あの日、夫は「娘の入学式だから」と休みを取った。
そして前日にスーツをハンガーにかけて、出しておいた。
ワイシャツもアイロンかけて靴下も揃えておいた。
だが起きて来ない。
多分「私は忙しいから、当日の自分の準備は自分でしてね」と
言ったのが癪に障ったのだろう。
自分の支度を後回しにして、かしずいて欲しかったのだろう。
そこでヤツは「入学式ボイコット」を思いついたのだと思う。
泣いて謝りに来るとほくそ笑んでいたらしいが、無視した。
時間通りに娘と二人で出発し、入学式も二人で出た。
帰宅時、夫は部屋に篭ったままだった。
それからしばらく口をきかなかった。快適だった。馬鹿だね。

そして明日、息子の卒業式だ。日程を教えていなかったので
シフト表の明後日に休みの○がついていた。
明日の朝、卒業式だと教えよう。ささやかな復習だ。
これでもうヤツの「子煩悩と思われたい」と言う夢は打ち砕かれた。

しかも二回も・・・復讐です・・・

ちひろさんのところと一緒で、来てくれなきゃ困る、してくれなきゃ困るということをするときは、ここぞとばかりに思いっきり恩を着せられたり、「行かない」と脅されてました。
おかげで私は元夫をまったくあてにしなくなって、離婚しても何も困らなかった。元夫よ、自立させてくれてありがとう。

モラは、大切なセレモニーの朝は、わざと起きてこない。
そして、私と子供が無視して出かけようとすると、不機嫌オーラ漂わせて起きてきて、あれこれ言いがかりをつけてゴネ始める、そして大切なセレモニーに遅れてしまうので、とりあえず子供だけ先に行かせて「お母さん少し遅れると言っておいてくれる？」と子供に言う。不安そうな子供。あの手この手でモラをなだめ大急ぎで出かける。そして、「すみません。」と合流すると、お母様方の冷たい視線。（夫がゴネて家を出れませんでした。）と言っても理解してもらえないだろうな。と思いながら、「すみません。」「すみません。」と繰り返す。情けなくて泣けてきたた・・・。

　うちもそうでした。何かと言えば、もう行かない、連れて行かないとか言って部屋に閉じ篭って、七五三の時も、前日に準備でばたばたしていたら、例の「もう行かない」が始まって私も切れました。

　子供だけは可愛がってるはずなのに、何故？

　そして、後日夜勤明けの日、いきなり「今日、七五三行くから、準備しとけ」と電話があり、行きましたが、夜勤明けのため、「だるい、眠い」と連発でした。

　そうそう、お祝いの御膳も初めの予定の日に注文してたが、ひきこもりだったため、娘とだけ食べて、後日の本番の日はお祝いなしでした。自分のことしか考えてなかった。嫌な思い出だけが残ってしまって娘は覚えてないかも知れないけど、申し訳ない。

こどもが５~７歳くらいの時に連発だったのですが、
運動会、同じ月生まれの子との合同のお誕生会、音楽の発表会（これは何回か）に上の皆様と同様なことがありました。

こちらが子供に申し訳なぃ思いを抱いてしまうのも、悔しく情けなく、、

状況あってのことなので、人に言って分かってもらえることでなし、今の今初めて、吐き出せた気分です。

前日の夜、子どもに
「お兄ちゃんは今日は早く寝ないと。娘ちゃんは富豪刑事見てもいいけど。」
と言ったらモラが「なんで？」と聞いてきた
「だって明日はお兄ちゃんの卒業式だもの。前にちゃんと言ったわよね」
と平然と子どもと義母の前で言ったらキレられなくて
「う・・・そうだったな。俺は忙しくて行けないんだ」
息子は「知ってる」と一言。
モラがいないお陰で楽しい卒業式でした。
馬鹿みたいに息子を可愛がる演技や感動した振りを
見なくて済んで本当によかった。
中学の入学式も教えない事にしよう。