モラ夫は空腹に我慢ができない。
私が仕事から帰り、急いで夕食の支度をしようとしたら「すぐ食えるものを買ってこい！」と鬼のような顔。仕方なく、近くの小さいスーパーまで走り、おいしくなさそうなお総菜を買って帰ると、これまた不機嫌で「こんなもの食えるか」と、家から出て行きひとりで外食していた。

モラ夫が「今日は鍋が食べたい」と言ったが、別の食材を既に買っていたので、「この材料を使いたかったから…鍋は明日でいい？」と聞いて料理を作っていたら、怒ってひとりで外食しに出て行った。

焼きそばにもやしを入れないで調理したら、「もやしのない焼きそばなんて！」と怒ってときどき溜息を吐きながら食べていた。キャベツとかタマネギとかニンジン、豚肉も入れていたのに。

夕食を作って出したら、「こんなもの食えるか。そこのコンビニで弁当でも買ってこい！」と激怒。でもどうせ食べないだろうな…と思いながら弁当を買ったらやっぱり「こんな弁当いらない！」。私も頭にきて目の前で作った夕食と弁当をゴミ箱に投げ込んでやったら、やはりひとりで外食に出て行った。「ちゃんと家で料理をしてくれないから俺は外食しなければいけない。」と怒りながら。

毎日の夕食を考えるのはとても憂鬱だった。
「今日も怒るだろうか」と作っている間も胸が悪くなった。
こんなことならはじめから毎日外食に出て欲しかった。
自分ひとりで食べるほうがよっぽど気楽。

食事に関することって、色々あるよね。
家も色々言われた。
私は病気勝ちで朝が起きられなかった。朝はご飯のにおいで吐き気がするので、パンを出していた。
元夫：「お前は朝ごはんを作った事がない。お前は朝ごはんを作らない。」といっていつも、怒った。

ハムエッグに、ジュース、サラダ、パン、コーヒーとスープとフルコースにしても、毎日ひどく怒られた。だんだん朝ごはんは、日本食になってきた。

元夫：「一緒に朝ごはんをくえ!!」
私：「私は慢性胃炎で朝はご飯は食べられないから」
それを言っても、マタック聞かない。元々朝は食べられなかった私だから、とても辛かった。とうとう泣きながら、食べてますます胃が痛くなった。

私は昔からそれ程多くは食べない。でも夫は大食い。一日３食ばっちり食べる。おやつも１０時と３時にきっちり。一日中台所にたちっぱなしも多かった。外食、出来合いの物、インスタントなどは食べないといった。出すと怒って、手をつけないから、出せない。

離婚した今は、台所に立つこともいやで、なかなか立てない。
いやなやつだった。
「こいつは、ご飯も作らないやつなんだ」と合う人ごとに言っていたから、みんなには、大変な奥さんと思われていたかもしれない。私はもういいわけもできなかった。その頃には打つがひどかったのだろうと思うが、話しが出来なくなっていたみたい。

夫は仕事の関係で、大抵は昼間家にいて、夕方から出かけた。
子供がまだ小さかったので、とても忙しい。やっと、食卓に坐ってご飯を食べられると思って、坐っていると。

元夫：「お前なんで、坐っているんだ？！母親はいつも動いている物だろう。俺の母親が家にいて、坐っているのを見た事がないぞ！！お前も坐るな！！！」
私：「私は貴方の母親とは違うの！！私はそんなにじょうぶじゃないの！！」

でも元夫はすごーーーく、シッツコイ。自分の言った事に私が従うまで、ぐちぐち・・・・毎日同じ事を言ってくるやつだった。
いつも、根負けして、私はあいつの言う事に従うしかなかった。

元夫が昼ねをするか、仕事に行くまで、台所にいた。
それを見て、ニヤニヤ笑っていた。いつも、私をいじめて、楽しそうにしていた。その楽しそうな顔を思い出すと、今でも吐き気がしてくる。

だんだん判ってきたのですよ。
元夫の楽しみは私の苦しむ姿を見る事だってことが。
それに気がつくのに、２０年もかかった。モラの異常さは並みじゃないよ。

焼きそば編
うちはピ−マンを入れたら怒り狂って
「焼きそばにこんなもの入れやがって」と言い
ドアを力いっぱい音立てて閉め外へ出て行きました。

モラは料理が上手だったんです。
気が向くと作ってくれたんですけど、
ある時、焼きそば作ってくれて、
一つのお皿に盛ってきたから、一緒に食べるんだなと思って
手をつけないで待っていたら、「それお前の分だから食べてて」って言われて、多いなあ、でも残したら何か言われるなあと思って時間をかけて完食した頃、
「お前よく食べたね〜。２人前だったのに。残したら俺食べようと思ってたのにさ。」
ってニヤニヤしながら言ったんです。
それからしばらくは、「それだけで足りるの？大食いなのに。」
って言われてました。