜っと楽だって。

私も、仕事をしていた頃は、残業の鬼でした。
仕事は楽しくて、やりがいもあり、認めてくれる人もいた。
彼と同居後は、帰宅拒否症みたいになりました。

でも、その後、感覚が麻痺し始め、出社できなくなっていきました。
そして、退職してしまった。　二十何年も前のことです。
カウンセリングに通うおうかとも思いましたが、その元気もなくなっていました。

今思えば、過剰適応による鬱は、その時すでに始まっていました。
あのとき、カウンセリングに行っていたらと、今更ながら悔やまれます。

しかし、モラの場合は、間違った教育によって増殖するものではないような気がします。
教育が始まる年齢には、モラは既に、出来上がっているのではないかと思います。

相互作用的なもんじゃないでしょうか。
もともとモラという性格の上に、それを隠れ蓑にする為のちょうどよい口実が「オレは稼いでいるのだから」「男はかくあるべき」な風潮。
稼いでいさえすれば　何でも許される　と錯覚してるのでしょうね。
確かに稼いでくれるという事はありがたいですが、それを振りかざすだけバカにされると言う事も知らないのですよね。
「家事をして当たり前」と言うなら、「稼いで来て当たり前」って事でもありますよね。それを振りかざす事事態が、土俵違いだっていうのに。

連合総研の調査で
「民間企業に勤める２０〜５０歳代の既婚女性が依然として、家事と育児のほとんどを担う一方、男性がする頻度の高いのは”ゴミ出し”と”食事の後かたづけ”であることが、連合の調査研究機関・連合総研の調査でわかった」

との結果が出たそうです。夫側は妻に甘えすぎ。
男性には女性への変なイメージが焼き付いてるのでしょうか。
つまり「女は家事が好きなはずだ」「仕事より家事が楽なはずだ」という考えです。

私は結婚してる間、家計も家事も担ってきました。夫はヒモ状態。
離婚後は実家に戻ったこともあり、仕事を主にやっていました。

そこで感じたことは「仕事だけやってれば良いって、なんて楽なんだろう！」です。

世の男性方は、仕事を体の良い言い訳に使っていてはダメですね。愛想尽かされてからでは後の祭りです。