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No.10359 20240321報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月21日 (木) 14時04分 [返信]

●3/21 関東で強い地震発生
気象庁によりますと、21日午前9時8分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があり、栃木県下野市と埼玉県加須市で震度5弱の強い揺れを観測しました。

このほか、茨城県土浦市、群馬県館林市、千葉県野田市、さいたま市などで震度4を観測するなど、東北地方から中部地方の広い範囲で震度4から1を観測しました。この地震による津波はありませんでした。

気象庁によりますと、栃木県で震度5弱が観測されたのは2022年3月16日以来、埼玉県では2021年10月7日以来です。

★★
私も栃木県南部在住ですので、今回は震度5弱でした。
ただ、最近報告するように、巨大地震が迫っていますので、自分の家の防災の見直しは進めていますので、被害はありませんでした。
やはり、タンスや食器棚などのつっかえ棒による固定は必須ですね。

●今後
20240313報告や315報告で、
「東北方面あるいは千葉県東方沖どちらかで強い地震が予想される」としましたが、
下記の地震が発生。ところが、今朝のデータを見ると、異常はまだ継続中ですので、後続の強い地震が予想されます。
今回の地震も上記の強い地震に当たります。
ところが、まだ、北日本FM局の地震エコーが続いていて、
東北方面では、まだ、強い地震が予想されます。

関東については、
本サイト空の掲示板
https://bbs3.sekkaku.net/bbs/ikaseinoti/
3/16,3/17、3/18と3日間、房総半島南東沖で、前兆が顕著に出現した。
3/17に出現した房総半島南東沖の「無数の帯状雲」と房総半島南東沖巨大地震想定震源域を重ね合わせたのが、次の図です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710996901-1036-517.jpg

想定震源域と重なっています。無数の帯状雲は震源域を示す場合も多く、
少しずつ、房総半島南東沖巨大地震(大正関東地震で未破壊の領域を震源とした相模トラフ巨大地震)の可能性が高くなってきました。
ただ、房総半島南東沖での地震活動の異常な高まりはまだありません。

No.10358 20240320報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月20日 (水) 10時48分 [返信]

「首都直下地震」被害想定は?備えや対策は?まとめて紹介
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_24.html
NHK NEWS WEB 2023/12/12

数回に分けて、紹介します。
本日は、首都直下地震 助かるためのキーワード
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_16.html

●火災旋風
高さ200mを超える巨大な炎の渦が竜巻のように家屋や人を吹き飛ばし、街を焼き尽くす現象

火災旋風からどう身を守るか
火災旋風は未解明の部分も多く確実な対処法はないが、消防研究センターの篠原さんによると、過去の実例や証言をもとに、以下のような対策が考えられるという。

延焼中の地域には近づかない。延焼が大きいエリアは風速の強い大きな火災旋風が発生する危険が高い。
火災現場の「風下」側に行かない。※風の方角を知るには、火災で上がった煙の流れが手がかりになる。
接近にいち早く気づくには、土ぼこりや煙が空に巻き上げられて辺り一帯の空が暗くなる、津波や大雨のような轟音が聞こえる、といった予兆に注意する。
炎を含まない、黒煙状の火災旋風が近くまで来てしまったときは、鉄筋コンクリート造などの頑丈な建物に避難し、飛散物から身を守るために窓ガラスの側から離れる、あるいは頑丈な建物の物陰で身を小さくする。
また、自動車や物置、電柱などは飛散する可能性があるので近づかない。
竜巻からの避難と同様の対処法が有効ではないか。

●同時多発火災
専門家による心得
木密延焼の大惨事を防ぐには「初期消火」が効果的。「自分の目の高さよりも低い火」であれば消火器を使って自分たちの力で消すという判断もありうる。火が目の高さを超えたときは天井に燃え移って一気に火が広がる危険がある。その場合は地域ごとに自治体が指定している「広域避難場所」へ避難する。
避難のタイミングは、木造密集地域に住んでいるなら500メートル先に2本以上煙が立ち上がっていたら逃げるタイミングだと思うこと。
避難する際には家のブレーカーを落としておく。不在時に壊れた家電製品から出火しないようにするため。
さまざまなケースが起こりうることを想定して、自分なりの避難ルートを事前に考えておくことも大切。地震時にビル街にいる場合など延焼の危険性が低い地域にいる場合は、無理に動こうとせず、その場にとどまったほうが安全。

●群集雪崩
首都直下地震が起きた際、帰宅困難者は1都4県で800万人に達すると予測されています。そうした中、街にあふれる歩行者がなんらかのきっかけで引き起こす脅威…それが「群集雪崩」です。

地震発生時、外出先で群集雪崩を回避するための心得
駅には近づかない(駅は情報を求める人が集中しやすい)。特に高齢者や子ども連れは近づかない。
原則は「帰らない」。安全が確保できる場所で待つ。地震後3日間は会社や学校、一時滞在施設で待機するつもりでいること。
事前に家族と話し合い、家族の安否を確認する手段を確保しておく。家族と連絡がつけば職場や外出先から無理に帰らずに済むことがある。災害用伝言板やSNSなどの連絡手段を決めて訓練を。また、震災時は通信手段が一切使えなくなる可能性があることも話し合っておく。

●地震洪水
地震洪水とは、河川の堤防が、地震による揺れや液状化で致命的なダメージを受け、川の水が市街地に流れ出す現象をいいます。
「速やかな避難を」 ゼロメートル地帯で始まっている意識改革:江戸川区など


No.10357 20240319報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月19日 (火) 10時32分 [返信]

【まとめ】
東京湾周辺での津波や火災の防災
●概要
東京都では津波に備えて、想定される津波高より高い防潮堤がある。津波到達までに水門を閉めることができた場合、市街地で津波の被害はほとんどない見込みです。
ところが、何らかの理由により、水門が開放されていた場合は、津波によって浸水すると想定されます。
特に大田区の大森東や大森南周辺、品川区北品川、港区海岸1丁目、中央区の勝どき・月島・佃、江東区の運河沿い、江戸川区中葛西のあたりは注意。
近隣の方は、水門が閉鎖されたことを確認願います。

●地下鉄地下街への津波の浸水
地震によって防潮堤に亀裂ができる可能性はある。そこから海水が浸入し、場合によっては地下鉄や地下街などの地下空間が“水没”する。
特に注意が必要な地域
東西線の門前仲町駅、半蔵門線の清澄白河駅、JR京葉線が東京駅に向かって地下にもぐる周辺、有楽町線の新木場駅周辺
東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、
湾奥の東京到達まで1時間ありますから、あわてずに、地下から表に出ましょう。
携帯用のラジオを持参ください。携帯電話は、地震発生後は、つながらなくなります。

●津波の河川の逆流
荒川や江戸川、隅田川などは堤防がしっかりしているので、津波は川を逆流します。逆流して、小さな川に分岐するところで溢れ出し、その周囲で水害を引き起こす。
湾岸のタワーマンション周辺でも、排水溝などが海につながっているので、マンホールや地下の管路を通じて海水が逆流してくる、という恐れもある。

●東京湾での火災など
千葉、神奈川県の石油コンビナートでは、激しい揺れで石油タンクが破損し、火災の危険性があると、認識しておいてください。
東京湾には大規模タンカーから小さな漁船まで多種多様な船舶があります。それが漂流して、陸地にぶつかる危険性はある。

●千葉外房以外に南関東で津波避難訓練が必須な場所
内房の館山から上総湊周辺、
三浦半島の間口港から浦賀に至る一帯、
過去に比較的波高が高い津波が襲った横浜
津波ハザードマップによる避難訓練が必須だと思われます。

【内容】
●東京都での津波
1,概要:元禄型関東地震想定
品川区2.6m、江東区2.6m、中央区2.5m、港区2.5m、大田区2.3m、江戸川区2.1m
だいたい最大津波高は2.7mくらいになると見込まれています

地震が発生してから津波が到達するまでの時間。想定最大波高の到達時間は、元禄型関東地震では最短2時間20分程度と予想されている。

東京都では津波に備えて、上で記載されている津波高より高い防潮堤をつくっておりますので、津波到達までに水門を閉めることができた場合、市街地で津波の被害はほとんどない見込みです。

ところが、何らかの理由により、水門が開放されていた場合は、海沿いの市街地の一部が津波によって浸水すると想定されています。

特に大田区の大森東や大森南周辺、品川区北品川、港区海岸1丁目、中央区の勝どき・月島・佃、江東区の運河沿い、江戸川区中葛西のあたりで浸水する想定となっております。

近くの方は、水門が閉鎖されたことを確認願います。

湾奥の東京周辺で、特に注意が必要な地域
(1)江東デルタ地区(2)品川駅周辺(3)大田区糀谷地区の3カ所

2,地下鉄地下街への津波の浸水
地震によって防潮堤に亀裂ができる可能性があります。
すると、そこから海水が浸入し、場合によっては地下鉄や地下街などの地下空間が“水没”するかもしれません。

特に注意が必要な地域
東西線の門前仲町駅、半蔵門線の清澄白河駅、JR京葉線が東京駅に向かって地下にもぐる周辺、有楽町線の新木場駅周辺

東京湾口に津波が到達したというニュースを知って、
湾奥の東京到達まで1時間ありますから、あわてずに、地下から表に出ましょう。携帯用のラジオを持参ください。携帯電話は、地震発生後は、つながらなくなります。

3,津波の河川の逆流
荒川や江戸川、隅田川などは堤防がしっかりしているので、津波は川を逆流します。逆流して、小さな川に分岐するところで溢れ出し、その周囲で水害を引き起こす。

湾岸のタワーマンション周辺でも、排水溝などが海につながっているので、マンホールや地下の管路を通じて海水が逆流してくる、という恐れもある。

4,東京湾での火災など
千葉、神奈川県の石油コンビナートでは、石油タンクの破損により、火災の危険性があると、認識しておいてください。

東京湾には大規模タンカーから小さな漁船まで多種多様な船舶があります。それが漂流して、陸地にぶつかる危険性があります

5,千葉外房以外に南関東で津波避難訓練が必須な場所
内房の館山から上総湊周辺、
三浦半島の間口港から浦賀に至る一帯、
過去に比較的波高が高い津波が襲った横浜

津波ハザードマップによる避難訓練が必須だと思われます。

※東京23区の津波危険度の詳細
https://hudousan-kounyu.com/hazardmap/tokyo/tsunami

No.10356 20240317報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月17日 (日) 11時35分 [返信]

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

巨大地震発生時期を凡そ4月中旬から一か月以内と予想していますので、下記5項目の直前前兆観測モニタリングに切り替えていきます。
1,本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度異常変動の収束

2,Jwave(東京81.3MHz)東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルートウルトラ伝搬異常の収束

3,日本周辺上空の電離.層全電子密度(TEC) :日本時15時または15時半の異常収束

4,首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常

5,植物生体電位観測異常変動

6,大気中イオン濃度観測の異常

以上の6項目です。

今のところ、6項目で大きな動きはない。
地震発生時期は上記の予想で変わらず。

今のところ、この直前前兆モニタリングの頻度は、5日に1回程度とします。

皆様は、猛烈な揺れ(最悪震度6強から震度7)、長周期地震動(長周期地震動階級3から4)、巨大な津波に対する防災を進めてください。


No.10355 20240316報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月16日 (土) 10時52分 [返信]

●房総半島南東沖巨大地震想定その2
1,長周期地震動
緊急地震速報の発表基準に長周期地震動階級を追加されました。
令和5年2月1日より、発表基準に長周期地震動階級の予想値を追加して提供することとし、長周期地震動階級3以上を予想した場合でも、緊急地震速報(警報)が発表されます。

2,長周期地震動階級3,4とは
https://www.data.jma.go.jp/eew/data/ltpgm_explain/about_level.html

長周期地震動階級3
立っていることが困難になる
キャスター付什器が大きく動く、
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れる

長周期地震動階級4
立っていることができず、這わないと動くことができない
キャスター付什器が大きく動き、転倒するものがある
家具の大半が移動し、倒れるものもある

3,房総半島南東沖巨大地震:長周期地震動想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-680-727.jpg

房総半島南東沖地震は、Gタイプに近い。階級4の長周期地震動が南関東に広く予想されている。タワマンの高層階の皆様は、防災対策をお勧めします。

4,房総半島南東沖巨大地震:津波波高想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-982-717-593-791.jpg

この図は、一番上に、宮城県から神奈川県、静岡県までの海岸線を示し、その海岸性の都市ごとに、示しています。外房地域で8-10mの千波が予想され、相模湾や静岡県でも、3mの波高の津波が予想されています。


さらに、首都直下地震の被害想定(津波浸水深/房総半島南東沖)について示しました。
右最上部のボタンopen in map viewerを押し、地図上の+ボタンを押し拡大。
さらに、地図上でドラッグして、気になる地域を見てください。

https://www.arcgis.com/home/item.html?id=447f39f8532b40a5b2213e5fb746a0d3

●専門家は「以前と違う状態」と…発生すれば東京壊滅!
日本に迫る「首都直下型地震」の不気味な足音
FRIDAY digital 3/16 AM8
https://friday.kodansha.co.jp/article/363759

FLASHに続き、FRAIDAYも首都直下型地震を記事として示した。
一部引用抜粋します。
元東京大学地震研究所准教授で、深田地質研究所客員研究員の都司嘉宣(つじよしのぶ)氏が語る。
「ここまで地震が続発するということは、地下で何か大きなことが起きているのでしょう。以前とは違う状態です。巨大な地震の予兆である可能性はありえます」

「震源が、さらに南東に移動したら要注意です。首都直下型地震を起こす相模トラフや日本海溝、伊豆・小笠原海溝の三重会合点を刺激することになりますから」

市民防災研究所理事・特別研究員の坂口隆夫氏が警鐘を鳴らす。

「内閣府の想定では全壊または焼失する建物は最大61万棟、死者は2万3000人とされますが、はたしてその程度ですむのか疑問です。能登半島地震でも、想定以上の被害が出ていますから」

恐ろしいのは、電化製品やガスコンロなどから発生する大規模な市街地火災だ。木造住宅の多い下町だけでなく、山手地区も楽観視できない。坂口氏が続ける。

「都は23区内で52ヵ所の木造建築密集地を指定していますが、環状7号線内の大田区や品川区内にも点在しています。消防車がなかなか入ることができない細い道路も多く、延焼が拡大する危険性がある。地震に強いと思われるタワーマンションも注意が必要です。高層階になればなるほど揺れが激しくなり、家具類の転倒、落下が相次ぐでしょう」

政府の想定では高さ最大3mの津波も発生し、都心の地下街や地下鉄が水没。首都圏の広大な範囲で浸水するという。

No.10354 20240315報告その2 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月15日 (金) 12時18分 [返信]

【まとめ】
本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度異常変動(以下、九十九里浜ラドン異常変動)は、2018年から6年以上継続中。
九十九里ラドン異常変動期間は、超巨大地震東日本大震災前ラドン異常変動期間の倍以上となり、今回のラドン前兆による地震は、巨大地震であると判断した。

2020年の著しく顕著な地震前兆発生地域は、千葉県外房地域、長野県浅間山山麓地域、神奈川県相模湾沿岸部地域であった。

房総半島東方沖で8回目、9回目のスロースリップが発生すると、その地殻変動に合わせて、大規模な九十九里浜ラドン異常変動が観測されている。

この結果から考えられる想定地震は、大正関東巨大地震で未破壊の領域である相模トラフの房総半島南東沖巨大地震です。

次の図に、この地震による震度分布予測図を示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710465897-1087-730.jpg

神奈川県相模湾沿岸部地域や千葉県外房地域で震度6強から7の激しん揺れが予測されている。

大正関東大震災では、本震発生後、2日以内に13回のM6-M7の余震が関東のほぼ全域で発生している。

もし、相模トラフの房総半島南東沖巨大地震が発生すると、同様に、M6-M7クラスの大地震の余震が発生すると考えられる。

上記の長野県浅間山山麓地域の地震前兆地域とは、浅間山200km圏内とすると、ほぼ関東甲信越全域になりますが、その地域で、余震が発生するということになると考えられます。

【内容】
3/14報告:東北大学の遠田晋次教授
「まわりにしわ寄せがいくということは、プレート同士が強く固着し、大地震を起こす力を溜め込んだ場所にも、しわ寄せがいく可能性があります。最悪、約100年前の関東大震災(M7.9)のような大地震を誘発する可能性もゼロとはいえません。」
この報道を受けて、再度、自分たちの前兆データを見直した

〇ラドン濃度上昇と地震前兆
ラドンは、地殻に含まれる放射性物質です。地震に先立って、地殻に力が加わり、割れ目が発達すると、隙間を通って、地表へ放出されます。
地下水中ラドン濃度や地下水湧水量の変化は,観測地点の局所的な地殻歪を反映しているのに対し,大気中ラドン濃度変化は,ある程度広範囲の平均的な地殻歪変化を反映しているとされている。

〇2018-2024年の大気中ラドン濃度異常変動
本サイト千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度異常変動(以下、九十九里浜ラドン異常変動)は、2018年から始まり、2024年までその異常変動が観測され続けている。その異常変動期間は、6年以上となった。

M9.の地震規模で超巨大地震である東北地方太平洋沖地震前の福島市で観測された大気中ラドン濃度異常変動(以下、超巨大地震前ラドン異常変動)は、3年間であった。

九十九里ラドン異常変動期間は、超巨大地震前ラドン異常変動期間の倍以上となり、今回のラドン前兆による地震は、巨大地震であると判断した。

〇超巨大地震前ラドン異常変動の図示
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1687324511-735-557-756-264.jpg

〇九十九里浜ラドン異常変動と本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点大気中ラドン濃度異常変動(以下、軽井沢ラドン異常変動)の図示
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710444367-1210-780.jpg

〇2020年の大規模地震前兆
軽井沢ラドン異常変動は、2,019年から3年間継続した。
特に、2020年は、2020/7/27に7007ベクレルを観測し、+20シグマを超えるような超ウルトラ変動で、想像をはるかに超えた異常変動だった。

九十九里浜ラドン異常変動も観測期間7年半の中で最大のラドン濃度だった。2020/9/29に3262ベクレルを観測した。

2020年は、大気中ラドンのみならず、大気の異常(異臭)を神奈川県で観測した。2022年までその異臭報告は継続した。
また、神奈川県横浜市では2021年2月から5月まで、横浜市観測磁力の低下現象観測で磁力低下が顕著だった。

上記のように、2020年の著しく顕著な地震前兆発生地域は、千葉県外房地域、長野県浅間山山麓地域、神奈川県相模湾沿岸部地域であった。

〇九十九里浜ラドン異常変動と地殻変動、特にスロースリップ
本観測点は、房総半島東方沖のスロースリップ発生地域内にある。
本観測点の観測開始時期は、2017/3/24ですが、その後、凡そ1年間は、大きな異常はなかった。
ところが、2018/6/10から異常変動が始まり、6/16には、613ベクレルの異常値。ちょうどその時期、6/3-6/30に、房総半島東方沖で8回目のスロースリップが観測された。
2018-2020年の3年間にラドン異常変動が継続した。

その後、2022/4/1から、再度、ラドン異常変動が継続している。
2024/2/22には、2627ベクレルのウルトラ異常濃度を観測した。
2/26には、房総半島東方沖で9回目のスロースリップが観測された。

房総半島東方沖で8回目、9回目のスロースリップが発生すると、その地殻変動に合わせて、大規模な九十九里浜ラドン異常変動が観測されている。

〇上記の観測結果や宏観異常現象をまとめると、大きな地殻変動が予想される地域は、
千葉県外房地域、長野県浅間山山麓地域、神奈川県相模湾沿岸部地域である。
この結果から考えられる想定地震は、大正関東巨大地震で未破壊の領域である相模トラフの房総半島南東沖巨大地震です。
次の図に、この地震による震度分布予測図を示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710465897-1087-730.jpg

神奈川県相模湾沿岸部地域や千葉県外房地域で震度6強から7の激しん揺れが予測されている。

大正関東大震災では、本震発生後、2日以内に13回のM6-M7の余震が関東のほぼ全域で発生している。

もし、相模トラフの房総半島南東沖巨大地震が発生すると、同様に、M6-M7クラスの大地震の余震が発生すると考えられる。

上記の長野県浅間山山麓地域の地震前兆地域とは、浅間山200km圏内とすると、ほぼ関東甲信越全域になりますが、その地域で、余震が発生するということになると考えられます。

No.10353 20240315報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月15日 (金) 04時02分 [返信]

20240313報告で、
「東北方面あるいは千葉県東方沖どちらかで強い地震が予想される」としましたが、
下記の地震が発生。ところが、今朝のデータを見ると、異常はまだ継続中ですので、後続の強い地震が予想されます。


●3/15福島県沖M5.8震度5弱
発生時刻 2024年03月15日 00時14分頃
震源地 福島県沖
最大震度 震度5弱
マグニチュード M5.8
深さ 約50km

https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/detail/2024/03/15/2024-03-15-00-14-44.html

No.10352 20240314報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月14日 (木) 12時13分 [返信]

千葉県群発地震で懸念される「関東大震災」誘発の可能性
https://smart-flash.jp/sociopolitics/277530/1/1/

smart FLASH 2024.03.14 06:00

上記の記事で、地震学者の方が、今回の房総沖スロースリップと誘発される巨大地震の可能性を述べています。
その中で、気になる点や防災に役立つ点を引用します。


東北大学災害科学国際研究所・遠田晋次教授

[まわりにしわ寄せがいくということは、プレート同士が強く固着し、大地震を起こす力を溜め込んだ場所にも、しわ寄せがいく可能性があります。
最悪、約100年前の関東大震災(M7.9)のような大地震を誘発する可能性もゼロとはいえません。
今後1カ月から2カ月程度は注意したほうがいいですね」

東北大学災害科学国際研究所・津波工学研究分野の今村文彦教授は、こう警鐘を鳴らす。

「入り口が狭い東京湾は、大きな津波が来ない、という“安全神話”がありますが、相模湾や房総半島周辺の海域で大きな地震が発生すると、規模は小さくても津波は湾内に確実に浸入してきます。
その場合、海抜ゼロメーター地域や河川域に被害が出る可能性がありますね。
多くの土地は地盤が高く、防潮堤もあるので簡単に都市部に波が入ってくることはないでしょうが、
たとえば、東京湾には大規模タンカーから小さな漁船まで多種多様な船舶があります。それが漂流して、陸地にぶつかる危険性があります」


都市ならではのリスクも多く存在する。

「耐震強化された防潮堤は限られているので、地震によって亀裂ができる可能性があります。
すると、そこから海水が浸入し、場合によっては地下鉄などの地下空間が“水没”するかもしれません。
さらに湾岸のタワーマンション周辺でも、排水溝などが海につながっているので、マンホールや地下の管路を通じて海水が逆流してくる、という懸念もありますね。
関東大震災では、東京湾の津波の被害の記録があまり残されていませんが、鎌倉や熱海、伊東では被害が大きく、トータルで200人以上が亡くなっています」


実際、千葉県が発表しているハザードマップでは、江戸時代の元禄地震や延宝(えんぽう)房総沖地震を参照すると、
ディズニーシーの沿岸に3m超の波が到達すると警告している……。

「荒川や江戸川、隅田川などは堤防がしっかりしているので、津波は川を逆流します。逆流して、小さな川に分岐するところで溢れ出し、その周囲で水害を引き起こします。最大限に見積もると、群馬県の館林あたりまでは逆流します」(高橋教授)

★★
私が予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

その最も大きな根拠は
本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点(以下、軽井沢)と千葉県九十九里浜観測点(以下九十九里浜)の大気中ラドン濃度の8年間(2017-2023年)のラドン異常変動

昨年の20230623報告です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1687480299-1133-720.jpg
九十九里浜観測点では、ラドン異常変動は、2008年から始まり、毎年、2023年までラドン異常変動が観測された。その異常変動期間は、5年半となった。
特に、2,022年からは、ほぼ連続的に、異常変動を観測している。
軽井沢観測点では、2,019年から3年間、異常変動を観測し、特に、2020年は、7000ベクレルを超えるような+20シグマを超えるような超ウルトラ変動を観測した。
九十九里浜観測点では、異常変動期間が、5年半となり、超巨大地震型の異常変動と判断された。九十九里浜のラドン異常変動期間5年半は、東日本大震災M9巨大地震前のその期間:3年間を大幅に超えていた。


ラドン異常のその後も凡そ9か月継続していますが、最近の観測値も含めて、近いうちに再度報告します。

No.10351 20240313報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月13日 (水) 12時03分 [返信]

【まとめ】
下記東北方面あるいは千葉県東方沖どちらかで強い地震が予想される

●東北方面:
1,3か月以上継続している北日本FM局地震エコーが3/12には、収束
2,本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
3/7にマイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。

3/17までに静岡市が有感地震となる地震が予想される。
東北方面又は下記の千葉県東方沖地震で静岡市まで有感となる強い地震の懸念

2,千葉県東方沖地震関連
本地震震源域近郊の地下県八街市観測点植物生体電位観測の3/12の異常

本サイト千葉県九十九里浜観測点の電波時計受信の05-1分ずれ

これらのことから、再度の強い千葉県東方沖地震が予想される。




【内容】
●東北方面:2/18報告続報
1,3か月以上継続している北日本FM局地震エコーが3/12には、収束

2,本サイト静岡市観測点で、大気中イオン濃度観測で
3/7にマイナスイオン濃度がプラスイオン濃度を上回る逆転現象が発生。

過去10年以上の観測結果から、3/7+10=3/17までに
静岡市が有感地震となる地震が予想される。

●千葉県東方沖地震関連
1,本地震震源域近郊の地下県八街市観測点

3/12:植物生体電位観測:モクレン 異常値

前回の異常値は、2/26 その3日後
2/29 千葉県東方沖 M4.9 最大震度4
3/13 千葉県東方沖 M5.2 最大震度4

2,本サイト千葉県九十九里浜観測点
3/12まで継続した電波時計の0.5-1分ずれ
3/13には、正常に戻る


これらのことから、再度の強い千葉県東方沖地震が予想される。

No.10350 20240311報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月11日 (月) 12時20分 [返信]

●東日本大震災から13年
2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は、
日本における観測史上最大の規模、1900年以降、世界でも4番目の規模、マグニチュード (Mw) 9.0を記録し、震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの広範囲に及んだ。

この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.0mにも上る大津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。

死者の数は宮城で9544人、岩手で4675人、福島で1614人など12都道府県で合わせて1万5900人です。
行方不明者の数は岩手、宮城などを中心に2520人です。

最近、 「私の夢まで、会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから 」 朝日文庫を読んでいます。
この 夢 の 記録 は、 夢 で 見 た 事柄 を 語り手語り手 と 聞き手 の 双方 が「 現実 に あっ た こと」 として 正確 に 記す 努力 をされた本です。

遺族の方の亡くなった人への深い思いが、感じられます。
そうして、皆さん、「死者とともに生きる」を実現されています。

自分もまた、お寺で、「般若心経」をよみ、光明真言を唱えて、亡くなった方をしのび、思い出して、供養できたらいいなと思います。

大震災から13年、M8クラスの巨大地震が近づいています。おそらく、4月の中旬から一か月以内の巨大地震発生だと思います。
読者の皆様が、強い揺れや巨大津波の防災の準備を重ねて、地震の被害を少しでも減らすようにしていただけたら幸いです。

自分も微力ながらお手伝いができれば幸いです。



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