ＣＮＮなど米主要テレビ局は２５日、イラク復興支援特別措置法が通過した日本の国会のもみあいの映像を一斉に放送、「論戦はワイルドな押し合い合戦に発展した」（ＮＢＣテレビ）などと伝えた。

　各局とも対米支援を眼目とした法案の内容より国会議員同士の乱闘に興味を寄せ、あるテレビ局は「ふだんは礼儀正しい日本人」のひょう変を驚きとともに伝えた。



↓関連記事です。

イラク特措法採決で武闘派ぶり発揮の森ゆうこ議員



“お立ち台”に乗り、大暴れする森議員に、大仁田議員もお手上げ状態
　大仁田も認める武闘派女性議員？！　２６日に行われた参院の外交防衛委員会で、イラク復興支援特別措置法の採決をめぐり大乱闘が発生。自由党の森ゆうこ議員（４７）が、現役プロレスラーの自民党の大仁田厚議員（４５）につかみかかる立ち回りを演じた。太ももあらわな森議員の姿は外国通信社を通じて世界に配信され、見事な“世界デビュー”となった。

　ゴングが鳴ったのは午後７時半。松村龍二委員長が質疑の終了を宣言すると、森議員ら野党議員が怒声とともに委員長席に殺到し、迎え撃つ大仁田議員ら与党議員と激突した。

　森議員は、委員長を守ろうとする大仁田議員を、長机の上に飛び乗ってボディープレス。引きずり降ろそうとする与党議員にスカートのスリットを引き裂かれ、めくりあがったブラウスの下のブラジャーまで見えそうになる艶姿で、強行採決を阻止しようとした。

　森議員は３児の母。英語塾経営、ミニコミ誌編集長などを経て平成１３年の参院選で初当選した１年生議員。委員会終了後、「スカートのことは夢中で気付かなかった。次は大仁田の顔にケリを入れてやる」と興奮気味。一方の大仁田議員は「野党議員でオレの頭を殴りつけてきたのは森議員だけ」と迫力満点の闘志を認めるしかなかったようだ。



両者のコメントが野蛮ね。大仁田さんはなぜ議員を続けているのか理解不能です。

　“アホの坂田”で知られるお笑い芸人、坂田利夫（６１）の一番弟子を語り、徒歩で日本一周しているとのホラ話で北海道帯広市長を表敬訪問した男がニセモノだったことが２６日までに分かり、地元関係者は「そんなアホな」と弱りきっている。

　問題の男は「三重県出身で、坂田利夫の一番弟子・坂田勝、５２歳」と自称。今月１０日午後、砂川敏文市長を表敬訪問し、応接室で約３分間歓談。「脊髄ポリオにかかり足が不自由になった」「２７歳で坂田利夫に弟子入り」などもっとらしいプロフィルを披露した。

　「１９８６年の大みそか、師匠の坂田さんや落語家、桂三枝さんらから、歩いて日本一周できるかと言われ、翌日の元旦から徒歩とヒッチハイクで日本一周を始めた」などとうそぶき、市長や地元マスコミを信用させ地元紙にも美談として紹介された。

　ところが、２４日になって、帯広市観光課に「一番弟子を自称する男がいるがデタラメ。金を借りて旅行している」と匿名電話があり、坂田利夫の所属事務所・吉本興業に確認したところニセモノとわかった。

　砂川市長は「いかにも吉本のような人ですっかりだまされた」と恥じ入るばかりだった。

　一方、昨年、リバイバルヒット「亜麻色の髪の乙女」を歌うニセモノにだまされた長野県御代田町で２５日、本物のヴィレッジ・シンガーズが野外コンサートを開いた。

　同町は同バンドのボーカリストに成り済ました男にカラオケ大会出演料として現金１５万円を騙し取られる被害に遭った。会場からは「やっぱり本物は違う」と大きな拍手が沸き起こっていた。



こういう事件って、「よく自信持ってウソつけるなあ」って感心してしまいます。

　ドイツ西部の都市メンヘングラートバハの報道担当者は２５日、市内にある公園の湖に生息し、犬を食べるなどして恐れられていた巨大ナマズの死亡が確認された、と報告した。

　「クノ」と呼ばれていたナマズで、体長１メートル５０センチ、体重３５キロの巨体。２００１年に湖面から突如跳ね上り、犬のダックスフンドを丸ごと飲み込んだのを目撃されたことなどから有名になったが、庭師が湖岸に打ち上げられていた死がいを発見した。

　捕獲作戦が再三、実施されたが、逃げ回っていたという。クノの名前を取ったロック・バンドや”友の会”が結成されるほどの人気を持った。友の会の一部メンバーは、体長約１メートル８０センチの怪物ナマズの目撃や、鼻部分の色模様の違いを理由に、今回死んだのはクノではないとも主張している。

　クノは夏の暑さで水かさが減ったことにより、死亡したとみられている。死がいははく製にされ、同国北部のブレーメン市にある美術館で展示される予定。



画像がないのが残念。どっかで手に入れたら報告します。

　富山県警井波署は２４日までに、県立高校２年の娘（１７）にたばこを買い与えたとして、父親の同県東砺波郡の会社員（５２）を、未成年者喫煙禁止法違反（親権者による不制止）の疑いで、富山地検高岡支部に書類送検した。父親は「たばこを買ってやれば娘に無視されなくなるのではと思った」と供述しているという。

　調べでは、父親は６月上旬、娘に頼まれ近所の自動販売機でたばこを買って渡し、娘が吸うのを止めなかった疑い。

　翌日、同署員が祭りでたばこを吸っている女子高生２人を補導。うち１人が「父親に買ってもらった」と話したことから、任意で父親から事情を聴いていた。



こんなこともニュースになるんやね。それにしてもなんか悲しい話ね。

「全国でも珍しい」と作成の大阪府教委

　大阪府教育委員会は２５日、児童や生徒に対するセクハラ（性的嫌がらせ）を防ぐため、教職員向けマニュアルを作成したと発表した。近く府内の全公立学校に配布する。

　府教委によると、児童生徒に対するセクハラ防止マニュアルの作成は全国でも珍しいという。

　大阪府では、教師から児童生徒へのセクハラ行為が後を絶たず、２００２年度だけで、府立高校男性教師がマッサージと称して女子生徒の体を触るなどで男性教職員計５人が懲戒免職となった。

　マニュアルは一問一答形式で、「スリーサイズを聞くなど体の特徴を話題にする」「必要がないのに肩や背中に触れる」「特定の児童・生徒を何度も呼んでひざの上に乗せる」などセクハラの実例を具体的に列挙。

　また、内申書を書く教職員に生徒が圧力を感じやすいことや、被害が明らかになったときの影響を気にするあまり申し出にくいことなど、児童生徒の弱い立場を強調。「生徒が拒否できないことを同意や合意と勘違いしない」、「相手が嫌がることを繰り返さない」など、日常的な教職員の心構えを説いている。



はあ・・・、情けない・・・。

　英国のクイズ番組「Who Wants to be a Millionaire?」で最高額の１００万ポンド（約１億９５００万円）を獲得したものの、会場の仲間に咳（せき）払いを使った合図で正解を教えてもらっていたとして、有罪判決を受けたチャールズ・イングラム英陸軍少佐（３９）が２４日、辞職した。

　イングラム少佐は記者団に対し、「陸軍から話を受け、惜しみながら辞職した」「今回の判決で、最後まで職務を果たせなくなったのは、非常に残念」「軍での任務は今後も誇りに思っていく」などと述べた。

　陸軍の配慮で、イングラム少佐は階級と年金受給は保証される形での辞職となった。軍側はイングラム少佐には辞職するしか方法はないと話している。

　同少佐は２００１年９月に収録されたクイズ番組で最高額を射止めたが、会場にいた妻と大学講師から咳払いなどで回答を教えてもらっていたとして裁判となった。４月にイングラム夫妻にそれぞれ罰金１万５０００ポンド（約２９２万円）と禁固１８カ月（執行猶予２年）が言い渡されるなど、３人は有罪となった。

　事件が発覚した後、賞金は支払われておらず、少佐が出た番組も放送されなかった。

　同番組は世界１００カ国以上に放映される人気を持ち、日本でも「クイズ＄ミリオネア」として放送されている。



ミリオネアへの道はやっぱり厳しいね。

　２５日午前４時２０分ごろ、埼玉県庄和町新宿新田、会社員塚本功さん（４３）方に若い男が侵入、２階で寝ていた長女の中学１年みなみさん（１２）を抱きかかえ、ベランダから約４．５メートル下の地面に落とした。みなみさんは両ひざなどに軽傷を負った。春日部署は殺人未遂と住居侵入の疑いで調べている。



おちおち眠ることもできない今の日本。『早朝バズーカ』みたいね。

　泥酔した部下にわいせつな行為をしたとして、福島地検郡山支部は２５日までに、陸上自衛隊郡山駐屯地所属の１等陸曹、佐藤俊昭被告（４１）＝福島県郡山市大槻町＝を準強制わいせつ罪で逮捕、起訴した。調べに対し、佐藤被告は「覚えていない」と否認している。

　起訴状などによると、佐藤被告は昨年５月１１日、郡山市内のカラオケ店で、部下の２０歳女性が泥酔して眠っているのに乗じ、女性のズボンに手を差し入れ、下半身を触った。同被告は同僚や部下らと飲食した後、カラオケ店に行っていた。



４１にもなった大の大人が記憶をなくすくらい酒を飲むこと事体『罪』です。頭悪いなコイツ。

　昨年末の冬休み、豪州からクワガタなどを密輸しようとして逮捕された邦人２人が、夏休みに入った今も現地で裁判にかけられている。罪状は環境・生物保護法違反。１人は奈良の名門私立高校の名物教諭（４８）で、学校側は「審判が出るまで処分を保留」といい、夫人は事件後、半年が経過し、「まだ３０代なのに髪の毛は真っ白」と憔悴（しょうすい）し切っている。

　「日本国内なら、たかが昆虫の話かもしれないが、こちらでは薬物、銃器以上に環境破壊の罪は大きい」（在シドニー日本領事館）

　世界遺産に登録されている豪州東部のロード・ハウ島だけに生息する希少なクワガタや幼虫など約１０００匹を密輸しようとして、教諭とクワガタ業者の２人が逮捕されたのは昨年１２月２９日。

　環境保護法の野生生物取引規定違反で逮捕・起訴され、その後、同国で初めて世界遺産保護規定違反が適用され、追起訴。豪環境相は異例の声明まで出したほか、地元では日本のクワガタブームを引き合いに大々的に報じられた。

　裁判は２月に始まったが、出国が許されないまま、今も継続中。最高禁固１０年と罰金１１万豪ドル（約８８０万円）に、世界遺産保護違反の同７年と同４万６２００豪ドル（約３７０万円）が加算される可能性もある。

　こうした事態に、教諭が勤める私立高校の教頭は「パスポートを再発行されず、出国できないと聞いている」と話す。月に１度、学校に連絡はあるが、「１カ月で大丈夫といった連絡を受けたが、今はそういった予定も聞かない。本人もこんなに長いと思ってなかったのではないか」。

　教諭らが捕獲したのは、島固有の希少種「インスラリス・キンイロクワガタ」の成虫と幼虫など。予審では幼虫を採取する際に、「国立公園の約２０％を破壊した」（関係者）と指摘された。

　教諭は愛媛大学大学院を出て、同校に採用された。東大進学率が高いことで知られる名門校で、生物などを担当、昆虫研究の論文も多い。「昆虫採取のため世界を旅行。一昨年、全日本トンボフォトコンテストにネパールオニヤンマの交尾写真を出品、銀賞を受賞した」（関係者）

　冬休みを利用して豪州に昆虫採取に出掛けたが、すでに夏休みに入ってしまった。「審判が下りるまで処分は保留している」（同校教頭）が、それもいつまで続くか。

　逮捕当時、「外にも出られない。生きているのが精いっぱい」と話していた夫人は今、「私の髪の毛は真っ白。まだ３０代なのに…。顔面神経痛も出てきました。でも、まだ私は生きています」と疲れ切っている。

　夫人と教諭の心中は察するに余りあるが、昆虫写真家の山口進氏は「このような事件は日本人、特に虫を単なる“商品”として扱う商売人の身勝手さを表に出すようなもので恥ずかしい限り。裁判が続いていたとは驚いたが、倫理観が消失している業界への警告となるだろう。まじめに虫を扱っている人たちまでが、同じ評価をされてしまう恐れがあることが心配だ」と話している。



軽い気持ちだったんだろうなあ。残った奥さんがかわいそうだな。