【まとめ】
本日は、私どもが予想する首都圏の震災地震
●埼玉県、群馬県、栃木県の内陸直下型地震:
M7クラスの震災地震、
特に関東平野北西縁断層帯(深谷断層帯・綾瀬川断層)地震
この予想が正しいか否か、Temblorに記載された記事と比較した。
1月1日以降、首都圏ではマグニチュード5以上の地震が6回発生した。これは通常の発生頻度の約3倍である。詳しく解析すると、M7.2の地震が起きるだけの歪みが首都圏には蓄積されていることがわかった。
Temblorの来年3月までの予想では、首都圏は埼玉県周辺と千葉県東方沖が該当する。埼玉県の地震は、私どもの予想と合致していた。
なお、千葉県東方沖では、6/25:M6.1の地震が発生し、予想が的中したと記載されています。
【内容】
本日は、私どもが予想する首都圏の震災地震
●埼玉県、群馬県、栃木県の内陸直下型地震:
M7クラスの震災地震モニタリング
◎予想震源域: 特に、1の地域
1、関東平野北西縁断層帯(深谷断層帯・綾瀬川断層)
又はその断層に並行する平井-櫛挽(くしびき)断層帯
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/f031_fukaya-ayasegawa/〇震度6強-震度7の震災地震(上記サイト下部の震度分布による)
最近首都圏では、地震が頻発し、大地震が近いのではないかと思っている方も多いと思います。
私どものこの予想以外に、地震学者の方が首都圏の地震を解析し、予想したものと比較したいと思っていました。
首都圏の内陸直下型地震ですから、被害は大きく、自分たちの予想のみならず、地震学者の方の公表している予想と比べてみるべきだとずっと思っていました。
それが、2020/6/30に公開されていましたので、ここで紹介します。
https://twitter.com/temblor/status/1277724923029405696twitterのtemblorのアカウントの6/30の記事です。
Temblor forecasts global seismicity, estimates home damage,
Temblorは、世界中の地震の予想を提供しているwebsiteです。
6/30の記事は、
「1月1日以降、首都圏ではマグニチュード5以上の地震が6回発生した。これは通常の発生頻度の約3倍である。これは何を意味するか?」
このようなタイトルで、
東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授とTemblorのCEOが共著。
内容を下図に示します。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000504.jpg左図は、2020年1月1日以降、首都圏でM5以上の地震が6回発生していることを示しています。
その6つの地震を番号をつけて、私が挿入しました。
青●は、1950年以降のM5以上の地震です。図中の薄い青線は活断層を示しています
筆者らは、これは通常の発生頻度の3倍です。ということで解析をすすめました。
enough stress has accumulated since 1855 for 9.8 feet (3 meters) of slip, or enough for another deep magnitude-7.2 event.
文中には、このよう記載され、M7.2の地震が起きるだけの歪みが首都圏には蓄積されているとしています。
右図は、Temblorの2021/3/31までの予想です。
首都圏では、千葉県東方沖と埼玉県周辺に、red-yellowマークがあり、この地域がM5以上の地震予想地域です。
千葉県東方沖では、6/25:M6.1の地震が発生し、予想が的中したと記載されています。
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