図は、本サイト大元の日報で御覧ください。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html●フィリピン東方沖で8/31:12:47:UTC(日本時間同9時47分)、マグニチュード(M)7.6の大地震発生
1,概要
世界時:8/31:12:47(日本時間同21時47分)
フィリピン中部サマール島の東方沖96キロ。震源の深さは35キロ。
地震の規模は、M7.6。
2010/07/23 フィリピンミンダナオ島沖のM7.6以来のM7を超える大地震だった。
米ハワイの太平洋津波警報センターは、広範な地域に津波注意報を出したが、その後解除した。
震災に対し、心からお見舞い申し上げますとともに、他界された皆様のご冥福を、お寺で、お祈り申し上げます。
2,前兆
1,本サイト空の掲示板;大気重力波
◯2012年08月04日No.23077
フィリピンから南洋諸島の大気重力波の発生領域が大きいので警戒が必要
3つの震源が見られる。同時に、これだけ発生するのは久しぶりである。
スマトラ島北部近海
フィリピン南部近海
バヌアツからフィジー近海
◯2012年08月05日No.23098
昨日と同様にフィリピン南部沖に大気重力波が発生しています。
◯2012年08月06日No.23142
やはり、海外は、フィリピン南部沖のセレベス海周辺で大きな地震を予測されます。
このまま続けば、M7クラスが発生する可能性があります。
◯2012年08月13日No.23261
海外は、フィリピン南部のミンダナオ島沖で大気重力波が見られます。
◯2012年08月14日No.23276
海外は、レモンが危惧しています、フィリピン南部沖からパプアニューギニアからソロモン諸島からバヌアツにかけての現象雲が大きいです。
こちらも期間が長くなると大きな地震に発展しそうです。
★★
空の掲示板の検索ボックスで、「フィリピン」とタイプし、是非、上記の衛星画像を見てください。
M7を超えるような大きな地震では、何度も何度も大気重力波などの大きな前兆が約一ヶ月はみられます。
2,直前前兆
M8に近いような巨大地震になると、上記のように、長い期間前兆が発生しますので、いつ地震が発生するか、わかりにくい。
このようなときに、大いに役立つのが、電離層総電子数:TECです。
地震発生約4時間前の、NASA;GIM GPS/TECマップ、IPS電波宇宙予報サービスセンター提供のverticalTECマップ
同電離層F領域臨界周波数(foF2)マップを、図20120901_1に示した。
極めて明瞭です。TECやfoF2の異常が、震源域の西側に広がっています。
3,今後
今回の巨大地震、フィリピン海プレートで、日本とも繋がっています。過去の例で、説明します。
◯2010/07/23 フィリピンミンダナオ島沖のM7.6
約2ヶ月後の10月4日 宮古島近海M6.4が発生し、12月22日に父島近海で、M7.8の巨大地震
その三ヶ月後の東日本大震災と続いていきます。
◯2009/10/4 フィリピンミンダナオ島沖のM6.6
約2ヶ月後の12月17日頃~ 伊豆半島東方沖群発地震 最大M5.1最大震度5弱
2010年2月7日 石垣島近海M6.5、2010年2月27日 M7.2と続いていきました。
◯2004/10/8フィリピンミンドロ島のM6.5
一週間後の10/15 与那国島近海M6.6(最大震度5弱)
10/23新潟中越地方 M6.8 最大震度7
11/29釧路沖 M7.1 最大震度5強
★★
このように、すでに歪が蓄積された地域でのトリガー(引き金)になって、フィリピン海プレート周辺で、大きな地震が後続しています。
●南東北の日本海側から栃木県、新潟県の異変;その11
長野県北部観測点で、もぐりん潜行が8/29に続き、8/30、8/31も観察された。
新潟市観測点大気中ラドン濃度:8/27観測からは、ややリバウンド継続。8/29:20ベクレル,8/30:18ベクレル、8/31:22ベクレル。
まだ、収束せず、リバウンドの前兆が続いているようです。
◯本サイト空の掲示板;8/31;衛星画像解析:
1,空の掲示板23689:8月31日愛知西部の観測と衛星画像
衛星画像からは、北海道に分散したレンズ雲が見られます。
また、十勝沖にも点在するレンズ雲が見られ、その周りから吹き出すような雲が見られます。
注目されている瀬戸内海のさざ波雲とウナギ雲です。まだ力強さがない。未だ未だです
2,空の掲示板23694:8/31衛星画像
北海道東部が気になりました。瀬戸内海西部もやや気になります。
■特に気になる雲
・北海道東部の未完成さざ波雲
・十勝沖-釧路沖の筋状雲と断層状雲
★★
十勝沖周辺の現象は、昨日から続く。
最近では、初めて、瀬戸内にさざ波雲とウナギ雲が出現。
昨日報告の大きなラドン異変に対応する前兆と考えられる。
●2012/9/1要点;
サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
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●フィリピン東方沖で8/31:12:47:UTC(日本時間同9時47分)、マグニチュード(M)7.6の大地震発生
空の掲示板の検索ボックスで、「フィリピン」とタイプし、是非、上記の衛星画像を見てください。
M7を超えるような大きな地震では、何度も何度も大気重力波などの大きな前兆が約一ヶ月はみられます。今回もそうでした。
直前前兆としては、
M8に近いような巨大地震になると、上記のように、前兆期間が長く、いつ地震が発生するか、わかりにくい。
このようなときに、大いに役立つのが、電離層総電子数:TECです。
今回の巨大地震、フィリピン海プレートで、日本とも繋がっています。
過去例を丁寧に、調べると、フィリピンで大きな地震が発生した後、
その地震がすでに歪が蓄積された地域でのトリガー(引き金)になって、フィリピン海プレート周辺で、大きな地震が後続しています。