
<原題> 「WANEEWA JUNAH」
ぃゃぁ、ワニってヒロインの名前だったんですね(爆)
ずっと両生類のワニだと思っていてレンタルを敬遠していた私って(苦笑)
「美術館の隣の動物園」と勘違い、ぃゃ、これも動物って関係なかったっけ。
元々は「クール(Cool)」という題名だったけれど、クランクイン直前に同名のTVドラマが放送予定であることが分かり、急遽「ワニとジュナ(原題)」に変更したとのこと。
映画の公開前には漫画「ワニとジュナ プレ・ストーリー」が隔週少女漫画雑誌「CAKE」に連載され話題となったそうです。
過去と現在が交錯する韓国得意の演出方法も上手かったです。
16歳でデビューして以来、人気急上昇中の韓国の美人女優、キム・ヒソン主演による爽やかで切ないラブストーリー。
<あらすじ> アニメーターのワニと、シナリオライター志望のジュナ。 二人はワニの家で同棲中。
仕事好きのワニは家では疲れ気味。 ジュナはそんな彼女をいつも暖かく見守っている。
ある夏の日、ワニはヨーロッパに留学していた異母弟のヨンミンが帰国することを知り、学生の頃まだヨンミンがこの家にいた時のさまざまな想い出が甦ってくる。
初恋の人を忘れられないでいるワニ、どんなことがあろうとも初恋の人を優しい眼差しで想い続けるジュナ。
この恋の行方は。。。
キム・ヒソン ・・・・・イ・ワニ
チュ・ジンモ ・・・・・キム・ジュナ
チェ・ガンヒ ・・・・・ユン・ソヤン
チョ・スンウ ・・・・・ヨンミン
キム・グァンニム
イ・ヘスク ・・・・・・・ワニの母
チェ・グァンイル
キム・スジン[女優]
ミン・ユンジェ
キム・スンヒョン Kim Seung-hyun
イ・ジョンウン
(↓ 注:以下ネタばれあり)
冒頭から印象的なアニメーション。
レンタルだし新作予告の続きだと思っていました(笑)
そのアニメがエンディングでは実写に変わり続くとは、ストーリーと関係するとは思っていなくて一番ビックリしました。
大人になってからのワニとジュナは知人を介しての出会いとの事、でもずっと以前から出会っていたんですね。
夏なのに涼風のように爽やかで穏やかな気持ちになる映画でした。
ヨンミンが戻ってくるという話しを聞いてからのワニは、ジュナと話していても目を合わせられないようで。
揺れる心を、演じているなぁって思えたし、キム・ヒソンって優しい顔と冷たい顔がふとした表情で魅せられる女優さんだなぁって思いました。
美人!って感じではなく素の美しさを感じさせる女性です。
ヨンミンのチョ・スンウは「ラブストーリー」(’03)といい、回想シーンに出てくる物静かな青年が似合うー。
初恋話の方が盛り上がって見えたほど。
ワニの電話中、電話の向こうにいるヨンミンが目の前に座って話しているように錯覚させるような演出が面白いと思いました。
ワニがジュナのメモに泣き、ジュナのワニを想う気持ち、ワニのジュナへの想いにあらためて気付いていく展開が素敵でした。
仕事とはいえ彼と離れているのもきっかけに、彼のいない寂しさや大切さに気付いたのかな。
静かで庭も広そうな一軒家、ああいう家でのんびり過ごしてみたい。
カタツムリは私も苦手だけど。。。
ワニの母親のイ・へスク。
日本でもドラマ「ニューヨーク恋物語」や「踊る大走査線」にもゲスト出演したそうで。
ぇぇぇ、改めて見てみたい。
ジュナのチュ・ジンモ、優しい眼差しがとても印象的でした。
「MUSA」にも出ているというし、こちらはチャン・ツィイー姫も出演いるので見てみたいなぁ。