ゲストハウスの窓からはガンガーが一望できる。
んでもって、よく猿が餌をねだりにやってくる。
明け方は窓の下辺りで合唱（お経？）が響き渡る。
バラナシを満喫できるすばらしいゲストハウスだ。

インドは電車も常識でははかれない。
マレー鉄道ではトイレでしたうんこがそのまま線路に落ちることにびっくりしたが、インドではそのくらいは当たり前だ。
なんせ道端で野糞する国なんだからそれくらい余裕だろう。

あと、物売りが電車内を行き来するのも分かる。
これは日本の列車でもあるから。
インドはそれだけじゃない。
なんと物乞いが何人も行き来しているのだ。
中には足の不自由な人もいて体を引きずりながら物乞いをしている。
座って本を読んだりしているとツンツンされてバクシーシ、バクシーシって言ってくる。
もちろん運賃は払ってないんだろうなー。
物乞いは電車ただ乗りってこと？
さすがインド懐が深いぜ。

折り紙の折り方を教えて欲しいと弟子入りしてきたチベット人のおじさん。
いくら教えてもなかなか覚えなくて大変だった。

折り紙の裏にある「鶴の折り方」をみながら鶴を折る。
子供にあげたらうれしそうにしていた。と思うんだけど。
おーい、弟の方、なんだその「はいはい、しゃーねーな。」みたいな顔！
もっと嬉しそうにしろ！

ひもじそうに物乞いをしていた子供。
飴をあげたら急に元気になった。
いやー、演技派だね。

今バラナシ。
コルカタ、ブッダガヤも良かったけどここはほんとにインドっぽくて好き。

偶然入ったフレンズゲストハウスはドミトリーの窓の下はガンガー（ガンジス川）の聖なる流れが見下ろせる。
河ではインド人が沐浴中。
朝は早くから神に祈りをささげる合唱が響き渡る。
薄く靄のかかった対岸から朝日が昇る。

ガンガーのガート（沐浴所）周辺は物乞い、チャイ屋、ボートの客引き、散髪屋、マッサージ屋、沐浴中の人、河に浮かべる花を売る子供、凧揚げをする子供などでいつもにぎやか。

凧を買って来ておれも凧揚げをする。
なかなか上がらずに苦戦していると、見かねたおじさんが手伝ってくれる。
あっというまに凧ははるか上空へ。

いやー、のんびりしちゃうなー。
予定より長く滞在しちゃいそうだ。

ブッダガヤで同じゲストハウスだったゆうすけ。
インドのダラムサラーでチベット語とチベット仏教を勉強している。
今後10年位はインドでチベット仏教を勉強してお坊さんになりたいらしい。
ブッダガヤでニンマ派の集会があるということでそれを見にきている。
いろいろ仏教のことを教えてもらった。
いやー、いろんな人がいるなー。

ここで毎日無料で座禅ができる。
昨日と今日、参加した。

ゲストハウスの３階から撮った一枚。

犬、物乞い、僧、信者、客引き。。。