はじめまして！私自身はモラ夫や恋人を持つわけではないのですが、
以前親しくしていた友人や、好きになりかけた人がモラ的だったり、
モラハラされやすい性格なのかもしれません。でも、見た目より
しぶとい人間なので、最終的にはお別れできました。

少しでも皆さんの役に立てばと思い、個人的な経験と何が私がモラハラ
から決別させたのかを書きたいと思います。

1人目は大学時代の友人

私は中堅の学校から国立大学に入ったので、同級生が有名な学校
出身で気おくれしており、いつも「私はあんまり賢くないから」的な
発言をしていたのがいけなかったんだと思います。

その友人は、東京の御三家と言われる女子校の出身。とても個性的な
学校なので、知らない世界だし、話を聞くのは楽しかったので、
「すごいね」と話を聞いていました。正直、大学の成績は私のほうが良かったし、
私はもともとの頭の良さより努力で開花したタイプなので、こまめに勉強する事が億劫でなかったのですが、彼女は努力が嫌い。

テストの時に、「勉強した？」と聞かれたのですが、まだ完全に暗記していなかったので、「まだ、全然」と答えました。
次に会った時にたまたま彼女よりも勉強が進んだ事を話したら、
「出し抜かれた」と一言。私は友達に対して出し抜かれたなんて言った
事もありません。ショックでした。

その頃くらいからでしょうか、レポートの題材で私が探してきた本を
けなすだけけなして（「そんなの」とせせら笑いました）、後で話を
聞いたら、「私もあれにした」と答えます。

友人と共通の本の話で盛り上がったよと、話題を振ると、「そんなの
小学生の頃に読んだわ」と一言。この頃には疑いを持っていたので、
初版を調べたら、私達が高校に入ってからでした。題名も間違いようがないので、嘘をついていたのは明らかです。そんなに優位に立ちたいのかと、びっくり。同じ本を同じ時期に読んでるなんて、同じ学科に来る人は感性が似てる
のかなって話しだったのに…。

友人に対して不信感を抱くこと自体に罪悪感を感じていた私は、なんと
その友人と1ヶ月もの海外旅行に行ってしまいました。それは、地獄の始まり。

私はどちらかというとのんびり、スケジュールも立てず旅行したいなと
考えていたのですが、その友人はガイドブックに付箋を貼り、線を引き
、気合十分。私自身は特に文句も無かったので、着いていっていたので
すが、彼女はそれが不満だったらしく、旅行中イライラ。

一つしかない地図は渡して貰えず、迷うと必ず私のせいになり、彼女の
ご機嫌を伺う奴隷さながらでした。おみやげもたまたま同じものを
買うと、不満そうにされるので買えず（それが私が見つけても）、私が
買ったものはけなし、後から良かったと思うと何処で売っているのか
教えろと迫る始末。約束で、一緒に買いに行く約束をしていた物を買いに行く時は、散々渋り、実際
それがなかなか良いものだとわかると、こちらに謝りもしません。

旅行した土地はとても良い所だったし、初めて自分の力で行く海外旅行
だったので、「楽しかったね」と聞くと、「私はべつに他の子と一緒
でも良かったんだ。安くあがるから、あなたと一緒に来ただけ」と。
私自身、彼女に旅行中反感を持ってたけど、申し訳ないなという気持ち
と楽しく旅行が終わったんだから、良かったじゃないという気持ちから
聞いたのですが、呆れました。私も別に彼女と生きたかった訳では
なかったのですが、そんな事はお互い言わないのが礼儀だと思います。

旅行に対する考えが違ったのだから、彼女に不快な気持ちをさせた部分
はありますが、それはお互いの旅行観を事前に話し合わないで、都合
だけで決めた彼女にも問題があったのではと思います。でも、彼女にと
っては悪いのは全部私なのです。

旅行が終わって、しばらくしてから気が付いたのですが、彼女は
私に対しては朝の挨拶をしないのです。友達だったら、どちらともなく
「おはよう」って声を掛け合うものじゃないですか？それに気がついた
時から、私は彼女に挨拶をするのを止めました。

プライドの高い人なので、彼女からは声をかけてきませんでしたから、
私は離れてせいせいしました。

母から見ても、その人と旅行に行ってからの私の様子が変だったらしく
、後々他の友人に話を聞いてみても、皆は避けていたみたいです。私が
そういう目に遭っていたのは、さすがモラ的だったので他の人にはわか
らなかったみたいですが…。

あれから8年、彼女がどうしてるかほとんど知りませんが、結婚して、
子供を苦しめたり、旦那を苦しめたりしてなければいいけど。

色々な事がありましたが、文章にするとすごく軽く響きますが、毎日
「あんたより私のほうがすごい」、「あなたは馬鹿」といったような
態度を友達といえど、取られているのは地獄でした。実際はもっと、
色々ありました。

�Aに続きます。