[2193] 平成13年 電験1種 理論A ひずみ波電圧
投稿者:ID
投稿日:2006年04月30日 (日) 01時09分
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まっちゃんさん、こんにちはIDです。4月から1種の過去問題を解いてます。(むずかしい!)
ご質問ですが題名の問題で、電圧の実効値を求めるとこで、
Ve=1/π∫[√2・120sinθ-√2・30sin3θ+√2・20sin5θ]^2 dθ から・・
=2・120^2・(1/2)+2・30^2・(1/2)+2・20^2・(1/2)
の式になる過程がよくわかりません。初歩的な質問かもしれませんがどうぞよろしくお願いします。 |
■[2194] 追加でID(2006年04月30日 (日) 01時11分)
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∫(π〜0)です。 |
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■[2195] ひずみ波電圧 まっちゃん(2006年04月30日 (日) 20時29分)
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三角関数の性質により、sin波の奇数倍周波の積は sinθ・sin3θ=1/2{cos(θ−3θ)−cos(θ+3θ)} =1/2{cos2θ−cos4θ) これを(0〜π)で積分するとゼロになります。 このことは基本波と5次調波、3次調波と5次調波間でも同様です。
ということは [√2・120sinθ-√2・30sin3θ+√2・20sin5θ]^2 を(0〜π)間で積分することは[(√2・120sinθ)^2+(√2・30sin3θ)^2+(√2・20sin5θ^2] を(0〜π)間で積分することと実効的に同じと言えます。
厳密さを欠いてはいますが、この考え方に沿えば、わかっていただけると思います。
なお、IDさんの式は実効値ではなくて、実効値の二乗レべルになっています。 |
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■[2196] ありがとうございます。ID(2006年04月30日 (日) 22時20分)
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加法定理の式で求められるわけですね。わかりました。 ただ、 [(√2・120sinθ)^2+(√2・30sin3θ)^2+(√2・20sin5θ^2] それぞれで2乗してるので、sinθsinθ、sin3θsin3θ、sin5θsin5θなのでは?sinθ・sin3θはどこからでてくるのかな? |
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■[2197] ひずみ波電圧 まっちゃん(2006年04月30日 (日) 22時52分)
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簡略化のため、係数抜きでやります。 [sinθ-sin3θ+sin5θ]^2 を計算すると =(sinθ)^2+(sin3θ)^2+(sin5θ)^2 +2{sinθ・sin5θ−sinθ・sin3θ−sin3θ・sin5θ} これで、合っていると思うんですが。 |
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