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No.10356 20240317報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月17日 (日) 11時35分 [返信]

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

巨大地震発生時期を凡そ4月中旬から一か月以内と予想していますので、下記5項目の直前前兆観測モニタリングに切り替えていきます。
1,本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度異常変動の収束

2,Jwave(東京81.3MHz)東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルートウルトラ伝搬異常の収束

3,日本周辺上空の電離.層全電子密度(TEC) :日本時15時または15時半の異常収束

4,首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常

5,植物生体電位観測異常変動

6,大気中イオン濃度観測の異常

以上の6項目です。

今のところ、6項目で大きな動きはない。
地震発生時期は上記の予想で変わらず。

今のところ、この直前前兆モニタリングの頻度は、5日に1回程度とします。

皆様は、猛烈な揺れ(最悪震度6強から震度7)、長周期地震動(長周期地震動階級3から4)、巨大な津波に対する防災を進めてください。


No.10355 20240316報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月16日 (土) 10時52分 [返信]

●房総半島南東沖巨大地震想定その2
1,長周期地震動
緊急地震速報の発表基準に長周期地震動階級を追加されました。
令和5年2月1日より、発表基準に長周期地震動階級の予想値を追加して提供することとし、長周期地震動階級3以上を予想した場合でも、緊急地震速報(警報)が発表されます。

2,長周期地震動階級3,4とは
https://www.data.jma.go.jp/eew/data/ltpgm_explain/about_level.html

長周期地震動階級3
立っていることが困難になる
キャスター付什器が大きく動く、
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れる

長周期地震動階級4
立っていることができず、這わないと動くことができない
キャスター付什器が大きく動き、転倒するものがある
家具の大半が移動し、倒れるものもある

3,房総半島南東沖巨大地震:長周期地震動想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-680-727.jpg

房総半島南東沖地震は、Gタイプに近い。階級4の長周期地震動が南関東に広く予想されている。タワマンの高層階の皆様は、防災対策をお勧めします。

4,房総半島南東沖巨大地震:津波波高想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-982-717-593-791.jpg

この図は、一番上に、宮城県から神奈川県、静岡県までの海岸線を示し、その海岸性の都市ごとに、示しています。外房地域で8-10mの千波が予想され、相模湾や静岡県でも、3mの波高の津波が予想されています。


さらに、首都直下地震の被害想定(津波浸水深/房総半島南東沖)について示しました。
右最上部のボタンopen in map viewerを押し、地図上の+ボタンを押し拡大。
さらに、地図上でドラッグして、気になる地域を見てください。

https://www.arcgis.com/home/item.html?id=447f39f8532b40a5b2213e5fb746a0d3

●専門家は「以前と違う状態」と…発生すれば東京壊滅!
日本に迫る「首都直下型地震」の不気味な足音
FRIDAY digital 3/16 AM8
https://friday.kodansha.co.jp/article/363759

FLASHに続き、FRAIDAYも首都直下型地震を記事として示した。
一部引用抜粋します。
元東京大学地震研究所准教授で、深田地質研究所客員研究員の都司嘉宣(つじよしのぶ)氏が語る。
「ここまで地震が続発するということは、地下で何か大きなことが起きているのでしょう。以前とは違う状態です。巨大な地震の予兆である可能性はありえます」

「震源が、さらに南東に移動したら要注意です。首都直下型地震を起こす相模トラフや日本海溝、伊豆・小笠原海溝の三重会合点を刺激することになりますから」

市民防災研究所理事・特別研究員の坂口隆夫氏が警鐘を鳴らす。

「内閣府の想定では全壊または焼失する建物は最大61万棟、死者は2万3000人とされますが、はたしてその程度ですむのか疑問です。能登半島地震でも、想定以上の被害が出ていますから」

恐ろしいのは、電化製品やガスコンロなどから発生する大規模な市街地火災だ。木造住宅の多い下町だけでなく、山手地区も楽観視できない。坂口氏が続ける。

「都は23区内で52ヵ所の木造建築密集地を指定していますが、環状7号線内の大田区や品川区内にも点在しています。消防車がなかなか入ることができない細い道路も多く、延焼が拡大する危険性がある。地震に強いと思われるタワーマンションも注意が必要です。高層階になればなるほど揺れが激しくなり、家具類の転倒、落下が相次ぐでしょう」

政府の想定では高さ最大3mの津波も発生し、都心の地下街や地下鉄が水没。首都圏の広大な範囲で浸水するという。

No.10354 20240315報告その2 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月15日 (金) 12時18分 [返信]

【まとめ】
本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度異常変動(以下、九十九里浜ラドン異常変動)は、2018年から6年以上継続中。
九十九里ラドン異常変動期間は、超巨大地震東日本大震災前ラドン異常変動期間の倍以上となり、今回のラドン前兆による地震は、巨大地震であると判断した。

2020年の著しく顕著な地震前兆発生地域は、千葉県外房地域、長野県浅間山山麓地域、神奈川県相模湾沿岸部地域であった。

房総半島東方沖で8回目、9回目のスロースリップが発生すると、その地殻変動に合わせて、大規模な九十九里浜ラドン異常変動が観測されている。

この結果から考えられる想定地震は、大正関東巨大地震で未破壊の領域である相模トラフの房総半島南東沖巨大地震です。

次の図に、この地震による震度分布予測図を示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710465897-1087-730.jpg

神奈川県相模湾沿岸部地域や千葉県外房地域で震度6強から7の激しん揺れが予測されている。

大正関東大震災では、本震発生後、2日以内に13回のM6-M7の余震が関東のほぼ全域で発生している。

もし、相模トラフの房総半島南東沖巨大地震が発生すると、同様に、M6-M7クラスの大地震の余震が発生すると考えられる。

上記の長野県浅間山山麓地域の地震前兆地域とは、浅間山200km圏内とすると、ほぼ関東甲信越全域になりますが、その地域で、余震が発生するということになると考えられます。

【内容】
3/14報告:東北大学の遠田晋次教授
「まわりにしわ寄せがいくということは、プレート同士が強く固着し、大地震を起こす力を溜め込んだ場所にも、しわ寄せがいく可能性があります。最悪、約100年前の関東大震災(M7.9)のような大地震を誘発する可能性もゼロとはいえません。」
この報道を受けて、再度、自分たちの前兆データを見直した

〇ラドン濃度上昇と地震前兆
ラドンは、地殻に含まれる放射性物質です。地震に先立って、地殻に力が加わり、割れ目が発達すると、隙間を通って、地表へ放出されます。
地下水中ラドン濃度や地下水湧水量の変化は,観測地点の局所的な地殻歪を反映しているのに対し,大気中ラドン濃度変化は,ある程度広範囲の平均的な地殻歪変化を反映しているとされている。

〇2018-2024年の大気中ラドン濃度異常変動
本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度異常変動(以下、九十九里浜ラドン異常変動)は、2018年から始まり、2024年までその異常変動が観測され続けている。その異常変動期間は、6年以上となった。

M9.の地震規模で超巨大地震である東北地方太平洋沖地震前の福島市で観測された大気中ラドン濃度異常変動(以下、超巨大地震前ラドン異常変動)は、3年間であった。

九十九里ラドン異常変動期間は、超巨大地震前ラドン異常変動期間の倍以上となり、今回のラドン前兆による地震は、巨大地震であると判断した。

〇超巨大地震前ラドン異常変動の図示
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1687324511-735-557-756-264.jpg

〇九十九里浜ラドン異常変動と本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点大気中ラドン濃度異常変動(以下、軽井沢ラドン異常変動)の図示
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710444367-1210-780.jpg

〇2020年の大規模地震前兆
軽井沢ラドン異常変動は、2,019年から3年間継続した。
特に、2020年は、2020/7/27に7007ベクレルを観測し、+20シグマを超えるような超ウルトラ変動で、想像をはるかに超えた異常変動だった。

九十九里浜ラドン異常変動も観測期間7年半の中で最大のラドン濃度だった。2020/9/29に3262ベクレルを観測した。

2020年は、大気中ラドンのみならず、大気の異常(異臭)を神奈川県で観測した。2022年までその異臭報告は継続した。
また、神奈川県横浜市では2021年2月から5月まで、横浜市観測磁力の低下現象観測で磁力低下が顕著だった。

上記のように、2020年の著しく顕著な地震前兆発生地域は、千葉県外房地域、長野県浅間山山麓地域、神奈川県相模湾沿岸部地域であった。

〇九十九里浜ラドン異常変動と地殻変動、特にスロースリップ
本観測点は、房総半島東方沖のスロースリップ発生地域内にある。
本観測点の観測開始時期は、2017/3/24ですが、その後、凡そ1年間は、大きな異常はなかった。
ところが、2018/6/10から異常変動が始まり、6/16には、613ベクレルの異常値。ちょうどその時期、6/3-6/30に、房総半島東方沖で8回目のスロースリップが観測された。
2018-2020年の3年間にラドン異常変動が継続した。

その後、2022/4/1から、再度、ラドン異常変動が継続している。
2024/2/22には、2627ベクレルのウルトラ異常濃度を観測した。
2/26には、房総半島東方沖で9回目のスロースリップが観測された。

房総半島東方沖で8回目、9回目のスロースリップが発生すると、その地殻変動に合わせて、大規模な九十九里浜ラドン異常変動が観測されている。

〇上記の観測結果や宏観異常現象をまとめると、大きな地殻変動が予想される地域は、
千葉県外房地域、長野県浅間山山麓地域、神奈川県相模湾沿岸部地域である。
この結果から考えられる想定地震は、大正関東巨大地震で未破壊の領域である相模トラフの房総半島南東沖巨大地震です。
次の図に、この地震による震度分布予測図を示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710465897-1087-730.jpg

神奈川県相模湾沿岸部地域や千葉県外房地域で震度6強から7の激しん揺れが予測されている。

大正関東大震災では、本震発生後、2日以内に13回のM6-M7の余震が関東のほぼ全域で発生している。

もし、相模トラフの房総半島南東沖巨大地震が発生すると、同様に、M6-M7クラスの大地震の余震が発生すると考えられる。

上記の長野県浅間山山麓地域の地震前兆地域とは、浅間山200km圏内とすると、ほぼ関東甲信越全域になりますが、その地域で、余震が発生するということになると考えられます。

No.10353 20240315報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月15日 (金) 04時02分 [返信]

20240313報告で、
「東北方面あるいは千葉県東方沖どちらかで強い地震が予想される」としましたが、
下記の地震が発生。ところが、今朝のデータを見ると、異常はまだ継続中ですので、後続の強い地震が予想されます。


●3/15福島県沖M5.8震度5弱
発生時刻 2024年03月15日 00時14分頃
震源地 福島県沖
最大震度 震度5弱
マグニチュード M5.8
深さ 約50km

https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/detail/2024/03/15/2024-03-15-00-14-44.html

No.10352 20240314報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月14日 (木) 12時13分 [返信]

千葉県群発地震で懸念される「関東大震災」誘発の可能性
https://smart-flash.jp/sociopolitics/277530/1/1/

smart FLASH 2024.03.14 06:00

上記の記事で、地震学者の方が、今回の房総沖スロースリップと誘発される巨大地震の可能性を述べています。
その中で、気になる点や防災に役立つ点を引用します。


東北大学災害科学国際研究所・遠田晋次教授

[まわりにしわ寄せがいくということは、プレート同士が強く固着し、大地震を起こす力を溜め込んだ場所にも、しわ寄せがいく可能性があります。
最悪、約100年前の関東大震災(M7.9)のような大地震を誘発する可能性もゼロとはいえません。
今後1カ月から2カ月程度は注意したほうがいいですね」

東北大学災害科学国際研究所・津波工学研究分野の今村文彦教授は、こう警鐘を鳴らす。

「入り口が狭い東京湾は、大きな津波が来ない、という“安全神話”がありますが、相模湾や房総半島周辺の海域で大きな地震が発生すると、規模は小さくても津波は湾内に確実に浸入してきます。
その場合、海抜ゼロメーター地域や河川域に被害が出る可能性がありますね。
多くの土地は地盤が高く、防潮堤もあるので簡単に都市部に波が入ってくることはないでしょうが、
たとえば、東京湾には大規模タンカーから小さな漁船まで多種多様な船舶があります。それが漂流して、陸地にぶつかる危険性があります」


都市ならではのリスクも多く存在する。

「耐震強化された防潮堤は限られているので、地震によって亀裂ができる可能性があります。
すると、そこから海水が浸入し、場合によっては地下鉄などの地下空間が“水没”するかもしれません。
さらに湾岸のタワーマンション周辺でも、排水溝などが海につながっているので、マンホールや地下の管路を通じて海水が逆流してくる、という懸念もありますね。
関東大震災では、東京湾の津波の被害の記録があまり残されていませんが、鎌倉や熱海、伊東では被害が大きく、トータルで200人以上が亡くなっています」


実際、千葉県が発表しているハザードマップでは、江戸時代の元禄地震や延宝(えんぽう)房総沖地震を参照すると、
ディズニーシーの沿岸に3m超の波が到達すると警告している……。

「荒川や江戸川、隅田川などは堤防がしっかりしているので、津波は川を逆流します。逆流して、小さな川に分岐するところで溢れ出し、その周囲で水害を引き起こします。最大限に見積もると、群馬県の館林あたりまでは逆流します」(高橋教授)

★★
私が予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

その最も大きな根拠は
本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点(以下、軽井沢)と千葉県九十九里浜観測点(以下九十九里浜)の大気中ラドン濃度の8年間(2017-2023年)のラドン異常変動

昨年の20230623報告です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1687480299-1133-720.jpg
九十九里浜観測点では、ラドン異常変動は、2008年から始まり、毎年、2023年までラドン異常変動が観測された。その異常変動期間は、5年半となった。
特に、2,022年からは、ほぼ連続的に、異常変動を観測している。
軽井沢観測点では、2,019年から3年間、異常変動を観測し、特に、2020年は、7000ベクレルを超えるような+20シグマを超えるような超ウルトラ変動を観測した。
九十九里浜観測点では、異常変動期間が、5年半となり、超巨大地震型の異常変動と判断された。九十九里浜のラドン異常変動期間5年半は、東日本大震災M9巨大地震前のその期間:3年間を大幅に超えていた。


ラドン異常のその後も凡そ9か月継続していますが、最近の観測値も含めて、近いうちに再度報告します。

No.10351 20240313報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月13日 (水) 12時03分 [返信]

【まとめ】
下記東北方面あるいは千葉県東方沖どちらかで強い地震が予想される

●東北方面:
1,3か月以上継続している北日本FM局地震エコーが3/12には、収束
2,本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
3/7にマイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。

3/17までに静岡市が有感地震となる地震が予想される。
東北方面又は下記の千葉県東方沖地震で静岡市まで有感となる強い地震の懸念

2,千葉県東方沖地震関連
本地震震源域近郊の地下県八街市観測点植物生体電位観測の3/12の異常

本サイト千葉県九十九里浜観測点の電波時計受信の05-1分ずれ

これらのことから、再度の強い千葉県東方沖地震が予想される。




【内容】
●東北方面:2/18報告続報
1,3か月以上継続している北日本FM局地震エコーが3/12には、収束

2,本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
3/7にマイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。

過去10年以上の観測結果から、3/7+10=3/17までに
静岡市が有感地震となる地震が予想される。

●千葉県東方沖地震関連
1,本地震震源域近郊の地下県八街市観測点

3/12:植物生体電位観測:モクレン 異常値

前回の異常値は、2/26 その3日後
2/29 千葉県東方沖 M4.9 最大震度4
3/13 千葉県東方沖 M5.2 最大震度4

2,本サイト千葉県九十九里浜観測点
3/12まで継続した電波時計の0.5-1分ずれ
3/13には、正常に戻る


これらのことから、再度の強い千葉県東方沖地震が予想される。

No.10350 20240311報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月11日 (月) 12時20分 [返信]

●東日本大震災から13年
2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は、
日本における観測史上最大の規模、1900年以降、世界でも4番目の規模、マグニチュード (Mw) 9.0を記録し、震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの広範囲に及んだ。

この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.0mにも上る大津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。

死者の数は宮城で9544人、岩手で4675人、福島で1614人など12都道府県で合わせて1万5900人です。
行方不明者の数は岩手、宮城などを中心に2520人です。

最近、 「私の夢まで、会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから 」 朝日文庫を読んでいます。
この 夢 の 記録 は、 夢 で 見 た 事柄 を 語り手語り手 と 聞き手 の 双方 が「 現実 に あっ た こと」 として 正確 に 記す 努力 をされた本です。

遺族の方の亡くなった人への深い思いが、感じられます。
そうして、皆さん、「死者とともに生きる」を実現されています。

自分もまた、お寺で、「般若心経」をよみ、光明真言を唱えて、亡くなった方をしのび、思い出して、供養できたらいいなと思います。

大震災から13年、M8クラスの巨大地震が近づいています。おそらく、4月の中旬から一か月以内の巨大地震発生だと思います。
読者の皆様が、強い揺れや巨大津波の防災の準備を重ねて、地震の被害を少しでも減らすようにしていただけたら幸いです。

自分も微力ながらお手伝いができれば幸いです。

No.10349 20240309報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月09日 (土) 15時13分 [返信]

【まとめ】
房総半島東方沖地震の震度分布予測図を示した。
千葉県半分ほどの地域が、震度5強。
残り半分が震度5弱が千葉県南部や千葉県北西部で予測されている。
震度6弱の地域はごく一部の予測だった。震度6強の予測はない。

ただ、現在も続いている千葉県スロースリップが、房総半島南東沖域に近づけば、
相模トラフの房総半島南東沖巨大地震が予測されます。
そうなれば、東京神奈川千葉で震度6強や震度7も予測されます。
また、タワマン上層階では、激しい長周期地震動も予測されています。

今後、どのように地震が推移していくかが大きなカギです。
房総半島南東沖域に、小さな地震でも集中してくれば、直ちに報告します。

【内容】
●スロースリップと巨大地震続報3
本日は房総半島東方沖地震の震度分布予測図です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709963727-728-634.jpg
平成19年度千葉県地震被害想定調査より抜粋して示した。

震度6強の予測はなく、震度6弱も八街市や茂原市のごく一部で予測されている。
千葉県半分ほどの地域が、震度5強が予測されている。
千葉県南部や千葉県北西部では、震度5弱が予測されている。



No.10348 20240307報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月07日 (木) 04時44分 [返信]

【まとめ】
スロースリップと巨大地震続報2です。わかりやすい報道のまとめ。
「通常時」は、海のプレートが沈み込むことで、陸のプレートも引きずり込まれて、常に「ひずみ」が蓄積されていく。この陸側のプレートの「ひずみ」が限界に達して一気に跳ね上がると、大地震となる。
今回千葉県東方沖で起こっている「ゆっくりすべり」は、ひずみが限界に達しているものの、一気に跳ね上がるのではなく、ゆっくり跳ね上がる現象が発生。
しかし、ゆっくり動くというの、陸側のプレート全部が動くのではなく、その中のごく一部がゆっくり動く。全体が動くと巨大地震になるが、ほんのわずかがずるずると滑っているイメージ。
これがおき、ゆっくりすべっていると、そこのひずみは解消するが、周りにストレスがたまってしまう。そうすると、もともと限界に達しいている地域のひずみが限界点を超えて、巨大地震が発生する。

千葉県は2016年、房総半島東方沖で発生が予想される巨大地震の被害想定を発表した。
震源はいすみ市沖約75キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は8・2と想定した
この地震により、県内で最大約5600人の死者が出るとしている。
特徴は、県沿岸部(特に外房地方)への津波の到達時間の短さです。

千葉県平成26・27年度千葉県地震被害想定調査報告書。この中の房総半島東方沖地震。概要。
津波影響開始時間は南房総市で最も早く、約6分で到達する。
また、最大水位についても南房総市で最も早く、16分で到達する。
被害の大きい地域の様相では、
勝浦市や御宿町では市街地で浸水深が2m以上となり、広い範囲で20分から25分で浸水をすると想定される。浸水が特に顕著である御宿町で全壊棟数910棟となる。
いすみ市も広範囲で浸水深が2m以上となり、勝浦市や御宿町よりも全範囲が浸水する。
この他勝浦市、いすみ市、一宮町、銚子市を中心として津波による建物被害が発生する。

これに対して旭市については、東日本大震災において甚大な被害をうけたものの、今回
の予測結果においては、堤防が機能するため市街地への浸水がなく、沿岸部にとどまると
いう結果になっている。
詳細は図表で示した。次回は、揺れについてです。

【内容】
●スロースリップと巨大地震続報2
〇この現象のわかりやすい報道。
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytd32aca07d9de4441864db1518fed0cb3

〇千葉県の被害想定
千葉県は2016年、房総半島東方沖で発生が予想される巨大地震の被害想定を発表した。
震源はいすみ市沖約75キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は8・2と想定した

この地震により、県内で最大約5600人の死者が出るとしている。
特徴は、県沿岸部への津波の到達時間の短さです。
銚子市には県内で最も高い8・8mの津波が地震発生後32分で到達する。
いすみ市や御宿町、勝浦市には、さらに早く、同約20分で7~8mの津波が来る。
人的被害を少なくできるかどうかは、避難行動の迅速さにかかっている。

〇千葉県平成26・27年度千葉県地震被害想定調査報告書からの抜粋引用
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/higaisoutei/2627houkokusho.html
この中の房総半島東方沖地震。
その中で津波被害の概要部分のみを抜粋引用します。

8.5津波浸水域予測結果の考察
1) 計算結果の概要
房総半島東方沖日本海溝沿い地震による津波浸水域について、堤防あり条件で計算した。
津波影響開始時間(津波高が±20cmの津波が到達する時間)は南房総市で最も早く、約6分で到達する。
また、最大水位に到達するのは南房総市で最も早く、16分で到達する。

(2) 被害の大きい地域の様相
勝浦市周辺では市街地で浸水深が2m以上となり、広い範囲で20分から25分で浸水をすると想定される。
御宿町についても同様に、広い範囲で浸水し、20分から25分で浸水をすると想定される。
いすみ市も広範囲で浸水深が2m以上となり、勝浦市や御宿町よりも全範囲が浸水する
までの時間がやや遅いものの、概ね似たような傾向がみられる。

これに対して旭市については、東日本大震災において甚大な被害をうけたものの、今回
の予測結果においては、堤防が機能するため市街地への浸水がなく、沿岸部にとどまると
いう結果になっている。

浸水が特に顕著である御宿町で全壊棟数910棟となり、この他勝浦市、いすみ市、一宮町、銚子市を中心として津波による建物被害が発生する。全県で想定される全壊棟数は2,900棟である。
〇津波到達時間:外房地方のみ
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709753453-623-814-872-345.jpg
〇津波の波高:外房地方のみ
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709753453-1146-790-305-44.jpg
〇津波による建物被害:千葉県全域
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709753453-623-814-872-345.jpg

さらに、首都直下地震の被害想定(津波浸水深/房総半島南東沖)について示しました。
右最上部のボタンopen in map viewerを押し、地図上の+ボタンを押し拡大。
さらに、地図上でドラッグして、気になる地域を見てください。

https://www.arcgis.com/home/item.html?id=447f39f8532b40a5b2213e5fb746a0d3


No.10345 20240305報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月05日 (火) 12時11分 [返信]

【まとめ】
スロースリップと巨大地震続報です。
東日本大震災。この地震の前に10年ほどかけて、震源付近で“スロースリップ”が進行して、大きな地震に至った。
房総沖では、41年間、断続的に、9回のスロースリップが発生した。
このスロースリップから誘発される房総沖巨大地震は、M7.9-M8.6の巨大地震が想定される房総半島南東沖地震です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709607552-1016-799.jpg
1923年の関東大震災では、地震規模はM=7・9ですので、それより大きな巨大地震と推察されます。
次回以降、上記房総半島南東沖地震震度分布や津波の文献を探して、報告します。
【内容】
●スロースリップと巨大地震続報
3/2報告で、スロースリップと巨大地震の関連性を報告しました。
その続報です。
https://www.fnn.jp/articles/-/666274

一部引用します。
東京大学 地震研究所・青木陽介准教授
「通常の地震は、たまった力が一気に解放されるので、揺れも大きくなりますので、被害も大きくなります。“スロースリップ”の場合は、1カ月くらいの時間をかけて、ゆっくりゆっくりと力が解放されているというのが特徴」

さらに、このスロースリップという現象は、東日本大震災の前にも起きていたという。

東京大学 地震研究所・青木陽介准教授「東日本大震災を引き起こしましたけど、この地震の前に10年ほどかけて、震源付近で“スロースリップ”が進行して、大きな地震に至ったということがあります」

青木准教授によると、千葉県内で起きているスロースリップが大地震を誘発する可能性は否定できないという。

★★
千葉県東方沖で、スロースリップが発生していることが分かった。

1983年、1990年、1996年、2002年、2007年、2011年、2014年、2018年、2024年の計9回、スロースリップが、41年間、断続的に、9回のスロースリップが発生したわけです。

東日本大震災では、この地震の前に10年ほどかけて、震源付近で“スロースリップ”が進行していたと上記の青木陽介准教授は、話していますが、房総沖では、41年間も“スロースリップが発生したわけです。

「千葉県内で起きているスロースリップが大地震を誘発する可能性は否定できない」わけです。
では、スロースリップから誘発される巨大地震で可能性が高いものを下記に示します。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709607552-1016-799.jpg

左側は、過去8回の房総沖スロースリップ震源域の図示です。
右側は、黄色で示されたM7.9-M8.6の巨大地震が想定される房総半島南東沖地震の想定震源域です。
左側の震源域と右側の黄色で囲まれた巨大地震震源域はほぼ重なっています。

No.10346 他の報道 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月06日 (水) 01時36分

わかりやすい他の報道を紹介します。

https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytd32aca07d9de4441864db1518fed0cb3

上記の一部を引用します。
Q.ゆっくり跳ね上がるところでは何が起こっているのでしょうか?
(京都大学・梅田康弘名誉教授)
「ゆっくり動くというのは、陸側のプレート全部が動くのではなく、その中のごく一部がゆっくり動いているのです。全体が動いてしまうと巨大地震になってしまいます。ほんのわずかな部分がずるずるっと滑っているイメージです」

Q.今回ゆっくりすべりが起こったのは、同じ場所なのでしょうか?別の場所なのでしょうか?
(梅田名誉教授)
「ほとんど同じ場所です。そういう性格のある場所なんです。固着しているところが大半なんですが、ごく一部そういう弱いところがあって、そこが繰り返しゆっくりずるずるすべるんです」

Q.なぜ弱い部分があるのですか?
(梅田名誉教授)
「流体というものがあって、流体が上がってくるとそれが潤滑油のようになって滑りやすくなるんです。
それが溜まってくると圧力が上がって、ずるずるずるっと滑るというメカニズムです。基本的には流体が入ると岩石が滑りやすくなるので、『横ずれ』でも『境界』でも『縦ずれ』でも同じように滑ります」

Q.千葉県東方沖というのは、もともとそういう特徴のあるところなのか?たまたまゆっくり滑ったのか?どちらなのですか?
(梅田名誉教授)
「そういう性格のある場所です。過去にも6回くらい2年ないし6年位で同じところで起こっています。これ自体は“ゆっくりすべり”で被害もないのですが、これが起こると周りにストレスを溜めてしまうのです。それが誘発地震を起こしてしまって、今回の地震活動になるんです」
“ゆっくりすべり”がきっかけで大地震が起こる可能性も…「周囲にストレスが溜まってしまう」

千葉県地震被害想定調査

 千葉県は2016年、3回にわたる地震被害を調査し最新の科学的知見を踏まえ、地震被害想定調査を公表しました。
房総半島の東方沖、深さ25キロを震源とするマグニチュード8.2の地震を想定した場合、主な被害は津波によるもので、最大の波の高さは8.8メートルの高さになり、死者数は最大5600人、建物被害も全壊が約2900棟などとなっています。

Q.今回の千葉東方沖地震は、首都直下地震を誘発するものでしょうか?
(梅田名誉教授)
「ちょっと難しいんですが、『千葉県東方沖』は海なので、首都直下からは外れています。ですが、3月2日に千葉県南東部のちょっと離れたところの陸地でマグニチュード5.0地震が起きました。これは直下地震に入るんです。
地震を誘発したのが“ゆっくりすべり”の周辺だけに止まっていれば良いのですが、離れたところに誘発し始めると直下型地震に繋がる恐れがあります」

No.10347 わかりやすい他の報道その2 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月06日 (水) 02時09分

https://www.asahi.com/articles/ASQ3773XJQ33UDCB00Q.html

千葉県は2016年、房総半島東方沖で発生が予想される巨大地震の被害想定を発表した。震源はいすみ市沖約75キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は8・2。この地震により、県内で最大約5600人の死者が出るとしている。

 特徴は、県沿岸部への津波の到達時間の短さだ。

 銚子市には県内で最も高い8・8メートルの津波が地震発生後32分で到達する。いすみ市や御宿町、勝浦市には、さらに早く、同約20分で7~8メートル級の津波が来る。

★★
上記で紹介されている千葉県の調査報告書
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/higaisoutei/2627houkokusho.html

この中で房総半島東方沖地震を見てください。

その中で津波被害の概要部分のみを引用します。
「「
1) 計算結果の概要
房総半島東方沖日本海溝沿い地震による津波浸水域について、堤防あり条件で計算した。
津波影響開始時間(津波高がに達する時間)は南房総市で最も早く、約6分で到達する

また、最大水位に到達するのは南房総市で最も早く、16分で到達する。

(2) 被害の大きい地域の様相
勝浦市周辺では市街地で浸水深が2m以上となり、広い範囲で20分から25分で浸水をすると想定される。

御宿町についても同様に、広い範囲で浸水し、20分から25分で浸水をすると想定される。

いすみ市も広範囲で浸水深が2m以上となり、勝浦市や御宿町よりも全範囲が浸水する
までの時間がやや遅いものの、概ね似たような傾向がみられる。

これに対して旭市については、東日本大震災において甚大な被害をうけたものの、今回
の予測結果においては、堤防が機能するため市街地への浸水がなく、沿岸部にとどまると
いう結果になっている。



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