モラ男が、プロポーズの言葉を手紙にして朝置いてた。
「美しいだろお　字もきれいだし文章も完璧だ！俺ってすごいなあ
ああ、こんな美しいプロポーズの言葉もらえるおまえはほんとに
幸せだなあ！！！」

で、返事の手紙を書いた。
「この半分上はダメだね。消したほうがいい。後半部分はまあまあ。」
あのさあ、そんな手紙に文句つけるどころか校閲いれる？
私がそんなことしたら殺されるのになあ。
自分が私を訂正することにはなんの疑問ももたないモラ男だった。

その手紙、見たいなあ。
校閲入れられた手紙も・・・

夫が「俺は詩を書くのが好きでさ、
前の彼女がこの詩のノート見せたら感激して泣いたんだ」
と言うので見せてもらったら、
どっかで聞いた事あるような美辞麗句がバラバラと
無秩序に書かれていて、てにをは　や、
主語述語はおろか、言葉の誤用が山ほどあった。
元々趣味読書で国語だけはいつも５だった私は
我慢できず、
「この文は主語が変。この言葉はこういう意味じゃない」と
校閲しまくってしまいました。
当然激怒してその箱は今どこにあるかわかりません。
私は「詩の心がわからない馬鹿」らしいです。

私が「はがき歌全国コンテスト」の佳作に選ばれた事も
なかった事のようです。