●予想する巨大地震の震源域と揺れと津波:20240614報告続報
M9.2クラスの超巨大地震(あるいはM8クラスの複数巨大地震)が6-7月に
関東の南方沖で発生と予想しました。
◎震源域の候補
今回は震源域を可能性が高い順に、候補1-7に示しました。次の図です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1748042686-1101-708.jpg〇候補1:房総半島沖プレート三重点
フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域の破壊
凡そ1000年前に房総半島沖で発生した巨大地震の再来。
2021年の外房の痕跡調査で、九十九里浜地域を大きく浸水させる津波が発生することがわかった。九十九里浜地域は、地殻変動で大きく沈降し、津波の浸水範囲が広がった。
これらの結果から想定されることは、震度6-7クラスの揺れと南関東を主に襲う巨大津波です。
〇候補2:房総半島沖の巨大活断層
2012年発見された長大な活断層。長さ160kmと300kmの2つの活断層
一度にそれぞれの断層が動けば、M8-M9の地震を起こす可能性があると報告される。
〇候補3:八丈島沖プレート間地震あるいはアウターライズ地震
1972年12月4日八丈島東方沖地震Mw7.4が発生。八丈島で最大震度6、東京で震度4を記録した。この地震で、東京都新宿区に建設されたばかりの超高層ビル、京王プラザホテル(47階建)では44階のレストランでは高層ビル特有の長周期地震動が発生して客などが一時騒然となった。
〇候補4:鳥島沖プレート間地震あるいはアウターライズ地震
鳥島沖プレート間地震で、Mw8.4の巨大地震が発生すれば、外房から九州太平洋側まで巨大津波が襲来するとシミュレーションされている。津波地震
〇候補5:千葉県東方沖地震
1912年M6.2、1950年M6.3、1987年M6.7と一定間隔(37-38年周期)で大地震発生。
次は、2024年または2025年
千葉県半分ほどの地域が、震度5強。残り半分で震度5弱。震度6弱の地域はごく一部の予測だった。東京では、震度5弱程度
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709963727-728-634.jpg※平成19年度千葉県地震被害想定調査
〇津波
この地震により、県内で最大約5600人の死者が出るとしている。
特徴は、県沿岸部への津波の到達時間の短さです。
銚子市には県内で最も高い8・8mの津波が地震発生後32分で到達する。いすみ市や御宿町、勝浦市には、さらに早く、同約20分で7~8mの津波が来る。
〇候補6;房総半島南東沖地震
相模トラフで発生した大正関東大震災の割れ残り:房総半島南東沖地震
候補1と同じく、震度6-7クラスの揺れと南関東を主に襲う巨大津波
〇候補7:延宝房総沖地震タイプの地震
典型的な津波地震。揺れは震度2-3程度。外房と茨城福島で巨大津波。
明日は、3つの異なるタイプの巨大津波について、候補その1とその4とその7について
報告します。