法律専用板

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■ 不法行為（未成年者） ■ カオス (12)投稿日：2004年04月25日 (日) 00時41分 責任能力なし　→　監督義務者に賠償請求できるが、使用者にはできない。そこで１２歳の責任能力を否定し、１１歳の勤労少年の責任能力を肯定した最高裁判決あり。 　 責任能力ありでも、監督義務者自身の監督不行届による７０９条不法行為の賠償請求ＯＫ。（でなければ、その子が一生かかってでも払っていく。）　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内田ｐ３６９

■ 二重譲渡 ■ カオス (11)投稿日：2004年04月24日 (土) 05時14分 不動産がＡからＢ、ＡからＣへ。 Ｃは登記を経た。 　 ＢからＣへ不法行為による損害賠償請求はできない。そもそも不法行為にはならない。 自由競争の原理が理由。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内田ｐ３３８

■ 組合 ■ カオス (7)投稿日：2004年04月23日 (金) 04時24分 組合の財産は共有（６６８条）とあるが、実際は合有（分割請求できない）である。 　 組合債権者はいつでも、各組合員の個人財産にかかっていける。（これは連帯債務ではなく分割債務） 　 □/カオス (8)投稿日 : 2004年04月23日 (金) 04時55分 しかし、組合員の債権者は組合の財産にかかっていけない。 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内田ｐ２８６ □/カオス (9)投稿日 : 2004年04月23日 (金) 04時57分 この意味で組合には、団体的な拘束がある。 □/カオス (10)投稿日 : 2004年04月23日 (金) 04時59分 組合員は無限責任を負う。

■ 転貸借 ■ カオス (6)投稿日：2004年04月22日 (木) 01時25分 賃貸人Ａ・賃借人Ｂ・転借人Ｃ 　 転借人は賃貸人に直接義務を負う（Ａは直接Ｃに賃料を請求できる。） 　 　 ＡＢ間が合意解除されても、それをＣに対抗できない。 ＡＢ間が債務不履行で解除されたら、Ｃは目的物を占有する権限を失う。 　 ＡはＣを追い出したかったらＢとの合意解除はせず、Ｂに債務不履行をしてもらえばいいことになる。 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内田ｐ２１２・２１３

■ ブレーキの壊れた中古車（特定物）の瑕疵担保責任を考える ■ カオス (4)投稿日：2004年04月15日 (木) 17時20分 法定責任説　→　特定物の瑕疵担保責任は、法律が定めた特別の規定。 　 契約責任説　→　特定物の瑕疵担保責任も、不特定物と同様に債務不履行責任の一種。 　 　 内田ｐ１２４〜１２７ □/カオス (5)投稿日 : 2004年04月15日 (木) 18時11分 法定責任説は、そもそも特定物なのだから瑕疵はあり得ないと考えるらしい。

■ ■ カオス (2)投稿日：2004年04月14日 (水) 23時49分 他人物売買 　悪意の買主（他人の物であることを知っていた買主）は損害賠償請求できない。５６１条但書　内田ｐ１４５ □/カオス (3)投稿日 : 2004年04月15日 (木) 14時06分 しかし、最高裁は売主の債務の履行不能が、売主の責にに帰すべき事由によるものであれば、買主は５６１条の規定にかかわらず、なお債務不履行の一般規定（５４３・４１５条）に従って、損害賠償請求できるとした。

■ ■ カオス (1)投稿日：2004年04月07日 (水) 10時16分 　占有回収の訴えに対して本権（所有権等）に基づく抗弁（所有権に基づく返還請求等）をすることはできない。しかし、反訴または別訴を提起すれば認められる。 　泥棒や不法占拠者にも占有訴権はあるが、その意義はむしろ賃貸借終了後の賃借人のためにある（賃貸人の自力救済からの法的担保）。